ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

久々のイベント出張です

2013-02-25 20:34:28 | イベント

こんにちは、エルネスト・ナザレーです。嘘です!

(後が続かない・・・)

さて。

3/17(日)の午後、名古屋のブラジル音楽ファンの皆さんはご都合いかがでしょうかー?!

前回1月にめでたくシリーズ第1回を開催しましたイベント「魔法じかけの言葉」ですが、この度またもめでたく第2回の開催が決定しました!(クラッカーパンパン)。

しかもゲストに中原仁さんをお迎えしてのカエターノ・ヴェローゾ特集!
最近ますますトンガリ度を増してきたNARCOの演奏ももちろんアリ。
フードサービスにはなんとバイーア郷土料理のムケッカが登場!かの伝説の名店「サルバドール」のシェフ・エルクラーノ氏直伝のレシピによる絶品ムケッカをご提供します。
ああ、音楽と飲み食い。素晴らしきかなブラジル文化。

サンバタウンはドリンク&物販担当で参戦致します。うーん、久々のイベント出張!楽しみです。
というわけで、3/17(日)は円頓寺本店の方は申し訳ございませんがお休みをいただきます。できれば皆さん、新栄パルルに来て来て!

NARCO presents
魔法じかけの言葉 vol.2
出演:
中原 仁
NARCO + イケダユウスケ + O.Z.
Zezi & Eriya (DRINK & FOOD)
パルル住民900円 予約1,200円 当日1,400円
※飲食代別途
2013年3月17日(日)
14時30分開場 15時開演 (18時終了予定)
会場: parlwr(パルル) 名古屋市中区新栄2-2-19
ご予約・お問い合わせ narcojp@gmail.com
080-3286-9800(NARCO)
※サンバタウンでもご予約を承ります




魔法じかけの言葉
イベントタイトルは
”ブラジル音楽ほど素敵な歌詞はない~魔法じかけの言葉~ PALAVRA (EN)CANTADA”
というドキュメンタリー映画からとりました。

「言葉」と「ブラジル」を軸に展開する 音楽×culture イベント

ブラジル音楽の魅力。それは歌詞も大きな要素を占めます。
そんな詞の意味や背景を考えながら曲を聴いたり、
アートや音楽や色んなまつわる話をゲストスピーカーに聞いたり、
美味しい飲み物や食べ物を食べたり、
ライブやインスタレーションを観たりするイベントです。

第二回目は、東京から 中原仁さん (blog.livedoor.jp/artenia) をゲストにお招きし、「カエターノ・ヴェローゾ」についてお話していただきます。
70歳を迎え、なお刺激的な活動を続けている、現在進行形のミュージシャン、カエターノ。秘蔵映像、エピソードなどを交え、過去から現在までをご紹介!

今回のフードは、カエターノの故郷ブラジル北東部バイーア州の伝統料理、ムケッカなどをエリヤシェフに用意していただきます。昼下がりなので、軽食スタイルで。
SAMBATOWN (sambatown.jp) 特製のお酒やマテ茶と共にお楽しみ下さい。

私達、ナルコ (narco-jp.seesaa.net) は、イケダユウスケ (tigerMos / うんにょろず) 、パーカッションにO.Z.を迎え、スペシャル編成のライブをお送りします。

【中原 仁(JIN NAKAHARA)】
音楽・放送プロデューサー/選曲家。
ブラジルでの取材やCD制作、コンサート企画、ステージ演出、ライター、DJ、MC、カルチャーセンター講師など、活動は多岐に渡る。25年続くJ-WAVEの人気番組「SAÚDE! SAUDADE….」のプロデュース/選曲、編書『ブラジリアン・ミュージック』『ブラジリアン・ミュージック2001』など。
2011年モレーノ・ヴェローゾ・ソロツアー、カエターノ・ヴェローゾ生誕70年記念コレクション(全13タイトル)、最新作『ABRAÇAÇO(アブラサッソ)』のライナーノーツも!


是が非でも!!

ものすごいセール

2013-02-19 21:10:54 | 弦楽器

こんばんは、マーティン・ルーサー・キングです。嘘です!
ワタシには夢があります。いかなる夢か。それは秘密です!

さて、のっけから何を言ってるのかわからないサンバタウン店主ですが、今回はセールのお知らせ。しかも弦楽器です。

単刀直入に申し上げますと、2/20(水)0:00より、2/28(木)24:00までの9日間におきまして、Di Giorgioのヴィオラォンを全て半額にて大放出セール致します!
また、サンバタウンのセールって案外人目につくのが遅いという毎度の傾向がありますので、いわゆる「後になって気がついた」というお客さまのために、敗者復活戦よろしく二段構えの陣として、3/1(金)~3/10(日)の10日間につき、同社商品を30%OFF価格にてご提供させていただきます。
併せてMATER弦楽器の在庫(7弦ギターおよびヴィオラ・カイピーラの2台)につきましては、2/20(木)~3/10(日)の期間、20%割引セールと致します。

ボサノヴァギターにチャレンジしてみようかとかねてから考えておられた方にはまたとないチャンス。そして前々からDi Giorgioのヴィオラォンにご興味のあった方は是非この機会をお見逃しなく。

なんでまたそんな太っ腹というかハチャメチャなセールを打つのか?!
事情お察し下さいませ(笑)。

まもなくセール開始でございます。皆様何卒よしなに!

そういえばコレよコレコレコレ

2013-02-15 16:34:08 | ライヴ

こんにちは、沖田そうじです。嘘です!キャ~~~ッ!!
どうもワタシの笑いのツボというのは、漫画「マカロニほうれん荘」にかなり影響を受けた部分があるんではないかと今にして思うことがあります。

そんな秋田書店ヨイショな店主の少年時代の思い出などはどうでもいいとして、今回は久々にブラジル人の来日情報でございます。
来ますよ来ますよ、マルシオ・ファラコが遂に。これサンバタウン店主として超絶にオススメしておきます。
いいですか、ワタシはちゃあんとオススメしましたからね。オススメした以上、行かずに後悔しても弊店には責任ございませんからね。ってどこのコンビニの液晶タッチパネルだよ。

さて、このマルシオ・ファラコ。
元々はブラジル南部リオ・グランヂ・ド・スル州出身なんですが、92年におフランスはパリに渡り、ミュージシャンとしてのキャリアを重ねています。フランスは元々ブラジル音楽の人気が絶大な国なのですが、ご他聞に漏れずやはりボサノヴァあたりが人気を博しており(このへん日本と似てますね)、クレモンティーヌの「クーラー・カフェ」なる名盤(聴いたことないけど)にも参加。確かにこうやって部屋で軽く弾き語りなんかしてても抜群に上手いのがよくわかります。フレンチ・ボッサの要素はふんだんに湛えてそうですので、はじめての方にも安心してお楽しみいただけます。何の商品説明ですか。

そんなことより(語調強める)、店主がここで有権者の皆さんに訴えたいのは、マルシオ本人の卓越したミュージシャンシップ、そして彼自身から滲み出るブラジル人ならではの音楽性なのであります。
このマルシオ・ファラコなる男にサンバタウンとして注目し始めたのは、ビスコイト・フィーノより2003年にリリースされた "Interior"という作品から。冒頭曲を包むアンニュイな空気、甘く切ない歌声とヴィオラォンの音色。そしてラスト近くの名曲 Pão com pão で聴かれる北東部色豊かなアレンジ。ちなみに店主は彼の作品中この曲を最も愛しています。

その後もフランスからブラジルからとコンスタントにアルバムを発表、昨年は(昨年だったっけ?)国内盤「ウ・テンポ」をリリースし、着実にファンを増やしてきています。
ちなみにここ名古屋におきましては、少人数編成でのブラジル人アーティスト来日時は必ずといっていいほど会場として白羽の矢が立つCafé Dufíですが、ここのオーナー夫妻も大のマルシオファン。数年前から「この人来てくれんかなあ、Dufíでやれたらいいなあ」と別段アテもなく語り合っていたのを、招聘元である我らが大洋レコード・イトゥーリョースケ氏が見事に我々の夢を叶えてくれたという次第。

そんなどうでもいいような、よくないような、まあそういう心温まる(そうか?)エピソードまつわる名古屋にあっちゃあ悪いライヴになるわけがございません。
前にも挑戦的な記事を書いて友達が何人か遠ざかっていった手応えを感じましたが、懲りずに繰り返し申し上げますと、
1.招聘者の熱い想いと、
2.ミュージシャンの感謝の気持ちに裏打ちされた底力と、
3.地元の世話人の損得抜きの情熱と、
4.ハコ側の理解に満ちた協力姿勢と、
5.お客さんの虚心坦懐なリアクション、

このうち5分の3の要素はもはや既に完全保証されているわけであります。

我々は約束します。素晴らしいブラジル音楽の一夜を。

ツウのブラジル音楽ファンも「ふーん、ま、要はボサノヴァなんでしょ」とか言ってるとエライ目に遭います。
なんせ相方としてフランス人ギタリストも帯同する贅沢なデュオ編成、おまけにマルシオはガットギターの他にもヴィオラ・カイピーラ持ってくるって言うからよ(タメ口)。

あ、ちなみに主催はサンバタウンではありません。大洋レコードさんです。くれぐれもお間違えなきよう。

Márcio Faraco ao vivo em Nagoya
3.22(FRI) @Café Dufí
(名古屋市中区新栄3-17-11)
Open 18:30 Start 20:00
Charge 予約¥3,500 当日¥4,000(ともに1ドリンク付)
ご予約・お問い合わせ:Café Dufí TEL 052-263-6511
メール予約: duficafe@ybb.ne.jp


ツアー全体日程はこんな感じ~。

MÁRCIO FARACO JAPAN TOUR 2013
3.17(SUN) 福岡 パッパライライ
3.19(TUE) 渋谷 サラヴァ東京
3.20(WED) 飯田橋 l'Institut Française Tokyo
3.21(THU) 鎌倉 Café Vivement Dimanche
3.22(FRI) 名古屋 Café Dufí
3.23(SAT) 岡山 城下公会堂
3.24(SUN) 姫路 HUMMOCK Cafe


ツアー公式情報はこちらです。

「白ひげ」よもう一度

2013-02-02 15:58:00 | パンデイロ

こんにちは、服部半蔵です。嘘です!
ちなみに地下鉄半蔵門線の線名由来はもちろん彼の名前から来ています。本当です!

そんなプチ戦国マニアだった店主のかつての趣味などはどうでもいいとして、今日は久々にパンデイロの話を。

できました。

女の子から「できちゃった・・・」とかおもむろに言われたりすると男性諸氏の中には一瞬ドキッ、というかびくっ、みたいに反応したりする向きもいらっしゃるかと思いますが、まあ申し上げてるのはワタクシ店主でありますからして、そういう心配はございません。ははは。ところでワタシは一体何が言いたいのでしょう。

パンデイロの話です。

不肖サンバタウン店主、店での営業品目としましてパンデイロの製作・改造など承っておりますが、このたび店主自身が心底納得のいく、歴代最高の作品を製作するに至りましたことをご報告申し上げます。

そのパンデイロ、ベースモデルは以前にもぜじろぐ記事でご紹介しましたLuthier Zezinhoのパンデイロなのですが、これを元に
・プラチネラを真鍮、それも多枚重ねにしたらどうなるか
・ボディをオイルフィニッシュで仕上げたら高級感がいかほど増すか
・およそサンバ/ショーロにのみ用途が限られる薄い山羊皮ヘッドを、重低音が豊かに出るタイプに変更するとどうなるか
という、かねてから構想を温めていた仕様にしてみたところ、少なくとも現時点では理想形とも言える極上のパンデイロが誕生したわけであります。
漫画「ワンピース」でいえば白ひげ級の化け物を昨年製作することに成功しましたが、あれは敢えて申し上げますと、不確定要素の多い中で偶然誕生した突然変異的な作品でありまして、今回は明確なイメージのもと組み上げた自信作。まさに「白ひげ」の堂々たる再現です。

我こそはというパンデイロファンの方に是非お試しいただきたいと思います。ひとつ、よしなに!