ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

よみがえれ君よ

2009-08-31 22:14:02 | パンデイロ

少し前に、IZZOの皮パンデイロの肉体改造依頼がありました。
このIZZOちゃん、皮パンとしてはエントリーモデルとしてうってつけの手頃なお値段(だいたい10,000円前後)。
ですが使っているうちに、人によっては
・プラチネラの音が物足りない
・皮が硬すぎる
・グリップ部がごつすぎる
・やっぱ重い
みたいな不満が出てきたりするのもまた事実。

で、

自慢の真鍮プラチネラに替えてみました。我ながらいい感じです。
さらにアルミフープをカマしてみました。ますますいい感じです。
皮にはミンクオイルを少々。しなやかさアーップ。
最後にプラチネラにお手製のスペーサーを入れて調整。これ最近のキモ。
重量400gのとても使いやすいパンデイロに生まれ変わりました。
(オーナーさんは賢明にも樹脂グリップをご自分で取り外されていました)
サンバ/ショーロ方面、スザーノ奏法なんでもござれです。
夏休みの自由課題工作みたいな感じで、なかなかに楽しい仕事でした。

もう少しで涼しくなってくるだろうから、そうしたらカスタムメイドパンデイロの量産期の到来です。工房のある縁側は、真夏どきはとにかく暑いわ蚊がいるわで作業が億劫でございまして、ハイ・・・。

予定を空けとこう

2009-08-28 10:43:19 | ライヴ

というわけで、ベト・カレッティが来日しまーす!
なんか秋の風物詩みたいになってきましたね、ベトのライヴって。

【Beto Caletti Japan Tour 2009】

10月2日(金) 青山 プラッサオンゼ
  1st 20:00~ / 2nd 21:30~(2ステージ・入替えなし)
  チャージ:3,200円(1ドリンク付) ※9月1日より発売
  (予約:03-3405-8015)

10月3日(土) 山形 風雅の国「馳走舍」
  17:30 OPEN / 18:00 START
  チャージ:前売3,500円 当日4,000円
  予約:山形ブラジル音楽普及協会
  (bossacur@ma.catvy.ne.jp)

10月8日(木) 京都 Live Spot RAG
  Guest:辻井裕之(B)・梶原大志郎(Ds)
  18:00 OPEN / 19:30 START
  チャージ:前売3,300円 当日3,800円 学生2,800円
  (予約:075-241-0446) ※8月29日より発売

10月9日(金) 神戸 ブラッセリー・トゥース・トゥース
  共演:BE THE VOICE
  18:00 OPEN / 19:30 START
  チャージ:前売3,000円 当日3,500円(1ドリンク別途)
  (予約:078-332-3052)

10月10日(土) 岡山 城下公会堂
  19:00 OPEN / 20:00 START
  チャージ:予約3,000円 / 当日3,500円(共に1ドリンク付)
  チケット取扱:城下公会堂・サウダーヂな夜・グリーンハウス
  (会場/問合せ:086-234-5260)

10月11日(日) 名古屋 Café Dufi
  19:00 OPEN / 20:00 START(2ステージ・入替えなし)
  チャージ:予約3,000円 / 当日3,500円(共に1ドリンク付)
  (予約:052-263-6511)


10月16日(金) 青山 プラッサオンゼ
  Special Guest: chie
  1st 20:00~ / 2nd 21:30~(2ステージ・入替えなし)
  チャージ:3,500円(1ドリンク付)
  (予約:03-3405-8015) ※9月1日より発売


10月17日(土) 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
  1st 18:00 OPEN / 18:30 START
  2nd 20:30 OPEN / 21:00 START(2ステージ・入替え制)
  チャージ:2,800円(1ドリンク付)
  (予約:0467-23-9952)

Beto Caletti オフィシャルサイト:www.betocaletti.com.ar

主催・企画・総合問い合わせ:Rip Curl Recordings
TEL : 03-5457-3264



地元名古屋情報で恐縮ですが、10/11(日)のCafe Dufiでのライヴの翌日、つまり10/12(月祝)の午後に、同じくDufiさんのフロアをお借りしてベトによるギターワークショップが開催されるそうです!どうしよう、困ったな、ワタシが参加したいんですけど。
詳細はまた改めて告知させていただきますが、このワークショップ、ライヴと通しだとお安くなる特典つきです。やったね!(←古いな)

無料ブログと豊橋ブラジルDay出演時間

2009-08-27 13:08:18 | ライヴ

こんにちは、一夜明けたらぜじろぐのデザインテンプレートがブログ運営会社(goo)により一方的に変更されてしまい、憤懣やるかたないサンバタウン・ゼジです。

具体的にどう変わったかというと、
・タイトルヘッダーの空白スペースが大きくなった(やたらスカスカした外観に)
・英字フォントが変わった(個人的に前のやつが大変お気に入りでした)
・ブログ内検索ができなくなった(ワタシ自身非常に重宝しておりました)
 ※訂正:画面右上にめちゃめちゃ小さく検索ボックスが設けられているのを発見。ふう。

とまあ、思いつくだけでもこんな感じです。幸いにして致命的な不具合はみられませんでしたので、我慢すれば全然平気っちゃ平気ですし、そもそも無料拝借のブログですのでゼイタク言う方がみっともないのかもしれません。

しかし、今回のテンプレート変更の向こう側から、ワタシには運営会社(goo)のこんな心の声をはっきり聴き取ることができます。

「どうです、使い勝手悪くなりましたでしょう?なんせ無料ですからね、ははは。そこでですね、月々わずか200円のアドバンス会員になれば、これらのデザインは全てあなたの思いのまま!もちろん以前のデザインにだって戻せますよ。いかがでしょう、この機会にぜひ!」

有料ブログでの収入を増やそうという魂胆が見え見えの企画ですね。
こうなると無料ブログ利用者としては、まんまと相手の目論見どおり「有料サービスに移行」するか、ケツまくって「ブログ鞍替え」か、「自分でブログを設計運営する」か、あるいは豪胆に「ブログそのものをやめてしまう」とか、まあそういった選択を迫られるわけですが、これまで書いてきた記事(ワタシの場合約4年分)の保存~無料ブログに過去記事の一括ダウンロード機能なんざぁもちろん付いちゃいません~の労苦を考えると、人間の弱い心はつい有料サービスに手を出してしまいたくなるもの。まさに「やめたくてもやめられない」の世界です。が。
これじゃ麻薬売人の手口とほとんど変わりねえじゃん、gooさんよ。

ワタシは「お客さまにとって価値ある商品を提供し、その対価としてお金をいただく」というのが商売の基本だと常々思っているのですが、ここの運営会社(goo←しつこい)はどうもそうは考えていないようで、サービス改悪こそが事業存続のカギ!と信じこんでいるフシがあります。

ちなみにgooブログ利用者の間では、案の定すこぶる評判悪いです。

現在ワリと真剣にブログ鞍替えを検討していますが、まあ、無料ブログならどこも似たり寄ったりなんだろうなあ。


さて、しょっぱなからグチってしまい失礼しました。
先日紹介しました9/6(日)の豊橋ブラジルDayですが、我がSapato Novoの出演時間が決定しましたのでご参考までにお知らせします。ただこういう催しゆえ、時間が前後にスライドする可能性大です。悪しからずご了承下さいませ。
なお名古屋のマラカトゥチーム、Maracatu Democrático Nagoyaの出演も決まりました。いえーい。
日伯交流の歴史が変わる瞬間に是非お立会い下さい。
ってそこまで豪語するかオレ!

Sapato Novo 12:45~13:05
Maracatu Democrático Nagoya 13:15~13:35

Kelly Key 最後のほう


マルメマルメマルメマルメ

2009-08-26 01:52:04 | 打楽器

祝・マルメラアダオリジナルバッグ復活!

初回ロットとして10インチパンデイロバッグ(シングルorダブル)と6インチタンボリンバッグがサンバタウンにも入荷しました。
ずっと探しておられたお客さんも嬉しいでしょうけれど、何より売り手であるワタシが嬉しい。嬉しすぎます(感涙)。ありがとうマルメさん。

いろいろありまして生産工場が変更となり、価格は以前に比べ若干アップしました(以前の設定がお値打ちすぎたとワタシは思っております)が、縫製品質もアップ、フロントポケットのファスナー部も使いやすいデザインになりました。このポケット、チューニングキーはもちろん、10インチヘッドが1枚すっぽり入るところがまたマニア向けな設計で。本当にそういう使い方をするのかどうかわからないんだけど、そいつをマルメラアダのアベさんに確認しようにも怖くて訊けないというのが、まあ、落としどころとして結構なんではないかと(笑)。

サンバタウン通販でももちろん取り扱い再開でございます!よろしく!

CHORO CLUB、東海ツアーでございます

2009-08-25 12:10:52 | ライヴ

こんにちは、ブラジルのココナツ菓子を食べてたら奥歯の詰め物が取れてしまったので、今日の午前にかかりつけの歯医者さんへ行って処置してもらったはいいのですが、麻酔打たれてアゴの麻痺が残ったまんま昼ゴハンをとったら自分の唇を食べてしまったサンバタウン・ゼジです。皆さんもお気をつけ下さい。

それはそうと、ショーロクラブが久々に名古屋周辺を周ってくれることになっております。祝・結成20周年!なんであります。
既に「ショーロやめちゃったクラブ」と自称する彼らですが、オーセンティックショーロから解き放たれてからのショーロクラブの方が凄いのだということをまだご存知ない方が世の中には沢山いらっしゃるようです。なんせワタシがその当人でしたから。どうです、説得力あるでしょう。そしてショーロに限らずアコースティックインストミュージックが大好きな方には外せない円熟のライヴを是非。

ちなみに手前味噌なハナシになりますが、9/12(土)の豊橋公演(@HOUSE of CRAZY)では、不肖Sapato Novoもオープニングアクトとして出演させていただくことになっております。なんか最近名古屋よりも豊橋での活動が盛んな我々ですが、それより何より、遂にワタシたちもショーロクラブの前座を務めさせていただけるまでになったかと落涙する次第(←やや誇張気味)。頑張ります。ということで、メンバーの笹子さんのコメントを拝借。

 ファーストアルバムを出した時に、レコード会社の宣伝担当スタッフに「10枚出すことを目指してがんばりましょうっ!」と言われ、心の中で「ご冗談を」と思ったものだったが、気がついてみれば結成20年目にして、ショーロクラブ名義のアルバムは22枚を数えるに至った。そのうち、今回のアルバムを含めた9枚が、サントラなどの特別な企画性を排した、純然たる「作品集」である。
 ところで、それらの制作に当たっては、我々にとって大きな「サブテーマ」があって、それは、どうやってマンネリズムに陥らぬようにするか、というものである。シンプルな編成でサウンドが固定されているショーロクラブのようなユニットにとって、実はこれはなかなか難しい課題なのだ。しかも、最近ではそれに加え、「加齢」との戦い、という側面も出てきた。早いパッセージや長いツアーなど、「うう、カラダが動かんっ」と感じる局面も少なくはないのである。
 しかし、ショーロクラブの活動は、我々にとって、ミュージシャンとしてのひとつの「座標軸」のようなもの。このグループでの活動を通じて、自分の演奏家としての位置や状況を知る、みたいなことがある。ラクすることは考えず、止むに止まれぬなんとやら、でもって、今後も活動を続けていきたいと思う。
 というワケで、今回、久々に新譜を携えて、あちこちをお邪魔することとなる。グループ内に美女がいるというワケでもなく、なんだか見映えのしない我々ではあるが、いいトシのモノ達が、揃って汗水たらして楽器と格闘しているのを見るのも、それはそれでちょっと面白いかもしれませんよ。
(ショーロクラブ・笹子重治氏によるコメント)


9月11日(金) 名古屋/得三
開場18:00/開演19:00
前売3,500円/当日4,000円(飲食代別)
[チケット]チケットぴあ、得三店頭
[予約・問]052-733-3709 info@tokuzo.com(得三)
http://tokuzo.com/

9月12日(土) 豊橋/HOUSE of CRAZY
開場18:00/開演19:00
※Sapato Novoは18:30-19:00のチョイの間で演奏します
前売3,000円/当日3,500円(ドリンク代別)
[予約・問]0532-65-8183(グレイス企画)
http://www1.ocn.ne.jp/~hofcrazy/

9月13日(日) 浜松/都田 Josh
開場15:00/開演15:30
前売 3,500円/当日4,000円(50名限定)
[チケット]ヤマハミュージック浜松プレイガイド
[予約]http://www.orange.ne.jp/~okaba/choro.html
[問] okaba@orange.ne.jp BandNightStaff 岡林  

東海ツアーに関する総合お問い合わせ:織音工房 090-1278-7284 
orionkobo-info@pro.odn.ne.jp(酒井)

CHORO CLUB公式サイト
http://www.players.ne.jp/~choro/


是非っ!

こ、これは・・・!

2009-08-22 00:17:14 | 日記

近所のリカーショップにビールを買いに行ったら、偶然見つけたポルトガルのビールについ手を出してしまいました。なんせ発泡酒並みに安かったしー。

「ねえゼジさん、これってポル語でなんて発音するの?ねえねえ?」

ああっ言えない、そんなことボクに期待しないでよ、menina!
と蒸し暑い金曜の夜に独りで悶々とするサンバタウン店主です。


※肝心の味の方ですが、なんとなくBRAHMAっぽい感じでした。ていうか缶のパッケージが全然ビールらしくないのがちょっとなあ。ガラナじゃねえんだからさ。

おっとその前に名古屋の方では

2009-08-21 15:54:58 | ライヴ

その豊橋ブラジルデーの前に。
ブラジル音楽とは直接の接点こそないものの、こういう上質なライヴも名古屋で予定されてます。

直前で恐縮ながら、8/23(日)のSTEWMAHN。名古屋栄・LOVELYにて。うわースゴイな、LOVELYでGoogle検索かけたらトップでヒットしたよ。

それはそうとこのSTEWMAHN、邦人ピアニストでいまワタシが一番注目している「日本のベンジャミン・タウブキン」こと林正樹氏のユニットです。この男、掛け値なしのワールドクラス。ブラジリアンジャズ系インスト、特にNÚCREOレーベルがお好きな方は見逃すべからず、といった感じの音楽です。とはいいつつNÚCREOが好き、ていうかそれ知ってる人が名古屋に何人いるんだろう?という思いがふと脳裏をかすめますが、それはなかったことにします。ともあれ、これはかなりのオススメ。

2009年8月23日(日)
名古屋・栄 Jazz Inn LOVELY
名古屋市東区東桜1-10-15
Tel:052-951-6085
Open) 6:00PM Start) 7:30PM
Charge) ¥4,000


その翌週9/3(木)は同じく林正樹氏もメンバーのタンゴユニット、CUATROCIENTOS(クアトロシエントス)が名古屋今池・ボトムラインにて。ヴァイオリニスト・会田桃子さんがリーダーのグループですが、これも実に面白い。楽器パートの本来持つ役割分担というものの醍醐味を思う存分味わうことができる稀有なユニットです。プロフェッショナルってやっぱスゴい。

2009年9月3日(木)
名古屋・今池 ボトムライン THE BOTTOM LINE
名古屋市千種区今池4-7-11(地下鉄今池駅3番出口前)
Tel:052-741-1620
Open) 6:30PM Start) 7:30PM
前売)¥4,000 当日)¥4,500
※入場時に別途Drink代¥500が必要です

参考HP 「毎日がブエノスディアス」 http://blog.tanimon.com.ar/
※お問い合わせはボトムライン(Tel:052-741-1620)まで。
チケットぴあ/ローソンチケット/e+(イープラス)でも発売中!



がんばれ林くんっ。
個人的な思い入れではありますが、ワタシにもしカネとヒマが余るほどあったら、ベンジャミン・タウブキンを呼んで彼とジョイントライヴしてもらうか、もしくは彼を連れてブラジルに殴り込みツアーに行くか(もちろんタウブキンもゲストに入ってもらいます)したいと半ば本気で思っています。ま、言うだけはタダなんで(笑)。

その次はいよいよショーロクラブの告知ですよーん。

今年もやります豊橋ブラジルデー

2009-08-20 09:50:46 | イベント

こんにちは、帰省で実家松山に帰るとしばらく呆けてしまって毎年なかなかぜじろぐを再開できないサンバタウン・ゼジです。我が松山・我が一六タルト。なんちて。

さて、ここからは9月以降のイベントのお知らせで大賑わい。に、なる予定です。

まずトップバッターは9/6(日)の豊橋ブラジルデー。今年も開催します。別にワタシが開催するわけではありませんが、2年ぶりにワタクシも、自身の所属するSapato Novoも出演しますですよ。ちなみに前回は中日本ショーロ団として出演。デカセギの皆さんの前でショーロ(笑)。今回はいつもと芸風がガラリと変わってます。もうね、ブラジルの若人たちを大合唱させちゃいますからね(←注:まったく確証ナシ)。

しかし今年の豊橋ブラジルデー、やはり不況のあおりをモロ受けてか、広告宣伝が現地配布のチラシ以外まったくといっていいほどなされておりません。まあそれはさておき、気になる今年のゲストはなんとケリー・キー(Kelly Key)。むう、ブラジルの安室奈美恵。

それにしてもこのイベント、代々木のブラフェスと毎年カンペキに日程がバッティングしているのが非常に大きな難点なンですよね。ブラジル人も困るがワタシらも困る。

詳細がわかり次第またアップします。
と思ったらブラジル総合情報ブログ、Radio Brisa Brasileiraにてしっかり情報が掲載されておりました。ご興味がある方は是非ご覧下さい。

あたま なつやすみ

2009-08-17 21:11:08 | 連絡事項
【夏期休業のお知らせ】
サンバタウンは8/14(金)~8/17(月)の間
お休みをいただきます。
休業期間中もご注文は可能ですが、出荷は
8/18(火)以降となりますので、恐縮ですが
予めご了承のほどよろしくお願い申し上げます。




6月はブラジル出張。
7月はレオ・ミナックスのツアー。
そして8月は夏休み。
休みっぱなしですみません・・・。


レオ帰りしのちに(その2)

2009-08-09 11:04:41 | 日記

既に先月の出来事になってしまったレオ・ミナックス・ジャパンツアー2009ですが、相変わらずこのイベントに思いを馳せるとき、しばらくするとワタシはいつもぼーっと思考停止状態に陥ってしまいます。ただ数々の記憶のスナップショットが頭の中をぐるぐる駆け回るだけです。たぶんワタシ自身にとってこのツアーというのは本当に人生の中でもかなり大きな出来事で、それへの評価や反省、もっというと自分の中で、今回の企画に対するある種の決着のようなものがまだ完了していないのではないかと思っています。

しかしながら、オフィシャルブログの方で、ツアーアシスタントを務めていただいたmarikinhaさんが、先だって行われたNHK WORLDのインタビューの訳文をアップして下さっております。インタビュー・編集に奔走して下さったご担当のマキコさんにもただただ感謝あるのみです。これは是非皆さんにご覧いただきたいと思います。

このインタビューで、ワタシは今更ながらにレオの明晰な頭脳と、鋭い観察眼・分析力に驚嘆の念を禁じえません。平和ボケした日本人よりもむしろ日本の現況を正しく捉えているのかもしれないと思えるほどです。
何度も繰り返しになりますが、日本におけるブラジル音楽マーケットでは全く無名だったものの、これほど日本に呼び甲斐のあるアーティストはそうそういないのではないかとさえ思えてきました。

いや、それどころか日本人よりも舌肥えてたし。招聘者はかーなーり苦労したのであります。
ツアー最後の方になるとワタシ、なんか「美味しんぼ」の海原雄山を連れて歩いているような気になりましたから。かといって別に「主をここへ呼べえっ!」とか怒号を発したりはしませんでしたが、内心ワタシは「こいつの前世って、ひょっとして北大路魯山人だったんじゃねえか・・・?」とまで妄想するようになったりして。ないない。

そんなわけで、もう少したったらまた次の企画を考えてみたいと思いまーす。
今度は誰がいいかな(笑)。

(画像は山形のジャズライヴハウス・Noisy Duckさんにて。ツアー中もっともサウンドチェックに時間を要しなかったハコ。ホントにやりやすかったです。山形での演奏をお考えのミュージシャンの方々、是非!)


※後日追記:レオのMySpaceブログ(注:MySpaceアカウント登録者でないと見られません)で、来日時の様子が一気に綴られております(現在進行形)。普段こんな長文なんて書かない人なのに(笑)。スペイン語で書かれておりますが、アカウントをお持ちの方はいっちょ読解にトライしてみて下さい。

実は

2009-08-08 01:18:09 | DVD

こっそりこういうのも入荷しております。
(先々月のブラジル出張の戦利品なのだ)

シコ様DVD作品の中でも出色の出来(出色どころかサンバタウン的には一番のオススメ)。
冒頭の「Paratodos」までの流れのステキさときたらもう涙モノです。ていうかラストまでずっと涙モノなんですけどね。
2本限りですので、探しておられた方はどうぞお早めに。

通販はカテゴリ<<新着アイテム>>での新入荷だけでなく、CDDVDのカテゴリでも過去の名盤をしれっと補充してたりしますので、どうぞこまめにチェックしてやっていただきたく存じます、ハイー。

やっぱ温故知新型が好き~

2009-08-07 16:26:00 | CD

マックス・セッチ(Max Sette)のソロアルバムなかなか良い味わいです。

この人はオルケストラ・インペリアルにも参加しているのでご存知の方もけっこういらっしゃるんではないかと思います。ほら、あの勃起(Ereção)ってタイトルのオモロイ曲でヴォーカルとってた人ですよ。太字とカッコ書きにするトコ逆にしろよ!と是非ツッコミを入れてほしいところであります。それはまあさておき、同じくインペリアルに参加のホドリゴ・アマランチ(元ロス・エルマーノス、現リトル・ジョイ)に似た声質の持ち主ですが、ホドリゴほどやさぐれた感じではなく、ややメロウでマランドロっぽい感じがイカしてます。この人はトランペット/フリューゲルホーンも演奏しますが、本作では明らかにヴォーカルの方が存在感があります。

そんなマックス某のリリースしたCD、音源をチェックできず、さてどうしたものかと仕入れ判断に迷っておりましたら、なんともタイミングの良いことに、先だってのレオ・ミナックス京都公演にお越しのお客様から「リオに住んでる友人が作ったCDをプレゼントします」とわざわざサンバタウンに送って下さいまして、見てみればアラまあ、気になってたマックス・セッチじゃありませんかお客さん。すごい人とお友達でいらっしゃるんですね。で、要するに、こういったご縁が取り持つコトの運び方を世間一般では「流れ」と呼びます。

で、聴いてみましたところ、やはりこういう場合の「流れ」というのは実に確かなもので、ワタシのツボにズキュン。もちろん仕入れも即ゴーサインです。
温故知新のサンバ・カリオカ。しかも「温故」の部分にかなりのウエイトありと見た。
新世代派っぽい部分は努めてひけらかさず、「特別参加 ウィルソン・ダス・ネヴィス」のクレジットも輝かしく、マックス自身のラッパとクラウヂオ・アンドラーヂなる人物のクールなピアノ、そしてマックスとウィルソンの、いかにも白帽子が似合いそうな小ヤクザ調ヴォーカルが実に心地良いのです。普通こういう作風だとピアノやホーンセクションばかりが目立つのですが、ヴィオラゥン(ガットギター)がビシバシ効いてるところがなんとも心憎い。実にオイシイところを突いてきます。夕涼みの折にグラスを傾けながら聴きたい、今の季節にぴったりの小粋なサンバですね。

「最近の若いカリオカ連中が元気なのはいいんだけど、あんまりトンガリ過ぎるのもなあ」とか日頃こぼしておいでの方(←ワシか?)は、騙されたと思って一度聴いてみて下さい。若手の面々もなかなか捨てたもんではないですよ。

すみませーん

2009-08-01 00:48:59 | DVD

新着商品を通販サイトにアップしたはいいものの、画像登録が間に合わず・・・。
この土日は休暇で熱海におります(←オッさんやなあ)。この間メールチェックが一切できませんが悪しからず。

月曜日に改めて画像をスキャン&アップし直しますが、画像など見ずともわかるという剛の方はどうぞかまわずオーダーしちゃって下さい。皆様からのご注文をお待ち申し上げます。