ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

マルコス・スザーノ、名古屋登場!

2006-07-11 19:54:23 | イベント

いや~、遂にこの日がやってまいりました。
パンデイロモダン奏法の創始者、マルコス・スザーノの名古屋でのワークショップ開催が遂に実現!ワタシゃ目から熱いものがとめどもなくこぼれ落ちてどうしようもございません。昨年大阪でのワークショップに足を運んで「店の名前サンバタウン(スザーノの1stソロアルバムタイトルでもあるのだ)にしてるんですけど使ってもいいですか」と事後承諾を求めた甲斐があったというものです。あまり関連性ないか。

そんなわけで水面下でひっそりと事前案内をしておりましたところ、詳細事項が決まりましたのでここに正式にご案内致します。
皆様のご参加をお待ち申し上げます!

【日時】
 8/13(日) 15:00~17:00 (受付開始14:30)
 ※終了後はその場でサイン会、CD・DVD・楽器即売会があります

【会場】
 BLstudio若宮 リハーサルスタジオLst-1
 〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目35-5
 (地下鉄名城線矢場町駅から西に徒歩10分)
 TEL 052-242-8600 

【受講料】
 お一人様 4,000円 (定員50名・完全予約制)
 ※パンデイロ貸出 別途500円

【ご予約】
 サンバタウンまで直接メールかお電話にてお願いします。
 メールの際はお名前・受講人数・ご連絡先・パンデイロ貸出希望の
 有無をお知らせ下さい。
 zezi@sambatown.jp
 TEL 052-861-0336

以上、よろしくお願いします。実家が東海圏の方も帰省のついでに是非ッ!!

あ、前日8/12(土)ダイアモンドホールでのスーパーユニットGANGA ZUMBAのライヴもお忘れなく!スザーノのパンデイロプレイを生で観られるチャンスですぞ!

そうそう、せっかくだから東京・大阪会場の情報も載っけておきますね。

【東京】(2回開催)
 日時: 8/5(土)・8/11(金) 19:00~21:00
 会場: 麻布十番『つづきスタジオ』 TEL 03-3454-7688
 受講料: 3,500円(テキスト付き)
 パンデイロ・レンタル料: 500円
 お問い合わせ: ラティーナ TEL 03-5768-5588
           http://www.latina.co.jp
【大阪】
 日時: 8/15(火) 19:30~21:30
 会場: CHOVE CHUVA(ショヴィ・シュヴァ)
 受講料: 3,800円(テキスト付き)
 パンデイロ・レンタル料: 500円
 お問い合わせ: ショヴィ・シュヴァ TEL 06-6225-3003
            http://www.chovechuva.com


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2006-07-05 20:40:05 | イベント

前の記事にも書きましたが、ドゥンガの「セレソン」届きました。読みました。身震いしました。これで168円(送料除く)はどう考えても安い!(Amazonマーケットプレイスでのお買い物なのでした)皆さんも是非読んでみて下さい。やはり日本サッカー界にはドゥンガのような比類なき決意・信念そしてストイシズムを持ったリーダーが必要であることがはっきりとわかるでしょう。ていうかプレイヤー一人一人がそういうメンタリティを持ち合わせてほしい。そしてドゥンガがこのように自らの考えを書に著した頃(98年)から、日本のサッカーが当時に比べ何も進歩していない(それどころか逆に堕落したのか?)ことにちょっとした衝撃を受けることでしょう。そして読者自身が叱咤され、奮起を促されるような気持ちになるでしょう。ワタシもそうです。まだ何もしていないじゃないか。まずはワタシのなすべきことをなさねば。

で、そろそろ本来の話題に戻りましょうか。今回はイベントのお知らせです。
8/5(土)-6(日)の2日間にかけて、大阪CHOVE CHUVAさんにて3回目のサンバタウン出張販売を開催します。関西の皆さんどうぞ来て来て。概要は以下の通り。

8/5(土)
12:00~18:00 
「サンバタウン出張販売~様々な楽器とゼジ兄に触れよう!~」
18:00~20:00 
「いじろう!パンデイロ改造&メンテナンス講座 by ゼジ上沖」 (120分)
      受講料:1,500円(1d付)
【内容】
 1.あなたのパンデイロは改造が必要か
 2.改造すべきポイントについて
 3.じゃ改造しよう!
  (1)ジングル
    ①手打ちジングルの作り方(買う・切る・叩く・取り付ける)
    ②ジングルの金属素材について
  (2)フープ
    ①軽量アルミフープの作り方
  (3)ヘッド
    ①ミュートテーピングのコツ
    ②手巻きヘッドの作り方
  (4)グリップ
    ①ボディに後付けする方法(滑り止め)
    ②ボディに直接手を加える方法(削る)
 4.メンテナンスも覚えよう!
  (1)ジングル
  (2)ヘッド
  (3)修理

最近は既製品のパンデイロに満足できない方が増えてきたような気がします。最初からあまり極上品を選んでも、もともとハードルの高いこの楽器、残念にも途中で挫折して、その後部屋の片隅で埃をかぶるなんて筋書きではあまりにもったいないのですが、これも世の中の傾向とあれば致し方ありますまい。ワタクシがこれまで試行錯誤の末に身につけたパンデイロいじりのノウハウを、ささやかながらいっちょご披露させていただこうじゃござんせんか、とそんな感じ。
基本はワタクシのデモが中心になります。いくらなんでも皆でハンマー持ってトンカントンカンやろうもんなら周辺から苦情の嵐です。ご勘弁を。んで簡単なレジュメ付。尚この日は18時で通常販売は終わりになります。ご注意下さいませ。

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8/6(日)
12:00~20:00 
「サンバタウン出張販売~様々な楽器とゼジ兄に触れよう!~」
15:00~ 
「INAMINHOの偏愛的ブラジル音楽のススメ~サンバ編~」 (120分)
      ノーチャージ! 出入自由でございます。


1日目は不肖ワタクシによるパンデイロ改造&メンテナンス講座があります。
2日目はINAMINHOによるマニア道まっしぐらなレコードコンサート。
その道の方でしたらどちらも楽しめますのでどうぞご参加下さい。
CHOVE CHUVAさんのサイトに詳細プログラムが掲載されておりますのでよろしくどうぞ。またイベント参加のお申込みは直接CHOVE CHUVAさんまでお願い致します。

更に付け加えさせていただくならば、この2日間はクレジットカードもご使用になれます。いえいえお客様のケツの毛まで抜いて逆さに振っても鼻血も出んようにしちゃろうとか、そんなことはいささかも考えておりません。おりませんが、いざお覚悟のほど。

・・・で、毎度ながらこの土日は名古屋の店の方は臨時休業とさせていただきます。悪しからずご了承下さい。

いやあそれにしても楽しみだ(笑)。

サムライブルーの次は

2006-07-02 14:53:51 | 日記

カナリアブルーですわ。
負けました。負けちゃいました。
こうなったら怒りの矛先を次期日本代表監督騒動に向けたりして。我らがセレソン、ブラジル代表が負けたという現実をまだ直視できないのアタシ。突発性性同一性障害。思いっきり語呂悪いですね。

話題の渦中のイビチャ・オシムという人は、ジェフ千葉オフィシャルサイトにある「オシム語録」(!)を読むだけでも相当に精神レベルの高い人物であることがわかります。日本人が忘れてしまった厳しさや勤勉さを思い出させてくれそうで、代表監督にはかなり適任なのではないかと思います。一方でジェフ千葉の関係者やサポーターはとんだ迷惑を被りました。他人事ながらワタシもかなり不愉快です。掟破りのフライングをやらかした日本サッカー協会(特に某キャプテンね)は猛省していただきたいところです。どうでもいいけどmixiニュースからのリンク日記で「川淵」と正しく書けないやつ多いね。

しかしワタシがもし某キャプテンと同等の権限を行使できるならば、02年のW杯日韓大会以降、身の程知らずな日本代表ひいては集団幻想によって思い切りカン違いした日本国民に喝を入れるべく、あのお方を代表監督に招聘したい。

そう、「闘将」「鬼軍曹」の異名で知られた元ブラジル代表主将・ドゥンガであります。ジュビロ磐田で、その溢れる闘争心でもってナイン、いやナインちゃうわ、野球やってどないすんねん。いけません、ちょっと今日調子悪いです。ええと、そう、イレブンですね、ピッチ上のイレブンに怒鳴り散らし、時には小突き回してプロ根性とファイティングスピリットを注入しまくっていた彼の現役時代の姿が今も目に焼きついて離れません。そして萎縮したプレイを軍曹に怒られるのが怖いからますます萎縮しちゃって、そこをまた軍曹に怒鳴られるという悪循環が生じていたという笑うに笑えないエピソードはもはや伝説。余談ながらワタクシ、NHK出版から刊行された彼の名著「セレソン」を先ほどAmazonマーケットプレイスで注文したばかり。世間の流れと全く関係ないところで勝手にドゥンガフィーバーが頭の中で渦巻いているサンバタウン店主です。

いや、見方を変えてオシム氏に総監督として悠然と構えていただき、「教育係」としてドゥンガに全権委任するというのはどうでしょう。

-竹刀を持ってランニングを見守るドゥンガ。
「オラオラ、チンタラ走ってんじゃねえ!あと30周だ!」

-ミニゲーム形式の練習を中断して覇気のない選手を両手で突き飛ばすドゥンガ。
「レギュラー獲る気のない奴は今すぐピッチから出て行け!」

ああ、もう考えるだけでゾクゾクしてきます。で、彼だけ軍服。
四年後の日本代表はもう見違えるような戦闘集団に変貌していることでしょう。

ボールを持った相手に対し訓練された軍隊の如く組織的に仕掛けられる執拗なプレス。
冷静沈着な判断に基づいた正確なワントラップと素早いパスワーク。
身体を寄せられても逆に相手を吹っ飛ばすくらいの粘り強い足腰。
ラフプレーにもメンチ一発で相手をビビらせるほどの比類なき気迫。
そして決定機にはボールに噛み付いてでもゴールをぶち込む常軌を逸した執念。

同時に我々サポーターもまた戦う集団として戦地に赴くのです。
国歌斉唱ではスタジアムごと鳥肌立たせんばかりの荘厳なる大音声で。君が代を歌いたくない人は「ラ~ラ~ラ~」でもいいではありませんか。キックオフ前から歌で負けててどうするのです。来るべき日に備え腹式呼吸での歌唱法も是非マスターしておきましょう。そういうワタシは日本代表の試合を観にスタジアムまで足を運んだことがありません。ぎゃふーん。

国歌といえば、前夜のポルトガル×イングランド戦、ブラジル×フランス戦での国歌斉唱は美しかった。ポルトガル国歌に大航海時代の栄光を感じ、ゴッド・セイヴ・ザ・クイーンに伝統の重みを感じ、ラ・マルセイエーズにヨーロッパの気品を感じ、それからブラジル国歌の、えーと、どう言えばいいかな、格調高いようでいてどこかテキトーな「まあとりあえずカッコよさげな感じで行こやん!」みたいなノリで盛り上げようというあの国ならではの空気を感じました。それにしても歌ってる観客自身が感極まってみんな泣いとりますがな。やはり国をあげての戦いの場なわけですね。感動的です。こうでなくては。ワタシなんてここでもらい泣きしてました。

・・・ところでケチョンケチョンな出来に終わり、大した見せ場もなく帰国の途につく哀れな我らがセレソンは、ブラジル本国メディアにどのように書かれるでしょう。見たいような、見たくないような。まあ当面は本戦の準決勝の行方を見守るとしましょう。
頑張れ、ポルトガル!
戦え、藤岡弘顔のフィーゴ!
負けるな、松崎しげる顔のデコ!
頼むぞ、ファイティングボス、王様顔のフェリペ!

まだまだワールドカップからは目が離せません。