2度目の大学2年生のとき(まぁ、留年したということだ)、なぜか競馬に興味をもった。たまたま、家から近かったということもあるだろう。毎週土曜日は競馬場でのんびりしていた。なにせ、貧乏学生だから豆銭買い(100円買いのこと)しかできない。ちょうどミスターCBやシンボリルドルフが出てきた頃で、まだ競馬バブル以前で重賞レースのない日は東京競馬場は人ごみも少なく内馬場にいたっては人影もまばらといった感じだった。何年かして東京競馬場にいったとき、あまりの人ごみで二度とくるものかと思った。そして、まさかAKBの握手会で来ることになろうとは。
緑のターフに真夏のような日差しが10月というのに降り注ぐ。前日は葛西臨海公園で行われたAKB48東京秋祭り。この三連休は朝から晩まで、大雨と快晴という両極端の天気の中で全てAKB三昧だった。
11時になるとイベント開始だ。時計をみてないからなんともいえないが、時間が押したように記憶している。あたりまえだろう。俺が入場した時点でまだ長蛇の列が競馬場外に並んでいるのだから。なるべく入場するのを待つはずだ。
イベントがはじまる。『会いたかった』『ヘビーローテーション』『ポニーテールとシュシュ』の三曲を歌ったような記憶がある。あとはよくわからないが寸劇のようなものをやっていた(1)。イベント時間は30分程度だったと思う。ステージが見にくい端っこの席だったし、声が小さくて聞き取れない。イベントはつまらなかったといっていいだろう。これが仮にステージに近い席なら別の感想をもったのだろうが。まぁいい。目的は握手会だ。イベントが終わり握手会がはじまる。
オーロラビジョンには整理番号が今、どのへんまで進んでいるかということが映し出されるらしい。それまでの間はのんびりしていてくださいということだ。なにやら、この東京競馬場の全国握手会から、この待ち時間を有意義にということでいろいろと催し物があるらしい。まずはSDN48のメンバーがステージでいろいろと踊ったり歌ったりしていた。正直に言って全く興味はなかった(2)。正直に言ってAKBの48人の情報だけで頭はパンク寸前。5年間のAKBの歴史も突貫工事でつめこんでいた時期なのでとてもSDNにまで足りないおつむをまわす余裕はなかった。
研究生がヘビーローテーションをハンドベルで演奏するという企画もあり、パドックで練習している姿を公開することもやっていた。パドックの中で練習している姿をみることはできても顔までは視力2.0の俺でも把握できない。それにこの時点では研究生っていったい何?という感じであり、今となってはもう少しじっくりみてればよかったなと反省している(3)。
このイベントは競馬場全てを貸し切っているわけではなく、制限された箇所だけしか移動できない。これがとてつもなくつらい。四角形の一辺を進めばいいのに3辺を進まなければならないところもあるし、いわゆる導線がぐちゃぐちゃしている。通路は難民キャンプのように老若男女が座り込んでいる。ホームレスのように寝ているものもいる。当たり前か。徹夜で並んでいた人もいたわけだからな。俺も睡魔との戦いだったことを記憶している。自動販売機には数十人の行列が、食べ物屋さんにも同様。こういったとき、食事制限が課せられている俺は外食なんかできないし、飲み物も常に持参だから問題はなかったが、すごい光景だった。
オーロラビジョンは4000番台から全く数字が動かない。7000番台になるのはいつのことやら。いや、まだ残り3枚も握手券が残っている。はたして今日中に握手ができるんだろうか?。
この日の握手会は2部制をとっていた。一部は16時まで。二部は20時まで。両方にかり出されるメンバーもいるが、一部のみのメンバーもいる。このメンバーと握手しようと思うと、とても遅い番号では無理なんじゃないか?。
とりあえず、いったい握手会場はどんなふうになっているんだろうと、建物の中に入る。ここからは今思い出しても衝撃の瞬間だった。
「なんじゃ、この人ごみは???」
この項 続く
(1)後で知ったことだが、全国握手会はスカパーで放映されている「ネ申テレビ(ねもうすテレビと読むらしい)」というのが協賛してるらしく、この全国握手会の光景をテレビに流すのだろうけど、こういった寸劇をさせているようだ。残念ながらAKBにそんなに時間を割くことはできないためこの「ネ申テレビ」は全く見たことがない。
(2)信じられないが、今はAKB48よりもSDN48のほうが好きかもしれない。
(3)AKBで興味があるのは、現在、研究生だけになってしまったといってよい。わずか半年たらずでコロコロと興味関心がかわるものだ。
緑のターフに真夏のような日差しが10月というのに降り注ぐ。前日は葛西臨海公園で行われたAKB48東京秋祭り。この三連休は朝から晩まで、大雨と快晴という両極端の天気の中で全てAKB三昧だった。
11時になるとイベント開始だ。時計をみてないからなんともいえないが、時間が押したように記憶している。あたりまえだろう。俺が入場した時点でまだ長蛇の列が競馬場外に並んでいるのだから。なるべく入場するのを待つはずだ。
イベントがはじまる。『会いたかった』『ヘビーローテーション』『ポニーテールとシュシュ』の三曲を歌ったような記憶がある。あとはよくわからないが寸劇のようなものをやっていた(1)。イベント時間は30分程度だったと思う。ステージが見にくい端っこの席だったし、声が小さくて聞き取れない。イベントはつまらなかったといっていいだろう。これが仮にステージに近い席なら別の感想をもったのだろうが。まぁいい。目的は握手会だ。イベントが終わり握手会がはじまる。
オーロラビジョンには整理番号が今、どのへんまで進んでいるかということが映し出されるらしい。それまでの間はのんびりしていてくださいということだ。なにやら、この東京競馬場の全国握手会から、この待ち時間を有意義にということでいろいろと催し物があるらしい。まずはSDN48のメンバーがステージでいろいろと踊ったり歌ったりしていた。正直に言って全く興味はなかった(2)。正直に言ってAKBの48人の情報だけで頭はパンク寸前。5年間のAKBの歴史も突貫工事でつめこんでいた時期なのでとてもSDNにまで足りないおつむをまわす余裕はなかった。
研究生がヘビーローテーションをハンドベルで演奏するという企画もあり、パドックで練習している姿を公開することもやっていた。パドックの中で練習している姿をみることはできても顔までは視力2.0の俺でも把握できない。それにこの時点では研究生っていったい何?という感じであり、今となってはもう少しじっくりみてればよかったなと反省している(3)。
このイベントは競馬場全てを貸し切っているわけではなく、制限された箇所だけしか移動できない。これがとてつもなくつらい。四角形の一辺を進めばいいのに3辺を進まなければならないところもあるし、いわゆる導線がぐちゃぐちゃしている。通路は難民キャンプのように老若男女が座り込んでいる。ホームレスのように寝ているものもいる。当たり前か。徹夜で並んでいた人もいたわけだからな。俺も睡魔との戦いだったことを記憶している。自動販売機には数十人の行列が、食べ物屋さんにも同様。こういったとき、食事制限が課せられている俺は外食なんかできないし、飲み物も常に持参だから問題はなかったが、すごい光景だった。
オーロラビジョンは4000番台から全く数字が動かない。7000番台になるのはいつのことやら。いや、まだ残り3枚も握手券が残っている。はたして今日中に握手ができるんだろうか?。
この日の握手会は2部制をとっていた。一部は16時まで。二部は20時まで。両方にかり出されるメンバーもいるが、一部のみのメンバーもいる。このメンバーと握手しようと思うと、とても遅い番号では無理なんじゃないか?。
とりあえず、いったい握手会場はどんなふうになっているんだろうと、建物の中に入る。ここからは今思い出しても衝撃の瞬間だった。
「なんじゃ、この人ごみは???」
この項 続く
(1)後で知ったことだが、全国握手会はスカパーで放映されている「ネ申テレビ(ねもうすテレビと読むらしい)」というのが協賛してるらしく、この全国握手会の光景をテレビに流すのだろうけど、こういった寸劇をさせているようだ。残念ながらAKBにそんなに時間を割くことはできないためこの「ネ申テレビ」は全く見たことがない。
(2)信じられないが、今はAKB48よりもSDN48のほうが好きかもしれない。
(3)AKBで興味があるのは、現在、研究生だけになってしまったといってよい。わずか半年たらずでコロコロと興味関心がかわるものだ。
研究生のハンドベルの演奏の動画がyoutubeにあがってましたよ
アップロードは違法でも見るのは違法ではなかっと思うのでこんなときですが・・・
ちなみに自分も今や興味はほとんど研究生のみです。