荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

「世界侵略2012」

2014-01-11 20:31:05 | 映画
何年か前にB級映画を漁るようにみていたことがある。
これもそのひとつかもしれない。B級映画とはストーリーの大きさに比して予算が与えられていないものと俺はとらえている。特撮や特殊メイクを必要としなければ低予算でもそれなりの映画はできるように思えるのだが、そのバランスが崩れていることが滑稽にみえてしまうのがB級映画だろう。

この映画は登場人物が英語で会話しているシーンがあり、スペイン語での字幕が出ている(スペイン語だとは思うがわからないラテン系であることは間違いない)。日本の商社マンが出てきて日本語で会話しているところなんかでもスペイン語での字幕が出ていた。ちなみにこの日本語を話す人は確実に役者ではなく素人をつれてきていた。

勝手な憶測だがアメリカ映画ではあるが、ヒスパニック系の人たちへの娯楽として作られたのではと思っている。あるいはただのメキシコ映画か。


B級映画は費用の少なさからがヤマ場の訪れがとにかく遅い。最初から1時間近くはなんの映画か忘れてしまうほどだ。


ある一家がドライブ中にエイリアンらしきものに拉致される。隕石がおちる。遺跡を調査していた人が謎の死を遂げる。これらがひとつに結びついていると考えた科学者たちのチームが謎を解いていく。

1時間ほど経過したところで、エイリアンらしきものは一度も姿をみせない。ただ3種類のエイリアンが地球にきているらしい。ひとつは人間をのっとるバクテリアのエイリアン。もうひとつは人間と同じ姿をしたエイリアン。そして最後はいわゆるグレイタイプの人間の見方であるエイリアンらしい。それにしてもエイリアンとコンタクトをとったわけでもないのに、なぜこの3者に分かれるという想定がなされるのだろう。


そしていよいよ70分くらいになって、エイリアン登場。

たけしのTVタックルに出てくる感じのエイリアンだ。悪いエイリアン(人間の姿)が科学者たちを襲う。その窮地を味方のエイリアンが救う。敵を追っ払った後で味方のエイリアンが地球滅亡の映像をみせる。

そして!。





このまま終わってしまった。

もちろんエンディングはちょっと謎めいた終わり方なのだが、それがなんなのか全くわからない。


いったいこの映画はなんだったのだろう?。


しかし、金をかけた映画でつまらないものよりもつっこみがいがあるだけB級映画のほうが面白い。



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