荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

TIF2015 その2

2015-08-04 23:17:17 | アイドル
8月1日(土)

らぶどる  4(5点満点)
ドロシー  3


物販エリアを抜け出し、どこに行こうかとタイムテーブルをみる。SKE48がホットステージでやっている。入れるようだったら少しみてみようということで向かう。ちょうど俺が入場するくらいに係員が「そろそろ入場制限がかかりまーす」と叫んでいた。入るときにここでも意味があるとは思えない荷物検査をやっていた。

入場制限がかかるくらいだから場内超満員。偶然にも、俺の前方は背が低い人が多く、ステージまでの視界は良好。そういえば2012年にはじめてTIFに来たのはSKEが出るからだった。だけれどもチケットを買った時までで、3ヶ月くらいの間にAKBへの気持ちは急速にしぼんでいき、SKEをみることはなかった。

俺の近くにはSKEヲタとおぼしき客はいなかったように思われる。終止地蔵のままが多かった。俺も別にはしゃぐわけではないので、これくらいがステージをみるのに専念できる。俺がマサイ、リフト、パンケチャが大嫌いなのは、視界が妨げられること、頭一拍目での手拍子によるポップスのリズム感を壊してしまうことで、ステージに意識を傾けることを邪魔するからだ。

1曲目は知らない曲だった。ダンサブルなナンバーで興味はない。いつものように口パク、ショートバージョンで「もう1曲みたら出て行くか」と思っていたのだが、2曲目からはなにやら様子が違う。かぶせではあるが、生歌成分多めで「お、少しは進歩したか」と感じたところでもう少しだけみていくことにした。それにしても笑えるのは、ヘッドマイクをつけているのだが、手にハンドマイクをもって客に対して「もっと声出してぇ」って言ったところだ。ヘッドマイクが死んでいることをばらしているようなもんじゃないか。下手でかまわないから歌う。この当たり前のことをAKBはやってこなかったわけで、ようやく今になってこういうことをはじめたのかもしれない。

途中でのんきにMCコーナーをはさむのはAKBらしいなと思ったが、メンバー紹介で大矢まさながリードしながらメンバーを紹介するところはほっこりさせられた。この子ってこんな子だったんだなと今さらながらに知る。ちょっと気になったのが松井れなが「みなさんにSKE48のことを知ってほしい」といっていたところだった。悪いが、ここにいる全員がSKEのことは知っていると思う。もちろんメンバー一人一人まで知っているかと言われたらそうではないだろうが。知ってほしいならば、ステージから伝えればいいわけで、風のようにすぎさる一人一人の挨拶で知ってもらえるわけがない。メンバー個々人を知ってほしいのか、うちらのグループってこんな雰囲気なんですよということを伝えたいのか、いずれにせよ、大矢もリードによる自己紹介じゃなかったら、俺には結果としては無駄な時間になっていたであろうと感じられた。

客の動向は熱があり盛り上がっているところと完全地蔵エリアに二分されていた感じだった。はしゃいでいたのがSKE ヲタなのか、さわげれば何でもいいやつらなのかまではわからない。ただ、いえることは明らかにSKEヲタという格好をしている人をそんなに多くはみかけなかったことだった。思ったよりもTIFにきたAKBヲタは少なかったのかもしれない。

ステージングはとてもよかったと思う。歳をとるにつれて可愛いとは思えなくなった松井じゅりなもいい笑顔をみせていたし、柴田あやちゃんもあやちゃんらしい表情をカメラにみせていた。なぜか宮澤さえと大場コロちゃんがSKEにいたのだが、二人を久しぶりにみられたのもよかった。松井れなはこの8月で卒業するらしいが、最後にみることができたこともよかった。「ごめんね、summer」「アイシテラブル」「パレオはエメラルド」と俺の好きな曲も聴けたし、40分の間終盤に向かうにつれて次第に体がうずうずしてくる。みにきてよかった。とてもいいステージだったと思う。だからといって金を払ってでもAKBのコンサートにいくかといったらそれは100%ありえない。このステージも1時間の枠でフルコーラスでやってくれれば、もしくは40分でも曲を減らしフルコーラスでやってくれれば、満点をつけられたものの、ショートバージョンばかりで気持ちの盛り上がりに水をさされるのが残念で仕方なかった。といってもこれで満足している人が多いのだろうからもう何も言わない。

この二日間は休憩をしっかりとって、無茶をしない行動に努めていたが、休んでいる途中で近辺のヲタの話し声とかが耳に入ってくる。その中で「48系」という用語を使っている人がいた。確かにAKBグループを呼ぶときには便利だと思った。俺はAKBという言葉に広義と狭義を混同させて使っているが(文脈でどちらの意味化は読む人が読めばわかるはず)、これからは俺も48系という語を使っていこうと思う。といっても、48系について語ることはないので使うこともないように思われる。


SKEがおわると昼ご飯。朝が早かったのでもうおなかが空いてきた。スタバでサンドイッチを食べて、少しゆっくりしただけで1時間近くがたつ。この間も多少観たいものはあったが、まだ先は長いし、なんといっても月曜からは仕事が詰まっているし、体調を悪くしては元も子もない。まだ体力があると思っているうちにきっちりと回復させておくことがよいことをこの歳になってようやく学んだ。


マイナビステージでVienolossiをみる。マイナビステージは階段の上からみることができるのでヲタとステージの両方を一望できるのがいい。ヲタの応援スタイルからどこかのロコドルと感じた。調べてみると富山のアイドルだった。別にそんなにつまらない感じもしなかった。時間があったら北陸新幹線も開通したことだし、富山まで遊びにいった時はゆっくりみてみたい。

目当てはVienolossiの次に出るJK21だった。2012年の9月2日からみはじめたJK21だが2013年の冬から観る機会がめっきり減っていった。確か2014年の4月に宮繁が卒業してからは、何かの対バンのときに少しみるくらいだった。TIF2014が最後に観たステージとなった。宮繁がいなくなり、ももなも2014年の冬くらいだと思うが卒業したようだ。そして、りなちゃんも2015年になりフェードアウトするかたちでいなくなってしまう。俺がJK21に興味をもったときのメンバー6人が全ていなくなってしまった。もう完全に別物になってしまっている。客席エリアをみると、あぁ、あの人まだいるのか、と見た顔がかなりいる。でも、このグループに興味を持つことはもうないだろう。メドレー風にアレンジして入るが結局のところ1番だけしか歌わない。2013年からこれをやりはじめてから足を現場に向けることがなくなった最大の要因だ。こんなのは48系とJk21だけだ。2曲目の途中で立ち去る。


ガンダムステージでアキシブをみる。可もなく不可もなく普通だ。

スマイルガーデンに戻る途中に国際交流会館の裏で一休み。とにかくアツい。アツすぎて死にそうだ。持ち歩いている水もあっという間に底をつく。スマイルガーデンは今年はやけに大きな音になっていた。国際交流会館からでもしっかり歌声が聞き取れる。スタダの桜エビ~ずが歌っていた。緩い感じでまさに学芸会といった超えだった。ステージは最後の1曲だけ観たが、ヲタがさくら学院のヲタが使う小さな赤い旗をふっていた。父兄(さくら学院ヲタのこと)が振っているのかと思ったが、たぶん、桜エビ~ず専用のものだと思われる。

そのままスマイルガーデンで春奈るなをみる。スカイガーデンでまみりが出るからスカイガーデンへのエレベーター待ちの列から春奈るなをみていた。アニソンの人らしい。TIFがアイドルイベントを成功させてから多くのアイドルイベントが開かれている。次第に出演メンツがかぶるようになりそれぞれのイベントの特色は会場の違い、というくらいでしかなくなっているように感じているが、こういうちょっとかわったのを数組いれるのがTIFがまだまだこの業界の先駆者であることをあらわしているように思える。といってもその狙いが成功しているようには思えないが。

最初に歌った曲は何かのアニメの主題歌らしいが、気に入ったので、その場でiTunesで検索して購入する。


エレベーター待ちは相変わらず長い。上に上がったときにはまみりの1曲目がはじまったばかりくらいだった。焦っても仕方ないのでちんたら階段を上っていく。



この項続く。

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