働きたくない

病院の中で生活するのも悪くない。
インターネットが使えて本が読めれば一日退屈しない。

今からは都知事選の開票速報なんかをみながら、確か夜は米倉涼子の映画が放映されたはず。反町隆史が好きだから観てみる。眠くなったら寝ればいい。


おじゃる丸の新しいテーマソングはAKB48の9期、10期によいわゆるチーム研究生の「初恋は実らない」
おじゃるが16人ダンスしてるアニメーション。これってやっぱりチーム研究生の16人を意識してるんだろうなぁ。曲はアップテンポでフルーツスノウにも似た感じですごく好き。たぶん、テンポが150くらいのような気がする。メトロノームがないんで計れないが。なんとかドラムで叩けるようになりたい。

このシングルで劇場版を発売して個別握手会があれば200枚くらい買ってやるのに。

腹ヘリンコフ

昼の血糖値は222
夕食前の血糖値は119

看護婦さんたちにはわからないが、俺は自分の体だから少しはわかる。
睡眠とか安静にしているだけでは、俺の場合、血糖値が下がることはない。
看護婦さんたちは低血糖になるおそれを心配しているが全く検討はずれ。
今までに一度も低血糖になったことはない。つまり、ねっからの高血糖体質なのだ。

俺が最初にお世話になった林先生はそのことをよくわかっていた。だから、食事に気をつけるのはあたりまえとして、それ以上に大事なのは体を動かすことの重要性だった。1日に2000kcal摂取、そのかわり筋トレ含めてしっかり運動をする。これが前回の入院のときだった。
ところが今回は運動を基本は禁止、一日1時間の散歩がてら許されるだけで、そのかわり食事は1日1500kcal。

結論を出すのは早いかもしれないが5日間で改善がみられない。それどころが数値だけ見れば次第に悪化してきている。
明日は先生と問診の予定。運動の許可をもらいたい。たぶん、インシュリンの量を増やしても血糖値が下がるとは思えない。



入院してから、なぜか音楽をほとんど聴いていない。
今日は、病院の敷地内の桜をみながら、AKB48の桜曲をループしながら聴いていた。


山室信一の『複合戦争と総力戦の断層』を読む。第一次世界大戦から第二次世界大戦へ向かう日本人の精神史の底流に流れる状況が浮かび上がってくる。



了

入院5日目

今朝の血糖値は192

やっぱりまだ高い。


少し、体重の変化を思い出す。

18歳 大学1年の時、63～64キロだった。ただ身長はまだ170くらいで育ち盛りだった。

20歳 二回目の大学2年生の時、「荒巻さん、腹が少し、アダルトになってきてますよ」といわれて体重を計ったら72キロだった。すでに身長の伸びはとまっている。

22歳 はじめてダイエットとやらにチャレンジ。ちょうど教育実習の時期だったことを覚えている。75キロだったのを72キロくらいには落とせたのかどうか知らないが（水分を抜けばそれくらいは落ちる）、ここから72～75の間が俺の平均的な体重となる。銭湯通いが18歳から25歳まで続いたので、この間の体重の記憶は間違いない。

30歳 仕事がいろいろと忙しくなり、銭湯にもいかなくなり体重を計ることもなくなり、いつしか体重のことを忘れていた。服のサイズが合わなくなってきたので体重をはかると89キロ。ただ、これはダイエットをはじめて1週間後だったのでもしかすると最高値は90キロを超えていた可能性もある。食べる量を大幅に減らし2ヶ月続け74キロまでおとす。以後、80キロを超えるくらいになると断食で体重を73、4におとすということを数回繰り返し40歳をむかえる。

41歳 糖尿病の症状が出る。体重は78キロだったが1週間で72キロまで減った。体脂肪率は上がる一方で筋肉が破壊されることで体重が減っただけということがわかる。入院中から72キロ台をキープしていたが、体脂肪率は少しずつ下がっていった。退院後もしばらくは72キロ台だった。

42歳 やはり、74キロ台に戻る。

45歳 79キロまで増える。この段階で危機感を感じるが無茶なダイエットはできない。あわてず少しずつ下げようとするがなかなか体重が落ちない。

46歳 2011年2月から4月にかけて2ヶ月で71キロまで体重が減った。

現在、入院中で体重は70キロ。たぶん、今の身長で最低水準の体重になっている。一応、先生からは67キロまで落とすようにといわれている。今の食事量だと1週間で1キロは落ちるような感じもする。

了