今後の人生

今の時点で膵臓がんの疑いも晴れ、眼底出血もなく、型にとどまっている。
悪い予想はことごとくはずれている。

しかし、先生との問診では今後の人生は厳しいとのこと。
糖尿病のことについては、知識だけはお医者さん並みにあるが、ここで説明するのはめんどくさいので結論だけ。

40歳で糖尿病を発症し、46歳で悪化。これは普通の人よりも20年以上ペースが早い。
ライフスタイル全般に問題があるとはいえ、明らかに普通の人よりも体の持つ抵抗力が低いとしかいえないらしい。先生にいわせれば、酒を一滴も飲まず、さして肥満体型でもないはない（ブログの自己紹介には肥満とは書いてあるが）のに、ここまで糖尿病がひどいのはあまりみないとのこと。なかなか高血糖状態が改善されないのも気になるらしい。

この6年間で帯状疱疹、高血圧に高脂血症、急性前立腺炎、様々な体の異常があらわれている。

いつ退院になるかわからないが、退院後のライフスタイルはこれまで以上に厳しいものになるだろう。それを持続しなければならないのもつらい。

いっさいの外食は禁止。
クックワンツースリーにも相談しなければならないが、朝は7時半に起きる。血糖値をはかる。血糖値によってインシュリンの単位を変えながら投与。ご飯は小さな茶碗に一杯だけ。レトルトの糖尿病食を食べる。パンは体質上なるべく食べないようにする。
ルフィの散歩で軽くウォーキング。テレビをみたり、添削したり、原稿かいたりして午前中を過ごす。
昼ご飯は宅配でおかずを頼むが、ごはんは自分で用意する。ごはんの量で一日の総カロリーがかなりかわってくるからだ。昼ご飯のあとはドラムの練習でもしよう。
問題は仕事のことだ。すでにわかりきっていることだが、仕事の終わりが夜10時くらいになると、そこから何かお腹にものを入れたくなるだけでなく、なかなか夜が寝られず、結局3時に寝て11時におきる、といった感じでどんどん生活が乱れていく。仕事の量をどうやって減らすかが一番むつかしい。
Z会も東進も数年前に比べたら仕事はだいぶ減らしている。すでに夏期講習、冬期講習はコマの削減は決定している。直前講習も減らすしかないだろう。

ただ、悲観的にはなっていない。生活時間を整えて、食べるという欲望をシャットアウトする以外はなんだってできる。のんべんだらりと生きてるから、なにか口寂しくなってつまんでしまうだけで、いろいろと集中していると水を飲むくらいで全然耐えられる。

とりあえずは、前にも書いたけど、いつ死んでもいいように、部屋を大幅にかたづける。スタジオ化を進めるかどうかはおいといて、自炊することもほとんどないから台所にあるものはほとんど捨ててホテルにあるような小さな冷蔵庫をひとつ買って、食器棚は本棚にするつもり。

とにかく部屋の掃除だけで確実に1年はかかるだろうから、その目標を達成するだけでも大変だ。あの部屋がすっきりする姿を想像するだけで少し楽しくなってきた。小さな、自分にしかわからない喜びだけどワクワク感がないと人生はむなしい。



了

腹ヘリコプター

今日は血糖値が悪い状態が一日続いた。

0800 189
1100 144
1400 251
1815 159

検査で食事の時間の感覚が短くなったこともあるだろうが、やはり、インシュリンを投与しても食後の最大血糖値は300を超えていると思われる。

まだ退院の見込みはたたない。
型から型に移行していないといっても相当に膵臓の状態は悪いと思われる。

腹ペコりん

今朝の血糖値は189。どうにも夜にいったん下がるのだが、寝ていると血糖値が上がるというのは理由はわからんが俺の体質。長い間不規則な生活を送ってきたことも理由にあるのだろうと自分に言い聞かせる。とにかく朝起きたときの血糖値が110を切らないことには退院はできない。

まだ検査がはじまらない。もう16時間食べていない。4時間前からは水を飲むことも禁止されている。原稿書いて意識を別のところに集中させているが、お腹がぐ～ぐ～鳴っている。


今日は雨なので、一日、読書と原稿執筆の予定。