四柱神社(よはしらじんじゃ)は松本市大手に鎮座しています。地元では、例祭(神道祭10
月開催)から「しんとう(神道)さん」と呼ばれています。この名称は天之御中主神、高皇産霊
神、神皇産霊神、天照大神を祭神とし、四柱を祀ることによります。願いごと結びの神として
周辺地域から信仰が篤いとされます。
明治5年(1872)に、筑摩県松本に設置された神道中教院で、明治7年(1874)から四柱
の神を祀ったことに始まります。明治12年(1879)に現在地に社殿を造営し、村社の四柱神
社として遷座しました。明治21年(1888)の松本大火で社殿焼失し、大正13年(1924)に再
建しました。(写真Mr麹町)