大国魂大神を武蔵国の護り神としてお祀りした社です。この大神は、出雲の大国主神と御同
神で、まじないの術も授けられた御方で、俗に福神又は縁結びの神として著名です。創立は、
景行天皇41年(111)、約1900年前の5月5日といいます。
当時は武蔵国造が代々に奉仕しましたが、大化の改新によって、武蔵国府がおかれたで、
国司が国造に代わって奉仕するようになり、管内神社の祭典を行う便宜上、武蔵国中の神社
を一ケ所に集めてお祀りしました。これが武蔵総社といわれる起源です。なお左右の相殿に、
国内著名の神社六社を合祀したので、六所宮とも称します。(写真Mr麹町)