散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

貞恭庵・菩薩像(増上寺)

2016-04-12 06:01:36 | 日記

       

         

 幕末の劇的な時代を生き抜いた、十四代将軍徳川家茂公正室 皇女和宮さまゆかりの茶室です。

 貞恭(ていきょう)とは和宮様の法号から名付けられています。四畳半二間の茶室からなる建物で、昭

和55年(1980)に移築・改修し、一般にも利用されるようになりました。増上寺では、和宮さまの遺品と

伝えられている袈裟、琴、手紙、漢詩の書掛軸なと゛を所蔵しています。  

        菩薩像 

 菩薩像 敷地内には愛らしい菩薩像が並んでいます。他のお寺ではあまり見ないような菩薩像の配

列ですが、なかなか見ごたえある仏像です。もとはここより北西の地蔵山に安置されていました。西向き

の観音像に対し東向きでした。正嘉2年(1258)の作と伝えられる古い像です。

 「普賢菩薩」「地蔵菩薩」「虚空蔵菩薩」「文殊菩薩」の4体です。増上寺ができる前からあるもので、鎌

倉時代に造られた物と伝えられています。(写真Mr麹町)