散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

虫の鳴く頃(生物園)

2014-09-11 06:03:02 | 日記
    

       

 朝夕の涼しい風が気持よくなりました。蝉に変わってスズムシ、キリギノス、コオロギなど

が鳴きはじめました。コロコロ、リーンリーン、ジーッジーッ、チンチロリンと音色を聞かせ

てくれます。説明によると、多くの場合鳴くことができるのはオスで、メスへの求愛や縄張り

宣言ということらしいです。  

     

 江戸時代には「虫売り」がいたようです。なんでも神田に住むおでん屋さんが、根岸の里で

聞いたスズムシの音にひかれ、捕まえて家に持ち帰って楽しんでいました。そのうち譲ってほ

しいという人が多く、おでん屋をやめて「虫売り」の商売を始めたそうです。虫の音を愛でる

日本人ならではの文化が江戸時代に誕生したわけです。ちなみに諸外国では虫の音を楽しむ文

化はないそうです。日本人でよかった・・と思いますが、最近ではマンションなどては、うる

さいと苦情がでるそうですから時代ですかね。