散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

「花」の碑(浅草7-1隅田公園)

2013-12-02 06:29:00 | 日記
    

 池波正太郎生誕地碑から道路を渡って隅田公園に入ると「花」の碑があります。

 春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が かいのしずくも花とちる 眺めをなににたと

ふべき 武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲「花」。この碑は羽衣自筆の歌詞を刻み昭和31年11

月3日その教え子たちで結成された「武島羽衣先生歌碑建設会」によって建立されました。

 以下台東区説明文 武島羽衣は明治5年、日本橋の木綿問屋に生まれ赤門派の詩人、美文

家として知られる人物。明治33年東京音楽学校・現東京芸術大学教授である武島羽衣と、

同校助教授滝廉太郎とともに「花」を完成。羽衣28歳、廉太郎21歳の時であった。 

 滝廉太郎は作曲者として有名な人物であるが、よく知られているものに「荒城の月」「鳩ぽ

っぽ」などがある。「花」完成の3年後明治36年6月29日24歳の生涯を閉じた。

 武島羽衣はその後、明治43年から昭和36年退職するまでの長い間、日本女子大学で教鞭

をふるい、昭和42年2月3日、94歳で没した。手漕ぎ舟の行き交う、往時ののどかな隅田

川。その情景は、歌曲「花」により、今なお多くの人々に親しまれ、歌い継がれている。