散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

石尊垢離場跡(両国橋)

2013-06-30 07:56:40 | 日記
   

      現両国橋 

 墨田区両国橋近くの立て札に「石尊垢離場跡」(しゃくそんこりばあと)があります。拝読

すれば以下の通り。石尊とは、神奈川県伊勢原市にある大山の事です。山頂の阿夫利神社は、

商売繁盛と勝負事に御利益があるので江戸中期、江戸っ子が講を組み、白衣に振り鈴、木太刀

を背負った姿でお参りに出かけました。出発前に水垢離をとり、体を清めました。その垢離場

が旧両国橋の南際にありました。川の底に石が敷いてあり、参詣に出かける者が胸のあたりま

で水につかり「さんげさんげ、六根罪障、おしめにはったい、金剛童子・・・」などと唱えな

がら、屈伸を行い、そのたびにワラで作ったサシというものを流したのです。その賑わいは、

真夏の海水浴場のようだったとされています。とあります。  

 さて「おしめにはったい」て何でしょうね。調べましたよ。水につかって大山大聖 不動明

王 大天狗 中天狗 大峯八大と唱える「大峯八大」が おしめにはったい となるわけで、

落語大山参りの一節です。なーるほど 面白いですね。