散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

俳人・度会園女の墓(江東区白河)

2013-06-17 06:53:00 | 日記
   

        

 6年振りに訪れました。雄松院の門前には「俳人度会園女の墓」の石柱があり、側面には辞

世の歌「秋の月春の曙見し空は 夢か現かなむあみだ仏」が刻まれています。度会園女(わた

らいそのじょ)は寛文4年(1664)伊勢山田に生まれ、享保11年(1726)63歳で

死去し、雄松院に葬られています。  

 園女は医師・斯波(度会)一有の妻で、夫とともに大阪に住み、俳諧を好み芭蕉の門人宝井

其角を頼って江戸に出て、富岡八幡宮前で眼科医を営んでおりました。桜を愛した園女は、富

岡八幡宮に36本の桜を植えて奉納したと伝えられます。(その後すべて焼失)墓石の隣には

子どもの三輪車が放置されていました。近所の子があそびに来たのでしょうか。