明日から10月、今年も後三ヶ月。
畑をやっていると作業に追われ月日の経過を早く感ずるようだ。
やっと涼しくなった。
涼しいというより肌寒い一日、今日は小雨が降る中での畑作業となった。
先週末、種蒔きしたカブ、二十日ダイコン、レタスなど無事一斉に発芽していた。
これからが葉菜類の種蒔きの最適期をむかえる。
収穫時期をズラすためサミダレで播種するほうが良い。
■はくさいの間引き
今年のハクサイは虫害などに悩まされた。
8月の下旬に種蒔きし、虫害で発芽に失敗したり、台風で種が流れたりして
ここまで成長させるのが大変だった。
今日やっと、一本立ちに間引きした。
ハクサイは蒔きどきが難しい野菜(適期8月末~9月上旬)。
発芽~葉が巻いてしまうまで、コナガ、ヨトウムシ、青虫などとの闘いが続く。
マメにチェックし捕殺する。
防虫ネットしていても安心できない。
葉に穴ぼこ、虫の糞を見つけたらネットを外して虫退治しよう。
●アブラナ科(ハクサイ キャベツ、ブロッコリー ダイコン)に寄生する害虫たち
■コナガの幼虫
→アブラナ科の野菜の葉を裏側から表皮を残して食害する。
青虫は葉の端から食べるがコナガの幼虫は葉の真ん中に小さい穴をあける。
■ヨトウムシ
→茶色で体長3~4㎝と大きい。昼間は土の中などにいて夜間活動す。
食害があって見あたらない場合、根っこ付近の土を探ると発見できる。
■青虫
→モンシロチョウの卵から成長、できれば卵のうちに退治したい。
放っておくと青虫になり葉を食べつくす。
■ブロッコリー
品種は、タキイの「ハイツ」とサカタの「緑嶺」、
いづれも家庭菜園向きで育て易い。
■ほうれん草
2週間前に種蒔きしたほうれん草。
パワーアップしたいとき食べる野菜の代名詞で使われ栄養満点野菜。
暑さに弱く、寒くなるほどにたくましく育つ野菜である。
寒くなるほどに甘みが増して美味しくなる。
時期をずらして何回かに分けて種蒔きする予定。
11月下旬からの種蒔きは、トンネルして防寒する必要がある。
■春菊
鍋料理に欠かせない野菜。
耐寒性もあり、病害虫に強く育て易い。
密集して栽培して、間引き菜も食す。
次から次にでてくる若い脇芽を食す、好物野菜のひとつ。
■にんにくの発芽
ニンニクは苦い思いがある。
今年、収穫間際になって原因不明の疫病になり全滅してしまった。
今年こそ・・と意気込んでいる。
ニンニクは乾燥に弱い。
有機質に富み、通気性と保水力の高い土が望ましい。