読んで意外だった点は、イギリスは第二次大戦終了時に、
政府債務がGDPの2.4倍あったのだが、緊縮せずに社会保障に予算を出し、
その後、経済規模の拡大で政府債務のGDPに対する割合が減少して、
大した額ではなくなったとのこと。
植民地という収奪の対象を失っていったことを考えると、意外だった。
日本では左派のほうが財政規律が好きだが、ヨーロッパの左派は、
人間らしく暮らすための費用は緊縮せずに政府が出すべきとの考えとのこと。
「そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学 」ブレイディみかこ
政府債務がGDPの2.4倍あったのだが、緊縮せずに社会保障に予算を出し、
その後、経済規模の拡大で政府債務のGDPに対する割合が減少して、
大した額ではなくなったとのこと。
植民地という収奪の対象を失っていったことを考えると、意外だった。
日本では左派のほうが財政規律が好きだが、ヨーロッパの左派は、
人間らしく暮らすための費用は緊縮せずに政府が出すべきとの考えとのこと。
「そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学 」ブレイディみかこ