庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

セツブンソウの芽が出て、フキノトウが咲き始める。マルバグミ、ツルグミ、緋の司、ユズ、ナニワズ。

2016年01月16日 | 庭の花たち
セツブンソウの芽がでてきました。1月に入ってから、セツブンソウが咲いたという情報がネットにいくつかありました。え、っと驚いて我が庭を見に行きましたが姿は見えませんでした。
今日もまだかいなとよくよく見たらありました。
セツブンソウ1601160007
セツブンソウ1601160007 posted by (C)雑草
このまま成長すると1月中には咲くことでしょう。節分までにはちゃんと間に合うでしょう。
去年の節分の日にはこんな感じになっていました。今年はもっと開いていることでしょう。
律儀なセツブンソウ
律儀なセツブンソウ posted by (C)雑草

もう一本芽が出ていました。なにかクルクルとぜんまいみたい。どうしたのでしょうか。
セツブンソウ1601160008
セツブンソウ1601160008 posted by (C)雑草

フキノトウがもう花をひらきはじめていました。
フキノトウ1601160030
フキノトウ1601160030 posted by (C)雑草

マルバグミの実がなっていました。花がすべて落ちてしまって実はならないとあきらめていましたが、風通しの良い頭上の枝にありました。
マルバグミ1601160028
マルバグミ1601160028 posted by (C)雑草
マルバグミはつる性でほかの木の枝に、自身の小枝をひっかけて登ってゆきます。上に登れないときは枝垂れていまっす。
マルバグミ1601160035
マルバグミ1601160035 posted by (C)雑草
左上が新梢のもとのほうで、右下に垂れています。小枝が逆向きに出るので、ほかの木の枝に引っかかるともとに戻らないので、ほかの木の上のほうに登ってゆくことができます。

ツルグミはさらに細い新梢が同じように逆向きの小枝を他の枝にひっかけて登ってゆきます。ツルグミは新梢が細く、葉がありません。
ツルグミ1601160034
ツルグミ1601160034 posted by (C)雑草
庭ではまだ花がさいたことがありません。

庭の梅 緋の司 の花が多くなってきました。
緋の司1601160011
緋の司1601160011 posted by (C)雑草
微風に乗って香ってきます。
咲き進んだ花は雄しべがたくさん見えます。
緋の司1601160014
緋の司1601160014 posted by (C)雑草

今年はまだ柚子が木になっています。極端に寒い日がないので凍えてしまわないのでしょう。
ユズ1601160015
ユズ1601160015 posted by (C)雑草

ナニワズの蕾が黄色くなってきました。
ナニワズ1601150003
ナニワズ1601150003 posted by (C)雑草

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水戸の六名木の柳川枝垂の一番花が明日にも。本園内の六名木 白難波 虎の尾 月影 烈公梅 柳川枝垂 江南所無

2016年01月14日 | 偕楽園
水戸の六名木のひとつ柳川枝垂の一番花が明日にも開花しようとしています。
柳川枝垂C5-005 1601140024柳川枝垂C5-005 1601140024 posted by (C)雑草
水戸の六名木は園内の梅の木の中で、容姿が立派で花も美しい木を6本選び出したことに始まるようです。ということは六名木は園内に6本しかないわけですが、最近はこの6本の品種のことを六名木ということが多いようです。六名木が選定されたのは昭和の前半、戦前のことと思います。
園内には六名木選定当時の木がそのままあるかどうかはわかりませんが、竹垣で囲った六名木があります。柳川枝垂もその一つです。
柳川枝垂C5-005 1601140042柳川枝垂C5-005 1601140042 posted by (C)雑草

白難波は偕楽園の開園当初からあったと思われる古木です。
白難波六銘木1601140035白難波六銘木1601140035 posted by (C)雑草
今は2本の古木になっていますが、10年くらい前には、この2本の古木の間に朽ちかけた太いさらなる古木がありました。今ある2本の古木はひこばえのようなものとおもいます。
その2本の古木が咲きはじめていました。
白難波六銘木1601140034白難波六銘木1601140034 posted by (C)雑草

虎の尾も咲き始めています。
虎の尾六銘木1601140036虎の尾六銘木1601140036 posted by (C)雑草
虎の尾六銘木1601140037虎の尾六銘木1601140037 posted by (C)雑草
次は別の場所の虎の尾の花が夕日に染まったものです。
虎の尾1601140051虎の尾1601140051 posted by (C)雑草

月影はまだ咲いていません。蕾の時は萼が緑色なので、木全体が薄緑色にみえます。普通の白梅は萼が赤茶色ですから木全体が赤っぽいです。
月影には色素のアントシアンを作る遺伝子が欠けているか、劣勢であるために色素が生成されないために緑色です。
月影六銘木1601140038月影六銘木1601140038 posted by (C)雑草
次の月影は猩々梅林の六名木が一堂に集められた六名木サークル?の月影です。
月影SY2-1601140005月影SY2-1601140005 posted by (C)雑草

江南所無は遅咲きの名花です。3月10日すぎが見頃になるでしょう。中国の梅の里、揚子江の南で比べるものがないという意味のようです。
蕾の時は真っ赤でさきすすむと、中心部分の紅がやや薄れる八重咲きです。
江南所無六銘木1601140039江南所無六銘木1601140039 posted by (C)雑草
次の花は昨年咲いた江南所無です。
江南所無江南所無 posted by (C)雑草

烈公梅はかつて弘道館の孔子廟近くにあった木で、これまで知られていない品種の木であったため、斉昭公の名をつけた梅です。花弁がほそくすきまのある質素な梅です。
烈公梅1601140041烈公梅1601140041 posted by (C)雑草
弘道館の烈公梅の蕾がふくらんできていますが偕楽園ではまだ咲く様子がありません。
次は昨年咲いた烈公梅の花です。
好文亭入口の烈公梅好文亭入口の烈公梅 posted by (C)雑草

今日も正岡子規の句碑には句意にふさわしい素晴らしいお日様イラストが描かれていました。
崖急に梅ことごとく斜めなり
子規の句碑1601140016子規の句碑1601140016 posted by (C)雑草
句碑の案内板にイラストの影をうつす梅の木、緋梅が咲いています。
緋梅句碑1601140018緋梅句碑1601140018 posted by (C)雑草
句碑のある園路風景です。前方は南門、右手上が好文亭、左は常磐線の向こうが田鶴鳴梅林。カメラの位置の右手上にに椚門があり、見晴広場へ行けます。
名花句碑1601140020名花句碑1601140020 posted by (C)雑草
同じ位置で後ろを向くと、南崖の松の木。左上は見晴広場、前方は水戸八景の僊湖暮雪、さらに南崖の洞窟へと続きます。
南崖の松1601140021南崖の松1601140021 posted by (C)雑草
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法則どおりにシモバシラ4度目の発生

2016年01月14日 | 庭の花たち
今朝もシモバシラが発生しました。
シモバシラ1601140033シモバシラ1601140033 posted by (C)雑草
今朝の最低気温は水戸気象台がマイナス3.1度。鹿嶋市がマイナス1.6度で、法則通りでした。
シモバシラ1601140040シモバシラ1601140040 posted by (C)雑草
上の2枚は地上からやや高い場所で、昨日とそれほど遜色がありませんが、下の画像は地上すれすれの地植えではちょっと小さく個数も少ないです。
シモバシラ1601140031シモバシラ1601140031 posted by (C)雑草
ナツボウズのナニワズの葉のしおれ方も昨日のほうがすごいです。
ナニワズ1601130018ナニワズ1601130018 posted by (C)雑草
ナニワズ1601140037ナニワズ1601140037 posted by (C)雑草
オニシバリははっきり違いが分かります。
オニシバリ1601130024オニシバリ1601130024 posted by (C)雑草
オニシバリ1601140036オニシバリ1601140036 posted by (C)雑草
ナニワズは昨日と今日ではあまり違いません。これは朝方の寒気を遮るものがすくないためです。
オニシバリは寒気が入りにくい場所なので今朝はまだ十分に冷えなかったようです。地植えのシモバシラの発生が少なかったのは同じ理由によるようです。
越冬中のウラギンシジミは発見した時から少しも動いていないようです。
ウラギンシジミ1601140038ウラギンシジミ1601140038 posted by (C)雑草
ノシランがだいぶ色づいてきました。これは寒気のあたりやすい築山です。
ノシラン1601140043ノシラン1601140043 posted by (C)雑草
寒気の入りにくい場所ではまだちょっと色がうすいです。
ノシラン1601140046ノシラン1601140046 posted by (C)雑草
中央の色が濃い2個はナガバジャノヒゲです。この色を超えて輝いてほしいです。
明日15日の水戸気象台の予想気温はマイナス2度です。シモバシラの発生は微妙です。
鹿嶋はプラス1度の予想です。予想通りならシモバシラは発生しないようですね。

1月15日追記
水戸の最低気温マイナス0.9度
鹿嶋の最低気温 プラス6.2度
我が家のシモバシラは発生しませんでした。ナニワズの葉も全くしおれていないで、暖かい朝でした。
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我が家のシモバシラ発生の不思議な法則

2016年01月13日 | 庭の花たち
今シーズン3度目のシモバシラを観測しました。
シモバシラ1601130015シモバシラ1601130015 posted by (C)雑草
今朝は最低気温が予報ではマイナス2度くらいなので、シモバシラの発生はないのではと思っていたが、朝方になると急に冷えてきました。なぜ
わかるかというと、我が家は通気性がよいので、部屋にいても冷え込み具合がわかるのです。
なんと水戸気象台の記録ではマイナス4.4度です。さっそく庭に出るとシモバシラが発生していました。
いつも最初に確認する場所はシモバシラを地植えにしている場所です。つまり地面すれすれの低い位置です。
シモバシラ1601130001シモバシラ1601130001 posted by (C)雑草
シモバシラはあまり大きくなっていませんでした。
今年は暖冬でムラサキケマンの葉がもうこんなに大きくなっています。
シモバシラ1601130016シモバシラ1601130016 posted by (C)雑草
最初の写真は腰の高さくらいの場所に置いた植木鉢の中です。見る角度を変えるとこんな感じです。
シモバシラ1601130011シモバシラ1601130011 posted by (C)雑草
もう一つの鉢にはやはり大きなシモバシラが発生していました。
シモバシラ1601130006シモバシラ1601130006 posted by (C)雑草
またミカエリソウにも発生していました。ミカエリソウは木本で生きている枝に発生します。
ミカエリソウ1601130009ミカエリソウ1601130009 posted by (C)雑草
ミカエリソウ1601130007ミカエリソウ1601130007 posted by (C)雑草
発生する部位はまだ完全に木質化しないところで、完全に木質化した部位には発生したことがありません。木の幹が凍って割れる凍裂はマイナス30度とかの厳寒の地の針葉樹に発生することがあるようです。ここ水戸では木質化すると割れることはありません。

さて、不思議な法則についてですが、数年前に30回以上もシモバシラが発生したことがありました。水戸気象台の記録と発生日を対比してみましたが、むちゃくちゃ低いマイナス5~7度の日は必ず発生するのですが、マイナス3度より高い日は発生したりしなかったりで相関関係がはっきりしませんでした。
マイナス1~2度の日が続いたあとに、マイナス3度以下になると発生することが多いようでした。それでもやはりムラがありました。
我が家でシモバシラが発生しても気象台の気温が高かったりしました。水戸気象台と我が家は直線距離で3kmほど離れています。また気象台が河川敷近くの高台で、市街地のはずれにあるので、風向きによっては市街地の影響をうけるためと思われました。

そこで、いろいろ各地の気温を調べたところ不思議な関係がわかってきました。それは、何と我が家から50kmも離れた鹿嶋市の記録でした。水戸よりも気温が高くめったにマイナスになることがありません。ところが、鹿嶋市でマイナスを記録した朝は、かなりの頻度で我が家でシモバシラが発生していたのです。にわかには信じられないことですが、はたして今シーズンはどうでしょうか。
シモバシラが発生した日は12月28日、30日そして今日1月13日の3回です。
鹿嶋市の最低気温はマイナス1.5度、マイナス0.3度、マイナス2.0度です。 それ以外の日はすべてプラスです。(最も低いのはプラス0.1度)
というわけで今シーズンの我が家のシモバシラの発生と鹿嶋市の最低気温がマイナスになる日は最初の3回は見事に一致しています。これが私の発見した不思議な法則です。時にはやや外れることもあるでしょうが不思議ですね。
では、何度まで下がったらシモバシラが発生するのか、暖かい日の翌日は発生しにくい、湿度はどうかなど、発生のメカニズムは全くわかりません。
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昨シーズンの梅の開花は今日1月12日で21本。今シーズンは12月14日で21本。その上今シーズンは・・・

2016年01月12日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園で花が咲いた梅が21本ありました。
今朝起きると庭にうっすらと雪が。今朝の水戸気象台の最低気温は-2.1℃でした。1月としては比較的高い気温ですが、寒く感じました。朝方急に寒気がきたようです。今年はまだスイセンが...


開花本数21本になった日は昨シーズンが1月24日で今シーズンは12月14日でほぼ1カ月早い開花です。
その上今シーズンはすでに満開のごとくたくさん花のついた木を多く見ました。
ざっと寒さの比較を気象台の記録で比較してみますと、
今シーズンは極端に寒い朝がほとんどありません。マイナス3度以下の日が本日現在まだ2回しかありません。-3度と-4度。
マイナスの朝は述べ14日です。

昨シーズンはすでに10日もありました。
-4度、-3.2度、-4.1度、-5度、-4.6度、-4.4度、-4.1度、-3.9度、-4.5度、-3.9度
マイナスの朝はなんと29日にも及びます。
明日から冷えるとのことですが、マイナス2度くらいの予想です。
これでは蕾の成長にブレーキをかけることができそうにありません。早咲き梅が一層咲き進むような雲行きです。明日からの気象に注目します。

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水戸徳川家の蘭展と錦糸南天展

2016年01月12日 | まち歩き
水戸徳川家第14代徳川圀斉氏(1911~1986)は、パフィオペディルムの限りなく白い花を理想として栽培していました。このコレクションは向ヶ丘遊園から水戸市植物公園に管理が移されて、毎年この時期に水戸徳川家の蘭展として展示されています。
圀斉氏が作出した数多くの品種が、英国王立園芸協会のオーキッドリストに登録されています。
以下は今回展示されていたものです。
画像をクリックするとフォト蔵画面に移動して、簡単な説明があります。このページに戻るときは左上の矢印をクリックしてください。
次の画像は、英国の育種家が作出したもので、圀斉氏は、この花を初めて見た時、白花の美しさに魅了され、白花作出に取り組むために栽培していたものです。
メドウスイート・ピュリティ1601110008メドウスイート・ピュリティ1601110008 posted by (C)雑草

オモカゲ1601110026オモカゲ1601110026 posted by (C)雑草
カシマ ナダ1601110032カシマ ナダ1601110032 posted by (C)雑草
カシマ・ナダ1601110030カシマ・ナダ1601110030 posted by (C)雑草
ギンレイ1601110010ギンレイ1601110010 posted by (C)雑草
サクラガワ1601110036サクラガワ1601110036 posted by (C)雑草
スワンゴールド・ミユキ1601110001スワンゴールド・ミユキ1601110001 posted by (C)雑草
スワンゴールドミワ&ミユキ1601110034スワンゴールドミワ&ミユキ1601110034 posted by (C)雑草
タカショウ1601110020タカショウ1601110020 posted by (C)雑草
ドリーミーホワイト1601110004ドリーミーホワイト1601110004 posted by (C)雑草
パラボラ1601110028パラボラ1601110028 posted by (C)雑草
ボタンユキ1601110022ボタンユキ1601110022 posted by (C)雑草
マユミ カンスイ1601110014マユミ カンスイ1601110014 posted by (C)雑草
マユミ1601110016マユミ1601110016 posted by (C)雑草
ユキチドリ1601110006ユキチドリ1601110006 posted by (C)雑草
未定1601110024未定1601110024 posted by (C)雑草

同じ会場で錦糸南天の展示会がありました。
青縮緬玉獅子1601110044
青縮緬玉獅子1601110044 posted by (C)雑草
玉獅子1601110048
玉獅子1601110048 posted by (C)雑草
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弘道館でロマンを感じる梅が咲き始めました。 好文亭では一流が咲きました。

2016年01月11日 | 弘道館
弘道館のなかでロマンを感じる梅が咲き始めました。それは座論と臥竜梅です。
座論1601110053座論1601110053 posted by (C)雑草
臥竜梅1601110073臥竜梅1601110073 posted by (C)雑草
弘道館の臥竜梅は幹が倒れたように地面に横たわっています。
臥竜梅1601110072臥竜梅1601110072 posted by (C)雑草
臥竜梅1601110062臥竜梅1601110062 posted by (C)雑草
弘道館には臥竜梅が4本あります。いずれも一重の白花です。どの木も幹が倒れたようになっています。これについては座論梅と関連あるのかなとおもいます。
一方偕楽園の臥竜梅にはいくつか種類があります。
大きく分けると一重の白花と紅花。八重の白花と紅花と4種類です。
幹は弘道館のように倒れたのはありません。一重の紅白とも空中でくねくねとしていますが、倒れて地につくほどではありません。植木屋さんの剪定でくねくねさせたのかとも思ってしまいます。
八重の紅白は普通の梅の木の枝振りです。木の様子からは臥竜梅とは気が付きません。この八重の紅白は瑞巌寺の臥竜梅をいただいたことははっきりしています。
このように臥竜梅は弘道館と偕楽園では全く違う種類かと思われます。同じく座論梅も弘道館と偕楽園では全く別の品種
と思われます。
座論1601110053座論1601110053 posted by (C)雑草
上の画像は弘道館の咲き始めた座論です。
弘道館の座論は雌しべは1本しかありません。
偕楽園の座論は雌しべが3本ある花がかなりの頻度で出現します。
 座論梅は宮崎県に国指定天然記念物の湯の宮座論梅という樹齢600年の梅の木があります。写真で見るかぎり雌しべは1本しかないようです。この点では弘道館の座論と同じです。
 座論の由来については、「ザロミ」という梅の種類から名付けられたとも、また、徳川時代に佐土原、高鍋両藩の間に梅林の所有争いが起こり、両藩士がこの地で出会い座して論議したので座論梅となったものと伝えられる。とあります。弘道館の座論はこの流れのほうの梅なのではないかと思われます。
 もしそうだとすると、さらに想像の翼を広げると、湯の宮座論梅は「元は1株であったものが横に伸び地について新しい株となり次々と繁殖して、現在80株になったものである。」とありまして、これも写真で見る限りでは弘道館の臥竜梅の横たわった幹によく似ています。弘道館の臥竜梅は一重で雌しべは1本です。
 偕楽園の臥竜梅は先に記したように、八重咲で白花と紅花の2種は、豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに伊達正宗が持ち帰ったという瑞巌寺の臥竜梅に間違いありません。一重の白花と紅花は来歴はわかりません。
 では弘道館の一重の臥竜梅はどこから来たのか、湯の宮座論梅の可能性もあるかもしれないと思うのです。それは湯の宮座論梅が神武天皇ゆかりの木ということですから、大日本史を編纂している水戸にとってはぜひとも植えてみたい木ではなかったでしょうか。
薩摩から霧島ツツジ、仙台から宮城野萩、京から孟宗竹が贈られたなどの例を考えると、座論梅もしかるべきものが贈られたことが十分考えられます。つまり湯の宮座論梅=弘道館の臥竜梅、そして座論梅はその若い木なのかもしれませんね。
 弘道館と偕楽園、そして座論梅と臥竜梅がいろいろなロマンを醸し出してくれる水戸の梅です。
さて弘道館でひときわ美しい八重松島が咲き始めました。弘道館内の売店の前です。
八重松島1601110078八重松島1601110078 posted by (C)雑草
八重松島1601110075八重松島1601110075 posted by (C)雑草
八重松島1601110074八重松島1601110074 posted by (C)雑草
また名前がわかりませんがこれまた美しい梅の花が咲き始めました。料金所から入場して建物右手の井戸の近くです。
梅A-1921601110063梅A-1921601110063 posted by (C)雑草
烈公梅の蕾がふくらんできました。
烈公梅1601110058烈公梅1601110058 posted by (C)雑草
烈公梅はもとは孔子廟近くにあった木で、どの種類の梅の花にも似ていない独特の花であったので、烈公梅と名付けられたと聞いています。ここに植えられている木は水戸徳川家より贈られたそうです。
花弁が細くてすきまがあり、こぶりの花です。
中国の香格里拉野梅は白花ですが、形はよく似ているように雑草は思います。
孔子廟には孔子ゆかりの楷の木も植えてああるので、梅はもともとは中国渡来ですが、日本にはなかった木がここに植えられたとしても不思議ではないように思いました。
湯の宮座論梅についてはこのアドレスから引用しました。

http://www.gurunet-miyazaki.com/kankouti/kenou/zaronbai/zaronbai.htm

偕楽園の好文亭内の一流が咲いていました。去年2015年の咲き始めは2月7日ですから1か月は早い。
一流好文亭1601110084
一流好文亭1601110084 posted by (C)雑草
一流は好文亭内にしかありませんでしたが、たしか東梅林に新しい一流が植えられていたと思います。
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偕楽園のきれいな梅花が咲いています。 Google Mapで詳細な梅の木の場所もわかります。

2016年01月09日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園の梅の開花状況は昨日8日現在で130本とのことです。これは偕楽園さんがカウントされたとのことで一応公式発表ということでしょう。しかし、一輪しか咲いていないとかで数えていないものもあるのではないかと雑草は思います。
今日は偕楽園内を回ってきれいどころを見て回りました。私の実家からそう遠くない地元出身のお客様にも出会うことができました。
本園内では竹垣で囲った白難波と虎の尾が咲いていました。
白難波B1-148 1601090041白難波B1-148 1601090041 posted by (C)雑草
虎の尾B5-004 1601090072虎の尾B5-004 1601090072 posted by (C)雑草
六名木は竹垣でかこってあって、立札などがありますのでわかりやすいです。
今すぐに詳しい位置をお知りになりたい方は
白難波の場合は「偕楽園梅林案内NO.2」を開いてください。
URLは当ブログの白難波の画像をクリックすると、フォト蔵の雑草のページに移ります。
プロフィールの自己紹介のところに、NO1からNO.6までのURLがありますので、該当するURLをクリックすると
Google Mapのマイマップが開かれます。
左側の「無題のレイヤ」の「他201個」をクリックすると一覧表になりますので、該当する番号「B1-148]をクリックすると
右側のMapの中の該当するマークが白まるで囲まれて浮き上がってきます。
地図の拡大縮小でその位置を詳しく確認することができます。

虎の尾の場合は「偕楽園梅林案内NO.5」です。当ブログの画像をクリックして、あとは白難波と同じ手順で、
左の「B5-004」をクリックすると、右のマップで該当するマークが浮き上がります。

大盃がちょこっと咲いています。紅花の八重寒紅の後ろでちょっと気づきにくいです。抱え咲の名花です。
大盃B1-107 1601090054大盃B1-107 1601090054 posted by (C)雑草
詳細な場所は「偕楽園梅林案内NO.2」の「B1-107」です。

近くの老木が枯死したため切られていました。
枯死株1601090061枯死株1601090061 posted by (C)雑草
枯死株1601090065枯死株1601090065 posted by (C)雑草
毎年老木が姿を消してゆくのは寂しいことです。近くには新しい苗木が植えられています。
この木には名札がなかったのでしょう。地図にはマークがありません。場所は「偕楽園梅林案内NO.2」の
B1-099月影とB1-0221実生野梅の間です。

一重の緋梅が咲き始めました。
緋梅B7-035 1601090045緋梅B7-035 1601090045 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.5」の「B7-035」です。

表門の看板木ともいえる緋の司が咲き始めました。
表門から来られるお客様に一番先に見ていただける木です。
緋の司B10-001 1601090049緋の司B10-001 1601090049 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.5」の「B10-001」です。

東西梅林のほぼ中央の未開紅が咲いています。
未開紅B2-063 1601090077未開紅B2-063 1601090077 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.3」の「B2-063」です。

南崖の名花 里見紅が咲いています。南崖の洞窟前、茨城百景碑の後ろの小山のうえです。
里見工C7-102 1601090024里見工C7-102 1601090024 posted by (C)雑草
南崖の洞窟前で上を見上げてください。
里見工C7-102 1601090028里見工C7-102 1601090028 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.6」の「C7-107」です。

今日も良い天気でした。正岡子規の句碑に見事なお日様イラストが。
子規句碑1601090019子規句碑1601090019 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.6」の「D3-014緋梅」のそばです。

吐玉泉下の日本庭園の水面近くで唐梅が一輪咲いていました。
唐梅 池 1601090080唐梅 池 1601090080 posted by (C)雑草
水面のすぐ近くです。
唐梅 池 1601090087唐梅 池 1601090087 posted by (C)雑草
対岸から見ると2本の梅の木が水面に映っています。真っ赤に咲いたときは絶景です。
唐梅 池 1601090090唐梅 池 1601090090 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.6」の「C9-023緋梅」の隣です。なお、C9-023は今は唐梅になっています。
この木は2本とも唐梅で、花の外側輪郭部分がやや白っぽいとても洒落た花です。

好文亭内の白滝枝垂れが咲き始めています。料金所を入ってすぐの左側です。
白滝枝垂れ好文亭内1601090033
白滝枝垂れ好文亭内1601090033 posted by (C)雑草
場所は「偕楽園梅林案内NO.6」の「D1-003」です。

いかがでしたか。今日は本園内で咲き始めた名花を詳細場所がわかるようにご案内しました。
なお、「偕楽園梅林案内は」数年前に名札がついていた梅の木をGoogle Mapに載せたもので、位置はかなり正確です。
本園内の一部と田鶴鳴梅林、猩々梅林、窈窕梅林は未作成です。
以前は本園内がストリートビュウで見ることができまして、その時はアイコンをクリックすると該当する梅の木の画像をみることができました。今はそれができません。
また、その後枯れたり、新しく植えられた品種がありますが、メンテナンスしていないため当時のままとなっています。
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庭の赤い実たち 白い実、黒い実、瑠璃色の実もありました。

2016年01月06日 | 庭の花たち
庭の花の少ない時期です。そこで、赤い実たちを集めてみました。
一番目立つのはやっぱりナンテンですね。真っ赤に色づいています。
ナンテン1601060005ナンテン1601060005 posted by (C)雑草
ナンテン1601060041ナンテン1601060041 posted by (C)雑草
シロミノナンテンは実がつきにくいのですが、今年はなりました。
ナンテン1601060040ナンテン1601060040 posted by (C)雑草
ナンテン1601060039ナンテン1601060039 posted by (C)雑草

ムサシアブミも真っ赤に熟れています。
ムサシアブミ1501060050ムサシアブミ1501060050 posted by (C)雑草
ムサシアブミ1501060049ムサシアブミ1501060049 posted by (C)雑草
マンリョウも真っ赤に色づきました。
マンリョウ1601060053マンリョウ1601060053 posted by (C)雑草
マンリョウ1601060031マンリョウ1601060031 posted by (C)雑草
次はセンリョウといきたいところですが、今年は早々に実がなくなってしまいました。
白い実のカラタチバナ(ヒャクリョウ)です。
カラタチバナ1601060037カラタチバナ1601060037 posted by (C)雑草
ヤブコウジ(ジュウリョウ)の実も真っ赤です。
ヤブコウジ1601060035ヤブコウジ1601060035 posted by (C)雑草
キチジョウソウの実が真っ赤です。何か吉事があってほしいです。
キチジョウソウ1601060012キチジョウソウ1601060012 posted by (C)雑草
テリハツルウメモドキも殻が割れて赤いおいしそうな実が見えています。
テリハツルウメモドキ1601060047テリハツルウメモドキ1601060047 posted by (C)雑草
カラスウリの実がまだぶら下がっています。
カラスウリ1601060046カラスウリ1601060046 posted by (C)雑草

今日発見したハナミョウガの赤い実です。花は咲いたが散ってしまったのであきらめていました。葉っぱの陰で赤く熟していました。
ハナミョウガ1601060024ハナミョウガ1601060024 posted by (C)雑草
暖かいので虫がいました。この暖かさがハナミョウガにも幸いでした。
ハナミョウガ1601060020ハナミョウガ1601060020 posted by (C)雑草
ハナミョウガは前年伸びた茎に、翌春花が咲いて秋に赤い実になります。
水戸では寒いために茎が枯れてしまうために露地で花を咲かせるにはちょっと厳しいですが、かろうじて花が咲き、実は花穂にたった1個だけしかつきませんでした。
ハナミョウガ1601060018ハナミョウガ1601060018 posted by (C)雑草
今年は暖冬なので、茎が枯れずに春を迎えられそうです。
ハナミョウガ1601060028ハナミョウガ1601060028 posted by (C)雑草
真っ赤だったサネカズラの実が完熟しました。
サネカズラ1601060009サネカズラ1601060009 posted by (C)雑草
黒光りしています。
サネカズラ1601060008サネカズラ1601060008 posted by (C)雑草
黒い実ならサカキ(ホンサカキ)のみです。
サカキ1601060057サカキ1601060057 posted by (C)雑草
ナガバジャノヒゲの実が瑠璃色に輝いています。
ナガバジャノヒゲ1601060030ナガバジャノヒゲ1601060030 posted by (C)雑草
ノシランの実がナガバジャノヒゲの瑠璃色に追いつき追い越そうとしています。
ノシラン1601060034ノシラン1601060034 posted by (C)雑草
ノシラン1601060033ノシラン1601060033 posted by (C)雑草
赤い実から黒、瑠璃色まで庭の実を集めてみました。思ったよりたくさんあり驚きました。
あ、ヤブランも黒い実がまだあったはずです。
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崖急に梅ことごとく斜めなり 正岡子規  猩々梅林と窈窕梅林がすごい 

2016年01月05日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
崖急に梅ことごとく斜めなり この句は子規が偕楽園を訪れた後日に南崖の梅を思い出しての作品ということです。自分の人生とも重ね合わせたような名句ですが、この句を彫り込んだ句碑が南崖の椚門の下にあります。

碑に彫り込んだ文字はみえにくいのですが、案内板にそのことが、英語、ハングル、中国語でもかいてあります。
さらにすばらしいことに、この案内板には、この句の情景が時間とともに変化しながら描かれていることです。上の写真は1月5日午後2時ちょっと前のものです。梅の枝が斜めに描かれているのがおわかりと思います。見る時間帯によっては句碑にも梅の枝の影絵をみることができます。晴れた日にご来園の折り、もし思い出されましたらお立ち寄りください。
子規句碑
子規句碑 posted by (C)雑草
子規の句 16時28分
子規の句 16時28分 posted by (C)雑草
子規の句
子規の句 posted by (C)雑草

梅の花は本園内でも見られるようになりました。
東門大通りの藤棚近く、見晴広場への出口の月影が咲き始めました。よくよく見ると3輪くらいさいているようです。蕾を覆っている萼が緑色の珍しい花で、六名木のひとつです。
月影1601040028
月影1601040028 posted by (C)雑草
近くの満月も咲き始めました。咲き始めの花はちょっとこぶりですが、盛りのときには花弁は丸く大きく、5弁が隙間なく開いた花も大きく満月を思わせます。
満月1601040022
満月1601040022 posted by (C)雑草
本園内の梅林で紅色の花は八重寒紅で、花がたくさん咲いている木の近くでは梅の香りを楽しむことができます。
白く見える花の多くは八重冬至、月宮殿、虎の尾です。一重の冬至梅とチャボ冬至も咲いています。
今日は未開紅の開花を確認しました。
未開紅B2-0631501050065
未開紅B2-0631501050065 posted by (C)雑草

もっとも盛んに咲いているのは猩々梅林(しょうじょうばいりん)と窈窕梅林(ようちょうばいりん)です。
窈窕梅林1501050021
窈窕梅林1501050021 posted by (C)雑草
窈窕梅林1501050016
窈窕梅林1501050016 posted by (C)雑草
窈窕梅林1501050022
窈窕梅林1501050022 posted by (C)雑草
窈窕梅林1501050017
窈窕梅林1501050017 posted by (C)雑草
窈窕橋と紅難波1501050014
窈窕橋と紅難波1501050014 posted by (C)雑草

猩々梅林では六銘木の白難波、虎の尾が咲き、月影の蕾が大きく膨らんで明日にも咲くかもしれません。そのほか一番先に咲きだした八重寒紅や水心鏡が花盛りです。そして一重の緋梅がとってもきれいな花をつけていました。
一重の緋梅 1501050032
一重の緋梅 1501050032 posted by (C)雑草
一重の紅梅で咲いているのは、いまのところこの1本だけです。
一重の緋梅1501050039
一重の緋梅1501050039 posted by (C)雑草

猩々梅林の大木 水心鏡と思われる木も咲き進んできました。
水心鏡猩々1501050011
水心鏡猩々1501050011 posted by (C)雑草
水心鏡猩々梅林1501050042
水心鏡猩々梅林1501050042 posted by (C)雑草
橋は沢渡川にかかる花追い橋です。
この橋の向こう側は田鶴鳴梅林です。その川岸に筑紫紅が咲いています。
筑紫紅1501050009
筑紫紅1501050009 posted by (C)雑草
田鶴鳴梅林はおよそ500本の梅の木がありますが、咲いているのは10本程度のようです。田鶴鳴梅林は今まさに探梅ですね。
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探梅偕楽園 早咲きの梅の木は数えきれないほどの木に花が咲いたようです。みとちゃん

2016年01月03日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
暖かい日が続いています。
庭の緋の司が咲いたので、偕楽園の表門の緋の司は咲いたかなと見に行きましたがまだ咲いていませんでした。その代り表門前の冬至梅が咲いていました。門の左側が冬至梅です。右側はチャボ冬至でこちらはまだ咲いていません。
表門と冬至梅DSCF7709表門と冬至梅DSCF7709 posted by (C)雑草

表門近くの苗木畑では高砂枝垂れと八重冬至が咲き始めていました。下は咲いていた八重冬至です。
八重冬至DSCF7710八重冬至DSCF7710 posted by (C)雑草
実はこの八重冬至は昨年4月29日にもうすべての梅の花が終わって青葉が出ていたのに1輪花が咲いていました。
偕楽園の八重冬至返り咲き偕楽園の八重冬至返り咲き posted by (C)雑草
偕楽園の八重冬至返り咲き偕楽園の八重冬至返り咲き posted by (C)雑草
ところが、今日出会った方は、東門大通りの高砂枝垂れは昨年5月に花がかなりたくさんついていたとのことでした。花が咲くのは木が弱ったためとのことで、せっせと水をやって樹勢回復をはかったそうです。そのためか、高砂枝垂れは新梢は寸詰まりではありますが今年も花をつけるようです。

この方が樹勢回復のために水をやり続けた梅の木はほかにもありました。東門を入って最初に正面に見える梅の木です。
梅の木再生DSCF7712梅の木再生DSCF7712 posted by (C)雑草
樹勢回復のために強剪定されて枝が少なくなっています。この木にも毎日水をやり続けたそうです。その甲斐あって新しく力強い枝が出て、その枝に養分を送るために幹が太りだしていました。
梅の木再生DSCF7711梅の木再生DSCF7711 posted by (C)雑草
地面から右上がりに白っぽく見えるところが再生されて太ってきた幹の一部です。その延長に枝があります。この枝を伸ばすために幹が太っているのです。
この偕楽園を愛してやまない方はなんと年間で1000回は偕楽園に来ていらっしゃるそうです。ということは1日3回は来ていらっしゃることに。この方に今日の開花状況をお聞きしましたところ1輪でも花がついた木は430本、咲きそうなのを加えると460本にはなるとのことでした。
わたしもかなり偕楽園通いはしていますが、梅のシーズンでも週3回くらい、その他はさらに少なく、多くても5・60回来ているかどうかです。私は100本くらいまでしかわかりませんでした。

東門でちょっと変わったものがあります。
東門のライトアップカバーDSCF7697東門のライトアップカバーDSCF7697 posted by (C)雑草
これは東門をライトアップする電灯を梅の枝でカバーしたものです。むき出しの電灯をさりげなくかくして東門の景観アップにとても役立っています。これも樹勢回復のために水をやってくださった方が作ってくださいました。来年は塒出錦の斑入りの枝を使用していただけたらと提案させていただきました。

水戸といえばご当地キャラのみとちゃんです。このみとちゃんは東門外側のレストハウスの中の食堂にいました。
みとちゃんと扇子DSCF7706みとちゃんと扇子DSCF7706 posted by (C)雑草
今日はこの水戸ちゃんが持っている扇子に注目です。
同じ扇子がメニューのショウケース内にもいくつかあります。
みとちゃん扇子とレストランメニューDSCF7704みとちゃん扇子とレストランメニューDSCF7704 posted by (C)雑草
メニューでおすすめは日本で最初ともいえる光圀ラーメンと水戸と言えば納豆の、ねばり丼、そのほかどれもおいしそうです。

さて扇子をよくよく見ると水戸ちゃんが3人です。
みとちゃん扇子DSCF7703みとちゃん扇子DSCF7703 posted by (C)雑草
近くの黄門茶屋さんにもありました。甘酒で一休みしながらごらんください。
みとちゃん扇子DSCF7702みとちゃん扇子DSCF7702 posted by (C)雑草
そのお隣のお土産屋さん(井熊のお菓子とわら納豆)にもあるそうです。主な梅の花の写真を店内でご覧いただけます。
このみとちゃん扇子は非売品ですから連れて帰ることはできません。
これらの扇子も梅の木再生のため水をやってくださっている方の作品でした。
バイクのご当地ナンバーにもみとちゃんがついています。
みとちゃんナンバーDSCF7701みとちゃんナンバーDSCF7701 posted by (C)雑草
梅まつりなどイベントがあるときはみとちゃん本人にも出会う機会があるかもしれませんね。
またマンホールの蓋にも水戸ちゃんがいますよ。
キャラクターマンホール蓋キャラクターマンホール蓋 posted by (C)雑草
こちらは南町の歩道です。南町でみとちゃんと合流しよう。マンホールに「ごうりゅう」と書いてありました。


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元旦に咲いた庭の梅、緋の司 ノシラン色づくもちょっと寒すぎる。

2016年01月01日 | 庭の花たち
ちょうど元旦に庭の梅「緋の司」が咲きました。この緋の司は2011年の大震災の起きた3月に苗木をいただいたものです。いただいたときはまさか大震災があるとは夢にも思いませんでした。
元旦開花 緋の司DSCF7664
元旦開花 緋の司DSCF7664 posted by (C)雑草
開花記録を見ると、2014年2月28日。2015年2月16日です。
そして今年は1月1日ちょうど元旦に咲きました。正月を祝ってくれたのがうれしいです。でもちょっと無理していないでしょうかね。

木陰のノシランはこれから色づきます。目標はナガバジャノヒゲの瑠璃色です。と先にブログに載せたとおりです。
ノシランとナガバジャノヒゲDSCF7618
ノシランとナガバジャノヒゲDSCF7618 posted by (C)雑草

木陰ではないノシランはと見れば、すっかり色づいてきました。
実を遮るものはノシラン自身の葉だけのため、寒気にさらされやすく、色づきが早いものです。
ノシランDSCF7658
ノシランDSCF7658 posted by (C)雑草
ノシランDSCF7659
ノシランDSCF7659 posted by (C)雑草
ノシランDSCF7660
ノシランDSCF7660 posted by (C)雑草

さらに寒気にさらされている実は、夏の暑さ、直射日光にも曝されて実がおちてしまい少なくなり、しわができます。
やはりノシランはもっと温暖な地の木陰がよろしいようです。
ノシランDSCF7661
ノシランDSCF7661 posted by (C)雑草
ノシランDSCF7662
ノシランDSCF7662 posted by (C)雑草

越冬ウラギンシジミは同じ場所にいます。
越冬ウラギンシジミDSCF7620
越冬ウラギンシジミDSCF7620 posted by (C)雑草

生花に使用された美しいバラとツバキ。挿し木の要望に挿してみたが、はたして発根するや否や。
バラとツバキを挿し木DSCF7655
バラとツバキを挿し木DSCF7655 posted by (C)雑草
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ネコヤナギ ノシラン テリハツルウメモドキ キチジョウソウなど

2016年01月01日 | 庭の花たち
ネコヤナギが帽子を脱ぎました。まだ早いだろうに。と思うのですが、先駆けて咲く花がよくあります。
ネコヤナギDSCF7600ネコヤナギDSCF7600 posted by (C)雑草
ネコヤナギDSCF7601ネコヤナギDSCF7601 posted by (C)雑草
帽子を脱ぎ始めたのも
ネコヤナギDSCF7598ネコヤナギDSCF7598 posted by (C)雑草

木陰のノシランはこれから色づきます。目標はナガバジャノヒゲの瑠璃色です。
ノシランとナガバジャノヒゲDSCF7618ノシランとナガバジャノヒゲDSCF7618 posted by (C)雑草

テリハツルウメモドキの赤い実は落ちたのでしょうか。鳥が食べたのでしょうか。
テリハツルウメモドキDSCF7610テリハツルウメモドキDSCF7610 posted by (C)雑草
実がなる木とならない雄株を区別するために赤い紐をつけました。
テリハツルウメモドキDSCF7611テリハツルウメモドキDSCF7611 posted by (C)雑草
葉はまだ緑色です。半落葉性ですが、さすがに昨日の寒さで、剪定していると多くの葉が緑色のまま落ちます。
テリハツルウメモドキDSCF7615テリハツルウメモドキDSCF7615 posted by (C)雑草
テリハツルウメモドキDSCF7612テリハツルウメモドキDSCF7612 posted by (C)雑草

マユミの実も落ちて空になったのが多くなりました。
マユミDSCF7587マユミDSCF7587 posted by (C)雑草

シキミが開花時期を間違えたようです。
シキミDSCF7592シキミDSCF7592 posted by (C)雑草

ウチダシミヤマシキミの蕾は順調です。開花は3月末でしょうか。
ウチダシミヤマシキミDSCF7593ウチダシミヤマシキミDSCF7593 posted by (C)雑草

シマカンギクは寒さ知らずのようです。
シマカンギクDSCF7595シマカンギクDSCF7595 posted by (C)雑草

椿は花弁が寒さで変色してしまいました。
ツバキDSCF7588ツバキDSCF7588 posted by (C)雑草
それでも次々と蕾がふくらんできます。
ツバキDSCF7591ツバキDSCF7591 posted by (C)雑草

ニホンズイセンが気持ちよさそうに咲いています。
ニホンズイセンDSCF7594ニホンズイセンDSCF7594 posted by (C)雑草

トチノキの冬芽が真冬の寒さに備えています。
トチノキDSCF7609トチノキDSCF7609 posted by (C)雑草

キチジョウソウの実が真っ赤に色づきました。新しい年はよいことがありますように。
キチジョウソウDSCF7619キチジョウソウDSCF7619 posted by (C)雑草
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