庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

桜の便りにも色褪せない梅 南崖の江南所無など

2017年03月27日 | 水戸の梅
桜の便りにもなお色褪せない梅たちです。
江南所無C7-061@園路下1703250038江南所無C7-061@園路下1703250038 posted by (C)雑草
南崖の江南所無が見頃です。
江南所無C7-061@園路下1703250039江南所無C7-061@園路下1703250039 posted by (C)雑草
偕楽園の梅は南崖に始まり、南崖に終わるのかもしれません。
江南所無 黒田xC8-077@東池1703250026江南所無 黒田xC8-077@東池1703250026 posted by (C)雑草
江南所無は吐玉泉下の池の傍に2本あります。
江南所無 黒田xC8-077@東池1703250027江南所無 黒田xC8-077@東池1703250027 posted by (C)雑草
この木には黒田の名札がついていますが、蕾が真っ赤ですから江南所無と思われます。

それから南門を入ると1本。南崖の突端に1本です。
江南所無C7-058@南崖突端1703250035江南所無C7-058@南崖突端1703250035 posted by (C)雑草
見事な花です。
江南所無C7-058@南崖突端1703250037江南所無C7-058@南崖突端1703250037 posted by (C)雑草
幹も立派です。100年を超えた幹は鉄幹と尊敬されています。これも鉄幹でしょう。
塒出の鷹x東錦C7-107@園路下1703250028塒出の鷹x東錦C7-107@園路下1703250028 posted by (C)雑草
この見事な江南所無の西側近くに珍しい花が咲いています。
塒出の鷹の名札のついたピンクの八重は東錦と考えられます。
戦前に誤って塒出の鷹の名で売り出されまして、途中で訂正したが、すべてを訂正することができなかったようです。いまだにそのまま塒出の鷹として残っていると考えられます。
塒出の鷹x東錦C7-107@園路下1703250033塒出の鷹x東錦C7-107@園路下1703250033 posted by (C)雑草
塒出の鷹x東錦C7-107@園路下1703250032塒出の鷹x東錦C7-107@園路下1703250032 posted by (C)雑草
目印は枝に入ったこの模様です。

江南所無黒田xC4-102@柿木1703250041江南所無黒田xC4-102@柿木1703250041 posted by (C)雑草
柿の木の近くで見上げるとここにも見事な花が咲いています。
江南所無黒田xC4-102@柿木1703250042江南所無黒田xC4-102@柿木1703250042 posted by (C)雑草
下草もはえてすっかり緑になりました。
江南所無C4-021@洞窟1703250043江南所無C4-021@洞窟1703250043 posted by (C)雑草
江南所無C4-021@洞窟1703250044江南所無C4-021@洞窟1703250044 posted by (C)雑草
洞窟の前に立って上を見上げると、ここにも江南所無が咲いています。

臥竜梅C7-004@茨城百景1703250046臥竜梅C7-004@茨城百景1703250046 posted by (C)雑草

臥竜梅C7-004@茨城百景1703250047臥竜梅C7-004@茨城百景1703250047 posted by (C)雑草
茨城百景碑の前の臥龍梅は八重のきれいな花です。
瑞巌寺の紅白の臥龍梅のうちの白花ではないかと思っていますがはたして真相はいかに。瑞巌寺の臥龍梅の赤花は東門からの大通りの左近桜近くにあります。

春日野C4-083@洞窟1703250048春日野C4-083@洞窟1703250048 posted by (C)雑草
春日野C4-083@洞窟1703250049春日野C4-083@洞窟1703250049 posted by (C)雑草
南崖の洞窟の上にある春日野。洞窟を見下ろす位置で身近にみられます。
階段の途中で一休みして、春日野とその下の江南所無を重ねてみるのも一興。

階段を登り切り、大日本史完成の地碑の後ろを通り過ぎると酈懸梅に新しい花がちらほら咲いています。花弁が見えます。
酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250050酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250050 posted by (C)雑草
酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250051酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250051 posted by (C)雑草
酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250053酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250053 posted by (C)雑草
酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250052酈懸梅C1-005@南崖橋西1703250052 posted by (C)雑草
温度が高いと花弁が出やすいようです。気温のほかに日照時間とか降雨などもあるのかもしれません。

さわやかな風を感じながら南崖の梅をお楽しみください。



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春らしくなってきた庭

2017年03月25日 | 庭の花たち
偕楽園の梅も終盤です。そして、我が家の庭が急に春らしくなってきました。
ハルトラノオ1703240016
ハルトラノオ1703240016 posted by (C)雑草
ハルトラノオが咲いています。
シュンラン1703240036
シュンラン1703240036 posted by (C)雑草
シュンランが真っ盛りです。
ダンコウバイ1703240031
ダンコウバイ1703240031 posted by (C)雑草
ダンコウバイ。
マンサク満開1703240043
マンサク満開1703240043 posted by (C)雑草
満開のマンサク。
ヒヤシンス1703240015
ヒヤシンス1703240015 posted by (C)雑草
ヒヤシンス。
ローマンヒヤシンス花盛り1703240052
ローマンヒヤシンス花盛り1703240052 posted by (C)雑草
ヒヤシンスにはよくみるダッチ系とローマンヒヤシンスがあります。これは我が家と50年近くのローマン系と思われます。
センリョウ1703240028
センリョウ1703240028 posted by (C)雑草
センリョウの実が残っています。
キチジョウソウ1703240024
キチジョウソウ1703240024 posted by (C)雑草
キチジョウソウも残っています。
ノシラン1703240021
ノシラン1703240021 posted by (C)雑草
ノシランがとってもきれいです。
これらの実はすでに鳥が食べてしまったものが多い中で、鳥に見つからない場所、鳥が危険を感じて近づきにくい場所にあるものです。
無傷のツバキ1703240051
無傷のツバキ1703240051 posted by (C)雑草
白い椿は寒さに弱いのですが、ようやく無傷の花が咲くようになりました。
カテンソウ1703240019ss1000
カテンソウ1703240019ss1000 posted by (C)雑草
カテンソウの小さな花です。開くときは花粉が舞い上がります。
イワガネ1703240053ss660
イワガネ1703240053ss660 posted by (C)雑草
今冬はイワガネの葉が残っていました。小さな雌花です。
ウグイスカグラ1703240038
ウグイスカグラ1703240038 posted by (C)雑草
ウグイスカグラが花盛りです。
アオノイワレンゲ復活1703240034
アオノイワレンゲ復活1703240034 posted by (C)雑草
アオノイワレンゲは北海道の海岸に自生するのに、茨城の寒さが苦手のようです。
冬季に枯れてしまい、屋内に移動しておいたのでようやく葉がでてきました。
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送梅 表門と東門で目を引く梅の品種名は  無類絞りと八重西王母

2017年03月23日 | 水戸の梅
水戸の梅まつりも送梅の時になってきました。表門と東門で輝いている梅について。
無類絞りB10-010蓮久x@表門外1703210032無類絞りB10-010蓮久x@表門外1703210032 posted by (C)雑草
表門に向かって左側の十月桜の隣の梅がとてもきれいです。今年は赤花の枝も見えます。
無類絞りB10-010蓮久x@表門外1703210036無類絞りB10-010蓮久x@表門外1703210036 posted by (C)雑草
何という名前の梅だろうかと名札を探しても見当たりません。
無類絞りB10-010蓮久x@表門外1703210033無類絞りB10-010蓮久x@表門外1703210033 posted by (C)雑草
表門からいらっしゃるお客様を最初にお出迎えする梅の花は、右側の真っ赤な緋の司と左側のこの花です。緋の司が盛りを過ぎた今は左側のこの梅が主役です。そこで何とか名前をと、雨の中師匠の所に花を持ち込み、見ていただいたところ、どうやら無類絞りではないかとわかってきました。図鑑で見てもそっくりです。

さて東門でも負けず劣らぬ美しい花が咲いています。
八重西王母とハナアブ@東門1703220036八重西王母とハナアブ@東門1703220036 posted by (C)雑草
この梅の木は数年前にデビュウしたばかりで、今年はこの場所に馴染んだのかとっても美しい花をたくさん咲かせました。ちょっとした記念写真の人気スポットになっていますが、まだ梅の名札がついていません。
八重西王母とハナアブ@東門1703220041八重西王母とハナアブ@東門1703220041 posted by (C)雑草
ハナアブでしょうか。蜜を求めて数匹来ていました。
名前を検討した結果は八重西王母と思われます。この八重西王母についてはふたつの図鑑を調べた所、八重西王と八重西王母と名前にわずかに違いがありました。どちらが正しいのかを検討しました。
近年の図鑑では、八重西王母です。少し前の図鑑では八重西王となっていました。どちらも権威ある方の図鑑だけに迷いました。
そこで、もう少し時代をさかのぼって見ました。
1703210040梅花名品集1703210040梅花名品集 posted by (C)雑草
昭和13年の梅花名品集です。これには八重西王とありました。昭和7年の梅花名品集も八重西王でした。
(2段目中央の紅筆性の部の最後(青軸性の部の右隣)が八重海棠でそのまた右隣に八重西王とあります。)
この資料から戦前は八重西王であったようです。私の師匠も八重西王と記憶しておりました。師匠はもちろん戦後の人ですが、お父様は梅の御三家と言われるほどに戦前ご活躍をされたお方でした。
というわけで、とりあえずの結論としては八重西王が正しいのかと思いました。が、ではなぜ、近年の梅図鑑やネットにも八重西王母なる名前が出てきたのか。
 それは一重咲きの梅の品種で、この花によく似たものに西王母というのがあります。西王母によく似ていて八重咲きとなると、八重西王母が正しいように考えてしまいがちであるから、いつのまにか八重西王ではなく八重西王母が正しいと変わってしまったのではないか?。 
 師匠。そうですよね。八重西王が八重西王母に変わってしまったのでしょう。と確かめるように尋ねると、いや、どちらが正しいかわからない。もしかすると八重西王母が正しいかもしれないと自信がなさそうでしたが、とりあえず昔は八重西王であり、八重西王が正しいようだと偕楽園さんに伝えました。
023千歳菊 朱梅 朝日貝 月影1702030052023千歳菊 朱梅 朝日貝 月影1702030052 posted by (C)雑草
ところが、偕楽園さんからは、先に師匠から借りて複写した江戸時代の梅図鑑である韻勝園梅譜には、千歳菊を一名八重西王母という説明がある。しかし、近年の梅図鑑では千歳菊と八重西王または八重西王母が別品種になっているとの連絡をいただきました。
韻勝園梅譜をよく見ると、千歳菊の項で、千歳菊によく似た八重西王母という品種があるということが書かれていました。韻勝園梅譜には八重西王母の絵はないのですが、千歳菊の絵があり、これによく似ているということです。
それで、江戸時代は八重西王母、昭和初期には八重西王、近年になってまた八重西王母と品種名の変遷があり、八重西王と八重西王母のふたつの名が混在することになったと考えられました。

そこで西王母の伝説について調べてみると、西王母に対比して東王父は出てくるが、西王なる主たる登場人物(仙人、妖怪など)は見当たりませんでした。このことから西王はないので梅の品種名としても八重西王より八重西王母とした方がよいのではと結論したわけです。

でも、この場合は西王とは崑崙山を意味するようで、雪を頂いた崑崙山の山並みが朝焼けになって、夜が明けてゆくときの情景を思い浮かべてみると、この八重の梅花がそのようにも見えてくるような気がするのですね。



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酈懸梅に秘められた知恵を思う 退化ではなくむしろ進化では 

2017年03月16日 | 水戸の梅
6 酈懸梅C1-005花弁有@大日本史裏17021000346 酈懸梅C1-005花弁有@大日本史裏1702100034 posted by (C)雑草
酈懸梅の多くの花は花弁が無いかあってもごく小さい花弁なので、花弁が退化したと説明されています。
酈懸 神代DSCF1179酈懸 神代DSCF1179 posted by (C)雑草
しかし、江戸時代の梅図鑑である韻勝園梅譜の酈懸梅(銕縣梅)では大きなな花弁が描かれていまして、暖かい年には白い花弁をだすこともあるようです。と看板に説明があります。
では、偕楽園の酈懸梅には、韻勝園梅譜の絵のような大きな花弁は出ないのでしょうか。大きな花弁は出ないと信じておられる方が大部分だと思います。また西梅林の酈懸梅については小さな花弁すら出ないと言われた方がおられました。
ところが、・・・前にもUPしましたが、
酈懸梅B3-266 1703040018酈懸梅B3-266 1703040018 posted by (C)雑草
見にくいですがこれは2010年3月19日の画像です。こんなに大きな花弁が記録されていました。場所は西梅林で、この付近の梅の木が枯死したので補植された比較的若い木です。もしかすると今はこの木は枯れてしまって見ることができないかもしれません。
では、ボランテアさんがよくご案内してくださる西梅林の六名木・虎の尾近くの酈懸梅はどんな花弁が記録されていたのでしょうか。この木は花弁が出ないと言われた木です。
酈懸梅B3-072 1703040012酈懸梅B3-072 1703040012 posted by (C)雑草
けっこう大きなな花弁が記録されていました。これも同じく2010年3月19日です。
温度が高いと花弁が出やすい。と私のブログに説明しましたら、
読者のうーちゃんからコメントをいただきました。
「これはもはや普通の梅の花ですね…わたしが撮った写真で、同じ枝なのに花弁の大きさが違うものがあります。気温もありますが、日照時間も関係するのかな?花びらを退化させてる途中なのかな?」

雑草返コメ
「うーちゃん 日照時間も考えないと。退化なのか目的あっての花弁の小型化なのか。謎は多いですね。」

うーちゃん
「鳥は寒い時期に花弁が無くても酈懸梅の蜜を好んで吸いに来ていました。暖かくなると虫がたくさん活動し始めるので、花弁が必要かも…な~んて、食いしん坊は考えますヽ(^o^)丿 」

雑草
「うーちゃんの考え方はすばらしいですね。その通りかもしれませんよ。
そういえばご主人が酈懸梅のところで鳥を撮られましたね。

(うーちゃんのご主人が撮影された鳥です。左下の梅の枝が酈懸梅と思います。)

受粉を鳥に頼むときは花弁はいらない。昆虫に頼むときは花弁があった方がよい。つまり花弁が退化したのではなくて、花弁が不要なときは出さない。そうすれば寒いときに花弁を出して花弁が傷むこともなく(酈懸梅の小さい花弁は一部は傷んで枯れていることがある)昆虫に頼むときにきれいな花弁を出すことができるので昆虫を呼び寄せるのに都合がよい。
退化論より積極的な知恵論のほうが聖書的にも正しいように思います。ハレルヤ 」

うーちゃん
「本当ですか?!梅博士にほめられるなんて、嬉しい(´V`)♪ハレルヤ 」

雑草
「うーちゃん 尊敬してしまいます。退化説ではなぜ退化したのに花弁があったりなかったりすることに納得行く説明ができませんが、うーちゃん説なら見事に説明できますね。
 寒い時期に受粉してくれるのはだれか、あたたくなったらだれが受粉の手伝いをしてくれるのかなどがもう少し具体的にわかってきたら素晴らしいことだと思います。
梅は花弁を出す、出さないの判断を温度が何度くらいでしているか。あるいはそのほかの日照、お湿り具合なども加味しているのかなどが推定できるようになったら植物博士ですよ。
 私は植物人間にすぎませんが。うーちゃん説をブログにまとめてみたいと思います。
これは虫が孵化して現れる条件と一致するかもしれませんね。昆虫が孵化する条件として雑草が検討したことがあるのはクツワムシの孵化温度です。10日~2週間くらいの積算温度がある一定値に達すると孵化するというのをほぼつきとめたことがありました。
 もし梅に来る昆虫がわかれば、その昆虫の孵化条件を突き止めるとそれが酈懸梅の花弁を出す条件はこれとかなり近いか同じということになるでしょう。」
このような楽しい会話をブログ上でしたわけです。

昆虫が来るかどうかは想像ではありますが、酈懸梅は花弁が何故無いか。そして暖かくなるなどすると何故花弁が出てくるのかを説明するのには、単なる退化したから花弁が無いでは説明しきれません。
条件によって花弁の有無を説明するのには、酈懸梅が環境条件などの変化によって、花弁が不用なとき、出してはいけないときには花弁を出さず、花弁が必要なときには花弁を出す。という積極的な考え方が斬新で
興味あるものと思いました。

最後の2枚は
江南所無の蜜を吸いに来た鳥です。ヒヨドリでしょうか。

1703110041鳥 蜜を吸う1703110041鳥 蜜を吸う posted by (C)雑草
もうひとつは烈公梅に蜜を吸いに来たニホンミツバチです。
烈公梅とミツバチ
烈公梅とミツバチ posted by (C)雑草
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偕楽園の 夜 梅 祭

2017年03月13日 | 水戸の梅
3月11日土曜日は偕楽園の夜梅祭でした。
1703110001yy1703110001yy posted by (C)雑草
天気も上々。昼の内から祭の気分が盛り上がっています。
1703110010y1703110010y posted by (C)雑草
1703110011y1703110011y posted by (C)雑草
水戸黄門様ご一行もお客様と記念撮影です。
1703110034紅千鳥1703110034紅千鳥 posted by (C)雑草
この日、偶然に出会った素敵なお客様。エレベーターの中で「東門は?」ということで東門まで南崖の梅をご案内しましたところ、昼食の後に9人のお仲間とさらなるご案内をとのことで夕刻までご案内させていただきました。
武蔵野C5-009@柳川六1703110005武蔵野C5-009@柳川六1703110005 posted by (C)雑草
偕楽園では最大級の花の武蔵野。
黒田TA4-034@手洗い1703110013黒田TA4-034@手洗い1703110013 posted by (C)雑草
江南所無SY2-084@六名木1703110016江南所無SY2-084@六名木1703110016 posted by (C)雑草
江南に比べるものがないというきれいな江南所無
1703110041鳥 蜜を吸う1703110041鳥 蜜を吸う posted by (C)雑草
水戸の六名木・江南所無の蜜を求めて鳥が来ていました。何とグルメな鳥でしょうか。
1703110066東雲1703110066東雲 posted by (C)雑草
たのしいときはすぐに時間が過ぎてしまいました。
今夜は夜梅祭です。
1703110064月と梅1703110064月と梅 posted by (C)雑草
今夜は満月のようです。花火をもご覧になりたいとのご希望でしたが、9時近くまでは難しいとのことで、しばらくは盆栽屋さんで一休みさせていただいてから、ライトアップされた見晴広場と梅林をご案内させていただきました。
1703110071見晴広場1703110071見晴広場 posted by (C)雑草
1703110067sm1703110067sm posted by (C)雑草
1703110073見晴広場1703110073見晴広場 posted by (C)雑草
1703110082梅林1703110082梅林 posted by (C)雑草
1703110083梅林1703110083梅林 posted by (C)雑草
さらなるオプショナルツアーとして森の奥、竹林と吐玉泉へと案内させていただきました。
1703110078梅林1703110078梅林 posted by (C)雑草
1703110085竹林1703110085竹林 posted by (C)雑草
1703110089tk1703110089tk posted by (C)雑草
1703110093吐玉泉1703110093吐玉泉 posted by (C)雑草

17031100911703110091 posted by (C)雑草
真っ暗な森の中に水玉を吐き出している吐玉泉
1703110077左近桜1703110077左近桜 posted by (C)雑草
人込みを避けて無事にバス停までたどり着きました。
お疲れ様でしたがお楽しみいただけたことと思います。またのお越しをお待ちしております。
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梅祭もクライマックスに

2017年03月09日 | 水戸の梅
水戸の梅まつりもいよいよクライマックスです。
唐梅C9-022.3@西池1703080008
唐梅C9-022.3@西池1703080008 posted by (C)雑草
吐玉泉下の庭園の池のほとり、池塘の唐梅が一番美しいときをむかえました。

江南所無C8-100@中池1703080050
江南所無C8-100@中池1703080050 posted by (C)雑草
水戸の六名木の中で最も美しい江南所無もこの庭園の池のほとりで咲き始めています。

黒田C9-014@西池1703010009
黒田C9-014@西池1703010009 posted by (C)雑草
黒田も咲き始めました。今、吐玉泉下がホットです。

そして、先週土曜日には弘道館の夜梅祭が行われました。
夜梅祭1703040071
夜梅祭1703040071 posted by (C)雑草
夜梅祭1703040064
夜梅祭1703040064 posted by (C)雑草
夜梅祭1703040062
夜梅祭1703040062 posted by (C)雑草

今週の土曜日3月11日は偕楽園の夜梅祭です。
東門からの大通りではきれいな梅の花がたくさん咲いています。
御所紅A6-048@東大通り1703080033
御所紅A6-048@東大通り1703080033 posted by (C)雑草
御所紅です。
見驚A6-049@東大通り1703080036
見驚A6-049@東大通り1703080036 posted by (C)雑草
見驚が見頃です。
春日野C3-033@東大通見晴側1703080041
春日野C3-033@東大通見晴側1703080041 posted by (C)雑草
春日野C3-033@東大通見晴側1703080040
春日野C3-033@東大通見晴側1703080040 posted by (C)雑草
春日野です。
シャボン玉1703080021
シャボン玉1703080021 posted by (C)雑草
満開の梅園です。
これらがライトアップされたらどんなにか幻想的でしょうか。
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偕楽園の青梅? すべての酈懸梅に花弁が出てきそうです。

2017年03月05日 | 水戸の梅
金剛寺の青梅と足利学校の西階の不断梅に続いて、今回は偕楽園の青梅?について、および今年はすべての酈懸梅に花弁がでてきそうな状況についてです。
偕楽園の青梅1703040022偕楽園の青梅1703040022 posted by (C)雑草
この梅の木はまだ苗木畑にあるものです。聞くところによると、昨年の夏、8月頃との記憶だそうですが、梅の実がまだ木になっていたということです。
偕楽園の青梅1703040020偕楽園の青梅1703040020 posted by (C)雑草
というわけで、今年はこの梅の木に実が何月まで木についているかが興味深いところです。
偕楽園の青梅1703040023偕楽園の青梅1703040023 posted by (C)雑草
もしも、今年も普通の梅の実が落ちてしまって後もこの木だけ実がついていたら、これも青梅市の金剛寺の青梅や足利市の西階の不断梅と同様に、稚態保留ということになるのかと思います。
偕楽園の青梅1703040025偕楽園の青梅1703040025 posted by (C)雑草
というわけで、この木は夏まで目が離せません。

次は今年の酈懸梅です。
酈懸梅B5-067@1703020028酈懸梅B5-067@1703020028 posted by (C)雑草
これは西梅林の奥まったところにある酈懸梅です。かなり大きな花弁がついています。酈懸梅は花弁が退化して、見た目には花弁が無いかのように見える花を咲かせることが多いのです。特にこれまでは南崖の酈懸梅以外ではほとんど花弁を見たことがないために、ガイドさんがよく案内される西梅林の酈懸梅は花弁がつかないと断言的に言われる方もおられました。
ところが、今年は南崖の酈懸梅はおろか、ほとんどすべての酈懸梅に花弁を見つけることができます。

そこで、過去にすべての梅の木の花の記録がある、2010年のすべての酈懸梅の花の記録を調べてみた所・・・・
酈懸梅梅A-075 1703050040酈懸梅梅A-075 1703050040 posted by (C)雑草

酈懸梅D1-149 1703050036酈懸梅D1-149 1703050036 posted by (C)雑草

酈懸梅C7-081 1703040034酈懸梅C7-081 1703040034 posted by (C)雑草
目を疑うような酈懸梅の花がありました。え、これは木を間違えたのではないか。と思うほどです。


酈懸梅B5-067 1703040026酈懸梅B5-067 1703040026 posted by (C)雑草

酈懸梅B3-264 1703040016酈懸梅B3-264 1703040016 posted by (C)雑草
偕楽園と弘道館のすべての酈懸梅、合計22本すべての酈懸梅の花に花弁を確認することができました。
温度が高いと花が出やすいと言われています。このことが水戸の酈懸梅すべてに確認されていたわけです。

なお記録したのは日ごろ梅に縁のない業者であったために、まだ散ってないと思われた花弁のある花を探して撮影したと考えられる。かえってこれがさいわいして、すべての木で花弁があることが記録に残されたことになりました。
撮影時期は3月15日から20日くらいである。もし撮影日が気温の低い2月であったら花弁のない花が記録された可能性もあると考えられます。
また2010年が暖冬のために花弁が現れたとも考えられるので、どの程度の暖冬であったかを後程検証してみたいと思います。

今年は3月に咲く酈懸梅からも目が離せません。
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足利学校 西階の不断梅を訪ねる 落ちない梅の実

2017年03月03日 | 野草を訪ねて
足利学校の学校門1703030004足利学校の学校門1703030004 posted by (C)雑草
足利学校の創建は奈良時代、平安時代、鎌倉時代など諸説があります。
学校門の奥の正面には孔子廟の杏壇門が見えます。
孔子廟の杏壇門1703030013孔子廟の杏壇門1703030013 posted by (C)雑草
杏壇門を入ると孔子廟です。この西側(左側)に西階の不断梅があります。
西階の不断梅1703030014西階の不断梅1703030014 posted by (C)雑草
足利学校は実家から遠くないのですが、不断梅の存在を知ったのは、偕楽園に通うようになってからで、梅の苗木屋さんから教えていただき、いつかは行って見たいと思っていました。

西階とは孔子廟の西側の階段という意味です。さいかいのふだんばい というそうです。
孔子廟は南向きの建物です。孔子廟の前で孔子廟に向かって左側、つまり西側の階段という意味だそうです。逆に東側は東階というそうです。
不断梅とは実がなり続けているためです。花が散って実がなり、一般の梅の実が黄色く熟して落ちるころになっても青いままで木になっているという、とても気になる梅です。
7月中頃には黄色く熟すそうですが実は落ちずに秋冷のころ寒さのために黒ずんでくるそうです。そして冬の北方からの強風によって落ちてしまうそうです。花の時期には実がついていませんでした。冬の強風が無ければ実が残っている可能性はありそうだと思いました。

西階の不断梅の根元1703030018西階の不断梅の根元1703030018 posted by (C)雑草
根もとがちょっと変です。じつは枯れてしまったので、今年になってから同じDNAの苗木を作っておいたものを植えたそうです。

西階の不断梅と他の梅1703030024西階の不断梅と他の梅1703030024 posted by (C)雑草
西階がわに3本の梅の木がありました。みな似た花です。
西階の不断梅1703030026西階の不断梅1703030026 posted by (C)雑草
花兄さんが2016年11月10日に撮影された不断梅とは枝振りがまるでちがいます。
下の不断梅は花兄さんの画像です。



17030300151703030015 posted by (C)雑草
西階の不断梅の花は終盤に近づいて今した。
金剛寺の青梅のほうが若干小型に見えたようです。
その原因は金剛寺の青梅のほうが老化して樹勢が無いためかもしれませんが、品種の違いがあるようにも思われます。
17030300171703030017 posted by (C)雑草
17030300201703030020 posted by (C)雑草
17030300231703030023 posted by (C)雑草
17030300271703030027 posted by (C)雑草
今年になってから移植されたばかりだそうで、根づいて元気な木になるには3~5年はかかると思われました。地面よりも深く植えこんでいるのが気になりました。地面より高めに土を盛って植えた方がよいが、特別施設なので現状を変更したくないという意図があるようです。でも100年200年を生きてもらいたい梅の木のためには梅の木にとって最善な処置が望まれるところです。
梅の実が熟すころまた訪ねたいと申し出たところ、そのころになったら連絡してくださるということでした。
学問を好む木で学問に励むと梅が咲き、怠ると花を開かないといわれ好文木ともいわれ、その実がいつまでも落ちないとなると、受験生がこの梅にあやかりたいとおもうにちがいありません。
でもへそ曲がりな雑草の解釈は反対です。いつまでも実が熟さず落ちないで、次の花の時期まで残っている。
・・・次の受験の時まで残っているなんて、それは困ったことですね。
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金剛寺の青梅を訪ねる 青梅市の名前になった梅

2017年03月03日 | 野草を訪ねて
1702280093金剛寺の梅
1702280093金剛寺の梅 posted by (C)雑草
青梅駅から宮ノ平駅方向に向かってそう遠くない地に承平年間(931〜938)の創建と伝わる青梅山無量寿院金剛寺があります。

1702280092金剛寺の梅
1702280092金剛寺の梅 posted by (C)雑草
寺の庭には梅の木が十数本あって、満開をやや過ぎたものや、見頃な花が咲きそろっていました。

1702280031金剛寺の青梅
1702280031金剛寺の青梅 posted by (C)雑草
目的の梅はこの将門誓いの梅という老木です。
木は大きくはないがかなりの老木です。
新梢が少ないようですが、ちゃんと枝先のほうには出ているようです。
1702280032金剛寺の青梅
1702280032金剛寺の青梅 posted by (C)雑草
向きを変えてみてみます。幹が2本あります。
1702280034金剛寺の青梅幹
1702280034金剛寺の青梅幹 posted by (C)雑草
幹の肌はかなり老木らしいです。ねじれ方向は野梅と同じ方向です。
1702280035金剛寺の青梅幹
1702280035金剛寺の青梅幹 posted by (C)雑草

ひこばえや徒長枝が少ないようです。
このため、老化が進んだ枝の先にしか新梢がみられない。
幹からの徒長枝の成長を促すようなことが必要なのかなと素人ながら考えました。
1702280036金剛寺の青梅花
1702280036金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
花は小型です。花糸が曲がっていて、雄しべは雌しべを隠すがごとくです。開いていません。
1702280037金剛寺の青梅花
1702280037金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
新しい花です。雌しべが見えずらいです。
雄しべが先熟なのか。それとも他花受粉をしたくない?・・・それゆえ実が熟しにくい?
撮影しながらいろいろと考えさせられます。
1702280040金剛寺の青梅花
1702280040金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
この梅は平将門伝説の古木です。将門がこの地で、「我願成就あらば栄ふべし」と、梅の一枝を挿し、その枝が根づき、この梅の木になったので、「将門誓いの梅」といわれています。夏が過ぎても梅の実が熟さず青い実のままであることから「あおうめ」と名付けられ、これが青梅市の地名になったということです。
1702280041金剛寺の青梅花
1702280041金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
吉野梅郷のもとの梅はこの「誓いの梅」といわれています。残念ながら吉野梅郷の梅の木はウィルス感染のためにすべて伐採処分されてしまいました。
1702280043金剛寺の青梅花
1702280043金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
ようやく雌しべがはっきりわかる花を探しあてました。
1702280046金剛寺の青梅花
1702280046金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
雄しべ先熟、雌しべ後熟なのでしょうか。
緑の梅の実が夏を過ぎてもなっているのは、稚態保留(ちたいほりゅう)という現象ということです。梅にはまれにあるようです。
ネットの説明では品種は白加賀であるというのもあります。でも現在の実梅の白加賀とは違うように思われました。

1702280047金剛寺の青梅花
1702280047金剛寺の青梅花 posted by (C)雑草
稚態保留の梅としては足利学校の不断梅というものがあります。他の方のブログには実が冬になっても落ちないで木になっている様子の写真がありました。花が咲くころまで残っていることがあるそうです。
足利学校の不断梅をもぜひ見たいものと考えています。
1702280048金剛寺の青梅と同品種かも
1702280048金剛寺の青梅と同品種かも posted by (C)雑草
金剛寺には似た梅の木がもう一本ありました。天然記念物の梅の木とよく似ています。もしかしたら同じ品種かもしれません。もとの木の実からの実生?挿し木?接木?なのでしょうか。
1702280050金剛寺の青梅と同品種かも
1702280050金剛寺の青梅と同品種かも posted by (C)雑草
お近くの方が梅を見にいらっしゃいました。吉野梅郷に近いので、もうこの寺にも梅の木が無いものと思われたようで花が咲いているのに驚き、今年も花を見られたことを喜んでおられました。私が水戸からこの梅を見に来たこと、この梅の実は夏になっても青いままであるということなどをお話しましたら、梅の実が熟すころに、この梅の実がどうなっているかお知らせしてくださることになりました。うれしい限りです。
次は足利の不断梅を見に行きます。
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