庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

仲良く遊んでおいしく食べて

2014年11月29日 | キジバト


 庇の下にキジバトが営巣してヒナを孵してから、かれこれ10年以上になります。その後も庭木の柚子やモクゲンジの茂みやご近所の戸袋の上などに営巣してはヒナを育てたりしています。キジバト家族の生活は波乱万丈で、時に猫に襲われたり、カラスにもいじめられたりして、常に緊張しています。
 それでも庭木があって、お庭番もいる我が家は比較的安全な場所らしくよく来てお休みしていることがあります。そんなわけでキジバトの中には私雑草と顔見知り?もいまして、餌と水を庭においております。
今日は電線で二羽が仲良く遊んでから餌を食べに来ました。
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コクサギ型葉序

2014年11月28日 | 野草を訪ねて
コクサギ型葉序について、前回 シマサルスベリか のところでふれました。そのコクサギの画像をアップしてみました。

コクサギ型葉序タイプの植物には、ネコノチチ、シナノキ、ケンポナシ、サルスベリなどがあります。その中で身近なのはサルスベリですが、サルスベリはちょっと不完全なコクサギ型といえそうです。
完全に左右が同じ場所についている場合がある。・・・葉の一部は対生のことがある。
葉のつき方が等間隔ではなく、対生を少しずらしたようについています。・・・対生くずれとでも言いたい。

ネコノチチ、シナノキ、ケンポナシはどんなでしょうか。機会があったら確かめてみたいです。
やっぱりコクサギ型と名前を付けるくらいですから、コクサギが一番ちゃんとした葉のつき方なのでしょうかね。
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コクサギ型葉序 シマサルスベリか

2014年11月28日 | 庭の花たち
九州の方からいただいたサルスベリの種を発芽させたものです。膝の高さくらいですが、毎年美しい紅葉を見せてくれます。

葉の着き方はと見ると、
ちょっと見ると対生?。もっとよく見ると左右の葉の着く位置がずれているので互生?。
さらによく見ると、右・右・左・左と2枚ずつ交互についています。

これはコクサギガタヨウジョです。
何々コクサイガタヨウジョ? パソコンで変換したら国際型養女? いやいやコクサイではなく植物のコクサギです。コクサギ型葉序でした。
コクサギ型葉序の植物はネットで調べるといくつかありました。コクサギ、サルスベリ、ヤブニッケイ。シマサルスベリもネットの画像からコクサギ型です。
我が家に前からあるサルスベリの葉もコクサギ型葉序です。葉の着いている枝を取ろうとしたらパラパラと落ちてしまいました。
それほどきれいに紅葉はしませんし、早めに落葉してしまいます。
葉の形を比較すると、こちらでよく見かけるサルスベリの葉は先端が丸いのに対して、

九州からいただいてきれいに紅葉している葉は先端が尖っています。

まだ苗が小さいためかもしれませんが、葉の大きさがややこぶりです。
もしかするとシマサルスベリかなと思い至りました。シマサルスベリはまだ見ていませんが白い花だそうです。
この紅葉の美しいサルスベリを鉢植えで愛でたいと思っていましたが、花も見てみたくなりました。
早く大きくなるように地植えに切り替えました。

本日11月28日に種を送ってくださった方から、名札にシマサルスベリと書いてあった木の種であると確認しました。
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ネナシカズラは右巻き?左巻き?

2014年11月28日 | 庭の花たち
今年はネナシカズラが豊作。実がいっぱいついて重くなって寄生されたヤマコウバシの枝が折れ曲がってしまいました。実るほど頭を垂れる・・・です。


蔓性植物では左巻きと右巻きがあり、工業規格の右ネジ、左ネジとは逆方向なのでややこしい。画像のネナシカズラは左巻きです。(右ネジと同じです)
オニドコロ(細いつるで、左下から立ち上がって、右側の枝にからみついています)は右巻きです。(左ネジと同じ巻方向です)

植物で左巻きは左手の親指の方向にからみついている。左手でからみつかれている枝をにぎると、つるが親指の指し示す方向に昇ってゆきます。
右巻きは右手親指の方向にからみついています。意外とわかりやすいのですが、一般に使い慣れた右まわり、左回りと逆なのでややこしくなっています。
そこでネジとおなじ巻方向に統一しようと、最近は植物で左巻きを右巻きとしているようで、ネットの説明はほとんどネジと同じで牧野図鑑など古典的な植物図鑑とは逆です。年配の植物関係者も変えていませんからややこしい。

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コモチミツバベンケイソウか?

2014年11月27日 | 庭の花たち
1986年に「植物分類・地理研究」誌に発表されたコモチミツバベンケイソウに似ているが果たしてどうだろうか。発表によると北岳にミツバベンケイソウにむかごができるものがあり、コモチミツバベンケイソウと名付けたということです。
(Hylotelephium verticillatum (L.) H.Ohba f. bulbiferum (N.Yonez.) Yonek.)
サハリンでも同じ物を確認しており、きちんと調べれば産地は増えるのではないかと書かれています。
 画像は我が家の庭に植えてある茨城の山産のミツバベンケイソウです。


山ではむかごをつけたものをいまだ見たことがありませんが、庭では山より大きく成長し晩秋になると葉腋にむかごをつけます。


 むかごをつけるベンケイソウにはネットによるとチチブベンケイソウというのがあります。長野から秩父の山にかけてあるようで、庭のより小型で斜上し葉腋にむかごをつけます。
 それで庭にあるのはどちらかという疑問になります。山にあった時はネットのチチブベンケイソウにも似ていますが、山ではむかごを見たことがありません。茨城の生物の先生は、茨城の山にあるのはミツバベンケイソウだと言います。それでむかごをつけるということはコモチミツバベンケイソウなのだろうか。それともミツバベンケイソウは何か環境条件を与えるとむかごを発生させる性質が内在しているのだろうか。

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ムサシアブミ

2014年11月22日 | 庭の花たち
ムサシアブミの実が真っ赤になりました。ムサシアブミは南関東以西に自生しているので、北関東では珍しい。九州から球根と種を送っていただき庭で栽培しています。今は実が真っ赤に熟しています。

ムサシアブミといえば花の形の奇抜さです。南関東などで普通に見られるのは耳の部分が真っ黒なのが普通に見られるものです。

ところが、九州では耳は緑色で帽子の内側のスジだけがクロっぽいものがあります。

以上は送っていただいた球根と種からの実生です。実生の場合は耳が黒いのがほとんどのようです。
マニヤは全く黒がないもの、ソシンと言われるものをよく展示会などに出品しますが、野生ではまず見られません。

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実成ジンチョウゲ

2014年11月22日 | 庭の花たち
沈丁花と金木犀の実は見たことがない。しかし、どちらも実がなるのでした。実がならないのは日本で出回っている木のほとんどすべてが雄株のためです。昨年沈丁花の雌株の枝を譲っていただき挿し木をしたところ、今年は少しですが実がつきました。


そして今、蕾が出てきました。来年6月ころにはまた赤い実を見ることができそうです。
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ツブラジイ - 水戸市元吉田町

2014年11月21日 | みんなの花図鑑
ツブラジイ

花の名前: ツブラジイ
撮影日: 2014/11/21 22:08:22
撮影場所: 水戸市元吉田町
キレイ!: 5
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イイギリ - 水戸市

2014年11月21日 | みんなの花図鑑
イイギリ

イイギリ

花の名前: イイギリ
撮影日: 2014/11/21 15:57:12
撮影場所: 水戸市
キレイ!: 7
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マンリョウ

2014年11月20日 | 庭の花たち
マンリョウの実が赤くなり始めました。そして昨年の実は完熟です。
マンリョウの実は冬になると真っ赤に熟してヒヨドリなどが好んで食べます。そのために春に実がなっていることは稀です。でも、もし鳥が食べなければ翌年の秋になっても実がなっています。
今年花が咲いて赤くなり始めた実

去年の花になって完熟した真っ赤な実

1本の木に去年の実と今年の実が同時についているのを見ることができます。
 キチジョウソウでは昨年秋に咲いた花の実が今年の秋遅くに赤く熟しますので、花の咲いているときに赤くなり始めた昨年の実を同時にみることができます。キチジョウソウの場合は花が散ってもすぐに実が見えるほど大きくならないので、去年の実と今年の実を同時にはみられません。
 また今年1月のことですが、ニュージランドのクライストチャーチで赤い実のなっているナンテンが花盛りでした。日本では花が咲くまで実が残っていることはまずないので不思議に思ったことでした。ナンテンはNZでは珍しいので、まだ実を食べる鳥がいないので翌年花が咲くまで実が残っているのかと考えました。
 もしかすると、ナンテンもマンリョウとおなじく、去年の実と今年の実を同時に見られるのかもしれませんね。
 クライストチャーチの博物館前 花と赤い実を同時につけていたナンテン。

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今年も干し柿を

2014年11月19日 | 庭の花たち
およそ35年前に渋抜きした柿を購入したときに、その柿の種を播いた実生苗が成長したものです。
品種名はわかりませんが、つぶの大きい渋柿、蜂屋に似ているようです。
今年は不作で数が少なかったが、粒ぞろいで大きいです。


干し柿を52個作ることができました。二階の窓辺に吊るしてひと月もすると甘く美味しい干し柿の出来上がりです。

干し柿を作るタイミングは、11月になって急に寒い冬型気候になるときです。週間天気予報で1週間晴れの日が続くときに皮をむいてつるすととてもよい具合に出来上がります。
柿はもうよく熟したので、鳥が熟し切った実をついばみに来ます。おもにヒヨドリですが、メジロも見かけます。スズメも来ていました。
柿を高枝切り鋏で採り始めると、毎年必ずヒヨドリが様子を見に来ます。ライバルが現れたと思ってピーピー鳴きながら追い払いにくるのですが、相手が人間とわかって諦めて姿を隠してしまいます。
そこで、全部の実を取ってしまうのは忍びないので数個は木に残しておきます。
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ヤブコウジ - 水戸市自宅

2014年11月19日 | みんなの花図鑑
ヤブコウジ

ヤブコウジ

花の名前: ヤブコウジ
撮影日: 2014/11/16 15:19:19
撮影場所: 水戸市自宅
キレイ!: 14
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カキ - 水戸市自宅

2014年11月19日 | みんなの花図鑑
カキ

カキ

花の名前: カキ
撮影日: 2014/11/19 11:07:16
撮影場所: 水戸市自宅
キレイ!: 5
およそ35年前に渋抜きして売られていた柿の種を播いた実生。蜂屋柿ににているようです。 収穫して干し柿に。鳥たちのために少しだけ木に残しました。
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カラタチバナ(ヒャクリョウ) - 水戸市自宅

2014年11月19日 | みんなの花図鑑
カラタチバナ(ヒャクリョウ)

カラタチバナ(ヒャクリョウ)

花の名前: カラタチバナ(ヒャクリョウ)
撮影日: 2014/11/16 15:20:17
撮影場所: 水戸市自宅
キレイ!: 4
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センリョウ

2014年11月19日 | 庭の花たち
センリョウは寒さに弱い。しかも夏の直射日光にも葉焼けしてしまう。我が家では隣家とのブロック塀の東側のサカキや茶の木の中に植えてあります。朝日があたるが、日が高くなると木漏れ日となり、午後は全く日が当たりません。寒さに弱いくらいですから、今年の夏の猛暑はかえってよかったようで、今年は実つきが例年以上によいようです。また乾燥も嫌うようです。雨どいからの雨水が近くを流れます。冬はブロック塀とサカキや茶の常緑樹で囲まれていて寒風が直接当たらないようになっています。
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