初雁
10月26日土曜日、偕楽園のもみじ谷の様子を見た帰りに、もしかして梅が咲いているかもと立ち寄ってみました。咲いていました。
今年は猛暑で夏の内から梅の木の葉が傷んで白っぽくなってしまいました。そして今は葉がすっかり落ちて丸坊主の梅の木がたくさんあります。
梅の蕾は夏には形成されますが、葉がついていると、葉から蕾の開花を抑える物質が蕾に送られるために、開花が抑えられているということです。
このためもう10月も残りわずかになり、超早咲きの初雁が咲いたかもと、夕方曇り空で薄暗くなってから見てみました。ちょうど目の前に咲いていたのですぐにわかりました。
初雁
通りがかったお客様に梅が咲きました言うと、雑草の老眼では見えなかった高い位置にもたくさん咲いているとのことでした。
空の明かりで逆光で撮りにくかったが、なんとか花らしくは見えるものになりました。
初雁
早速ミスター偕楽園に連絡しましたら、何とミスター偕楽園さんは9月の内に開花を確認していました。それも梅の木1本だけではなく5本もです。
5本の梅の木に開花が確認できるのは、例年ですと、早くて11月下旬、12月上旬くらいが普通です。
これまで最も早かったシーズンでも最初の開花は10月中旬ですから今シーズンは異常に速いです。
もみじ谷の様子はほぼ全部が緑色です。
もみじ谷
それでも奥に進んでゆくと1本が紅葉していました。
もみじ谷
もみじ谷
例年の見頃は11月20日過ぎとのことです。今年の夜間のライトアップは11月初めから24日ころまでらしいです。果たしてどんな紅葉が見られるでしょうか。今年思わぬお世話になって、お誘いしたお方は22日ころ来てくださるとお知らせをいただきました。ちょうどよく黄葉していて、幻想的なライトアップになってほしいものです。
ノシラン
最後はもみじ谷のノシランです。実がついていました。寒くなると瑠璃色に輝いてくれそうです。