庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

トモエソウが咲きました

2019年06月15日 | 庭の花たち
 トモエソウ
昨年は咲かすことができなかったトモエソウ。今年はしっかり水遣りをして咲くことができました。

白化したマタタビの葉の隣です。

見上げるマタタビの棚の位置に開花したので、最初の花は見落としてしまいました。
 ビョウヤナギ
ビョウヤナギの鮮やかな黄色とはちがっています。
昔、実家の庭に突然トモエソウが咲いたことがありました。小さな種が人によってか、鳥によってか運ばれてきたのでしょう。不思議に思いました。というのは、今は亡き母の名と同じトモエソウが庭に咲いたのですから。

今年、トモエソウが咲いて気が付いたのですが、(母にとっては曾孫にあたるのですが)孫の名がちょっと似ているような。
ト:タ行の最後 モ:マ行の最後  孫の名はどちらも最初のほう。 ちょっと無理か。クイズ番組の見過ぎですね。 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6年ぶり オオウメガサソウ南限自生地 ひたち海浜公園

2019年06月13日 | 野草を訪ねて

6年ぶりにオオウメガサソウ南限自生地・ひたち海浜公園に行きました。

ひたち海浜公園の樹林エリアで今一番目立つのはドクウツギです。猛毒。

オオウメガサソウは松の根共生菌と共生しているそうです。そのためにアカマツ林を維持することがとても重要なことです。

随所でオオウメガサソウの生育環境などが調査されていました。

6年前とは環境が変わって元気のなさそうな場所もありました。アカマツ林の下草が茂って藪状態になると元気がなくなるようです。

松くい虫防除もされていました。でもこの札の目立つエリアはマツは一見元気そうでしたが、オオウメガサソウは元気ではなさそうとは思い過ごしでしょうか。
 イチヤクソウ
この森に化学薬品が入ることを共生菌とオオウメガサソウなどはどう感じているのでしょうか。
 ヤマモモ
とはいえ松くい虫で枯れた松が多くなって、コナラなどの林へ移行しているのも心配です。
 ウメガサソウ
一方で松の実生苗がたくさん生えている場所もあり、アカマツ林が再生されていると思われる場所もありました。

オオウメガサソウはこれら環境変化にどのように順応して命をつないでゆくのでしょうか。そして、どのような人の援助を必要としているのでしょうか。今後の里山プロジェクトに期待されます。
 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偕楽園梅の実落しと販売

2019年06月06日 | 水戸の梅

6月6日と7日に偕楽園と弘道館で梅の実落しが行われています。販売は9日土曜日です。

今年は不作だと聞いていますが、果たしてどのくらいの収穫があるでしょうか。

ここではたくさん収穫がありそうです。

たくさんなっています。


公園センターの展示室で選別をします。

ここで小さい梅の実をふるい分けます。

大きい梅の実で傷など欠陥のないものだけが袋詰めされます。

1袋は1Kg入りで200円です。ただし1回につき1人1袋までです。
果たして今年は何トンの収穫があるでしょうか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネズミモチの花が咲きました。 ネズミモチとトウネズミモチ サザンカとツバキを見分ける

2019年06月06日 | 庭の花たち

ネズミモチの花が咲き始めました。名前はこの木の実がネズミの糞に似ているから。ふーん。そうなんだ。
最近公園などで見かけるのは、かなり大きな木で、葉も大きいトウネズミモチです。なんだかネズミモチが肩身が狭くなったように思えてきます。私はやはり小型のネズミモチが好きです。

生垣に混じって数本のネズミモチがあります。

ネズミモチの花穂です。
トウネズミモチとネズミモチの違いは単に大きさだけではありません。
花穂ですが、ネズミモチは枝が白っぽいです。トウネズミモチは写真が無いのですが、ここの枝がかなり赤っぽいです。
今花が咲き始めるころですから、公園などで確かめることができます。

花のない時は葉っぱの比較です

これは2年前のもので、葉を透かして見たものです。片方は葉脈が白く透けて見えています。これがトウネズミモチです。
唐ネズミモチは透ネズミモチなのでした。覚えやすいですね。
ネズミモチのほうは、主脈だけ見えて支脈はほとんど見えません。


同じ見分け方でツバキとサザンカを見分けることができます。左側がツバキです。葉脈が透けて見えます。右側がサザンカです。
ツバキとサザンカはともに品種数が多いので例外もあるかもしれませんので、花弁の散り方や子房・実の表面の毛の有無などで総合的に見分けることが大切です。

というわけで、葉を透かして見ることは、ネズミモチとトウネズミモチを見分けるのとサザンカとツバキを見分けるのに有効です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楊貴妃の眉にちなんだビョウヤナギ

2019年06月05日 | 庭の花たち

ビョウヤナギが咲き始めました。
 この花の名前の由来についてはいくつかあると思います。
 その中で私の気に入っているのは、ビョウヤナギの葉が柳の葉に似ていることから、花の美しさを楊貴妃にみたてて、楊貴妃の眉を思い出させた未央宮(びおうきゅう)の柳の葉からビョウヤナギと名付けられたというものです。
 ビジョヤナギとも言われますが、このビジョは楊貴妃のことと考えると同じことにつながりますね。

この説のもととなっているのは長恨歌とういう漢詩です。
長恨歌は 漢皇重色思傾國 (漢皇色を重んじて傾国を思う) という文から始まる長編の漢詩です。

 未央宮の柳が出てくるのは、ちょうど長恨歌の真ん中ごろでした。懐かしいのでその部分をここに記します。
歸來池苑皆依舊  帰ってきてみれば池も庭もみなもとのままです。
太液芙蓉未央柳  太液池の芙蓉(スイレンのことらしい)も、未央宮の柳ももとのままです。
芙蓉如面柳如眉  芙蓉の花は今は亡き楊貴妃の顔のようで、柳の葉は楊貴妃の眉のようです。
對此如何不涙垂  これを見てどうして涙せずにはおられようか。

美人の眉は柳の葉に似ているのですね。お化粧の時には思い出してご参考にされてはいかがでしょうか。


ビョウヤナギの蕾は捻じれています。この蕾は右巻きです。

捻じれる方向はまちまちです。こちらは左巻き。


咲いてしまうとどちらに捻じれていたかには全く関係ないようです。どれも多数の長い雄しべと、柱頭が5本に分かれた雌しべが1本です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキシキブ カシワバアジサイ バラ ハクチョウゲ キョウガノコの花

2019年06月04日 | 庭の花たち

ムラサキシキブが咲き始めました。近づくとかすかに香りがします。

花の数の割には実つきがよくないことが多いので、今年も少ないかも。山でも実が少ないのが大半であるが、ときにたわわに実がついている木がある。どうすればよいのか。?

カシワバアジサイの花が真っ盛りと言いたいところですが、

まだすべて蕾です。

装飾花だけが咲いています。

隣りではバラが咲きました。

こちらのバラはジェイムスギャルウェイという名前です。

ハクチョウゲが次々に花を咲かせています。

かわいい花です。

ハクチョウゲの蕾 咲き始めもかわいい。

真っ赤なキョウガノコも咲きました。

白花のナツユキソウは終盤です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マタタビの茂みにスズメバチが巣を

2019年06月04日 | 庭の花たち

マタタビの茂みにスズメバチの巣が。

親バチは何匹いるのか。数分間観察しても出入りがありません。どうやら、まだ親バチは1匹のようです。

親バチが1匹なら、殺虫剤で追い払おうと、巣穴めがけてシューっとかけたら、たまらず中から親バチが出てきて、いずこかへ逃げてゆきました。このまま翌日まで放っておいて様子を見ます。親バチは巣を放棄するはずです。そのあとは蟻が巣を襲ってきて落城です。


マタタビが盛んに咲きだしました。茂みの中では白く撮れません。

青空の下では真っ白いマタタビの花です。


追記
翌朝見ると、親バチはいませんでした。

百均で買った霧吹きを水鉄砲にして巣にかけたら、

覆いのボールが簡単に壊れてしまいました。大きくなった幼虫、すでに蓋をしたものもありました。
ハチが増える前に退治できて良かったです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキの花が咲きました。

2019年06月04日 | 庭の花たち

ムラサキの花を見るのは始めてです。
小さい花です。

朝蕾が開き始めていました。

朝9時には開きました。



他の鉢にも花弁が白く見えてきたムラサキが2株になりました。計3株

畑に余裕がないので、このまま鉢で咲かせることになります。
余った苗をどうしようか。
とりあえずは今後の観察を。

受粉はどうするのか。
実はどのように熟すのか。
種の収穫は?
次回の種蒔きでは自然のこぼれだねからの発芽も確認してみたいが。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アワブキ ハナミョウガが咲いて、マタタビも咲き始めました 

2019年06月01日 | 庭の花たち


アワブキの花
昨年大きく切り詰めたので、今年は咲かないとおもっていたら、なんともう咲いていました。

ハナミョウガが満開になりました。

マタタビが咲き始めました。丸い玉のように膨らんだ蕾を見て待ち遠しくおもっていました。今朝棚の下に行くとマタタビの花の香りがちょこっとしたので探したら咲いていました。

緑の葉の中で、早朝の太陽の光を受けて、真っ白い花ですが、カメラは葉と早朝の太陽光を感じて真っ白には写りませんでした。

マタタビの葉の白化は花の時がピークです。
蕾が大きくなり始めると、白化が始まり、花の時は真っ白になりますが、花が終わりを過ぎると徐々に緑色へと戻ってゆきます。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする