庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

偕楽園の梅の開花状況12月23日 全部で12本

2021年12月23日 | 水戸の梅

12月23日に本園内の開花状況を見てきました。今日は2本の梅木に開花した花を見つけました。上の写真と次の2枚、計3枚は南崖の柿木の下の冬至梅です。



↑南崖柿木下の冬至梅
他の蕾も膨らんできているので、引き続き開花して花数が増えることでしょう。

次は御成門から好文亭への園路の中間の十字路の冬至梅です。一輪だけ咲いているのを見つけました。

↑西梅林十字路の冬至梅
蕾は小さいようで、単発的な開花のため、しばらくはこのままでしょう。

次は12月21日に開花を確認した本園の梅3本です。
最初は表門近くの西梅林入口の高砂枝垂です。



↑表門からの西梅林入口の高砂枝垂です。
小さな木ですが小枝に次々に咲き始めていました。偕楽園内で現在のところ最も花数が多い梅木です。この時期に来園される方にはぜひとも見ていただきたい梅木です。

↑小さな木です。

2番目は御成門の虎の尾です。

↑御成門の虎の尾
この花以外の蕾はまだ小さいので単発ですがちゃんと開花しています。とはいうもののこの花は耐寒性がないので、この時期の花はめしべがなくなっています。

3番目は東門から千波湖へ向かう南崖橋の下の八重寒紅です。

↑南崖橋の八重寒紅
この梅木は複数の花が2か所に咲いていました。少しずつ花数が増えると思います。

↑南崖橋の八重寒紅
実はこの梅の木の開花はすでに、12月19日に確認していましたが、21日にお知り合いになったお客様をご案内した時に、本園内の白梅だけではと思って、紅梅のこの花をもご案内しました。せっかく偕楽園に来られたのに梅の花を見ることができなかったのですが、思いがけず見ることができましたとたいそう喜んでお帰りになりました。

次は12月19日に開花状況を確認した、本園外の拡張部の梅木です。
最初は猩々梅林の八重寒紅です。

↑猩々梅林の八重寒紅
田鶴鳴梅林から花追い橋を渡って右側2列目です。ここには早咲きの八重寒紅が2本あるのですが、まだ1輪しか花が見えませんでした。今年はこの時期開花する梅は開花時期が遅れているように思われます。

2番目は猩々梅林の白難波の大木です。

↑猩々梅林の白難波大木 水心鏡にも似た花で、昨年は水心鏡としてアップしています。
3番目は猩々梅林の中央付近の水心鏡です

↑猩々梅林中央の水心鏡
この木は毎年早く花を咲かせます。
4番目は猩々梅林中央付近の八重寒紅です。

↑猩々梅林中央付近の八重寒紅。すみません。ボケボケです。

次は窈窕梅林です。
5番目、窈窕梅林の最初は中央やや北よりの紅難波です。

↑中央やや北よりの紅難波です。
この木の開花は12月13日にすでに確認していました。

↑12月13日の紅難波
6番目、窈窕梅林の2番目は中央水飲み場の八重寒紅です。

↑中央水飲み場の八重寒紅

次は12月13日に確認した梅木です。
最初は田鶴鳴梅林の初雁です。

この梅木は昨シーズンは2020年10月13日に開花したという連絡を頂いたことがあるなど、偕楽園では常に最初に開花する木です。
田鶴鳴梅林には初雁が植栽されていたという記録を見たことがありましたので、花の様子、開花時期などから、初雁にまず間違いないものと思います。



13日には3輪開花しているのを確認しました。実は12日に顎鬚仙人さんから2輪咲いていると、写真とともにご連絡をいただきましたので、急遽確認に行ったのでした。顎鬚仙人さんの写真の撮影データは12月11日ですから、今シーズンの最初の開花確認日は12月11日ということになりました。


↑2番目は12月19日の5番目の窈窕梅林の紅難波で、13日すでに開花していました。

↑3番目は12月19日の3番目の猩々梅林の水心鏡で、13日は開花中でした。

↑4番目は鐘楼前広場の虎の尾です。13日現在は蕾が大きく膨らんでいましたので、その後確認していませんが、もう開花しているはずです。

以上が今シーズンの偕楽園の梅の開花状況です。今日全部確認したわけではありませんが、12本の梅木に花が見られるはずです。


↑ 庭の紅冬至もすでに開花しました。

↑いつもの散歩道、新道のツルハ近くの八重寒紅も咲いています。
いよいよ、探梅の季節到来です。





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パフィオペディラムの花を正月に5個期待するも

2021年12月03日 | 庭の花たち

パフィオペディラム・ライムドーンの蕾が膨らんできました。この状態だと正月には開花が期待できます。

蕾の数は何と5個です。2021年10月12日 のブログで小さな花芽を5個見つけたこと、このまま花芽を無事に成長させれば1月には一鉢で5個の花を同時にみられるのではと期待が膨らみます。と書いたのですが、今のところ花芽が順調に大きくなってきています。

花芽に番号をつけてみました。1~5が蕾です。

1番の蕾です。蕾の下側がほころび始めて、わずかに花弁が白っぽく見えてきました。以下2番から5番までの蕾です。




蕾の成長度合いは若干違いがあるので、開花日は数日にわたることでしょう。


3番の蕾の前の背の高い枯れた花柄が2019年1月の花です。
3番と4番の間に見える枯れた花柄が2021年1月の花です。
6番は2020年に出てきた新株です。現在の株数は花芽をつけた5株と花のない6番の株の合計6株と新しく出てきた以下の2株です。

7番 新しい株

8番 新しい株
以上がこの鉢の現在の8株です。
このうち5株に蕾があって1月に開花すべく成長中です。花が終わるとこの5株は枯れてしまいます。枯れる前に新しい株ができるのですが、今のところ2株しか新しい株が出てきていません。
今回花芽がなかった1株はおそらく次回2023年1月に花が咲くでしょう。
新しい小さな2株は2024年か2025年の開花になるでしょう。

今回2022年1月に花が5個咲くが、昨年より花径が短く蕾も小さいようです。
そして次回2023年は花が1個しか咲かないかもしれません。
その次2024年は花が咲かないか1個or2個しか咲かないのかも。
花を毎年咲かせるためには、もっと新しい株ができるように植え替え等が必要なのかもしれませんね。
このランを買ったときには無謀にも栽培方法など全く知らずに買いました。耐寒性すら泥縄式に後から推定したり、実際の低温にさらしたりと乱暴に取り扱っただけです。
今もって、現物の様子を見ながら右往左往しているので、ランにとってはどんなにか迷惑なことでしょうかね。




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