庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

スズメバチの吸蜜と素敵なお客様との出会い

2019年08月31日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など

偕楽園のクヌギの大木から樹液が盛んに流れ出ていました。クワガタかカブトムシでもいないだろうかと近づいてびっくりしました。最近視力が落ちたので30cm位まで近づいてしまったのです。

何と目の前に大きなスズメバチが。
後ずさりしてカメラを向けました。通常ハチはカメラを向けると反応するので、スズメバチが向かって来やしないかと恐る恐るカメラを向けたのですが、幸いなことに吸蜜に夢中で反応しませんでした。

ところが、大変なことが。カメラを向けている私の前をお客様が横切ろうとしました。おもわずお客様にお声をかけてしまいました。
スズメバチなどは吸蜜中などは襲ってくることはまずないことをお話ししましたが、不用意に近づくことは大変危険です。

このことがきっかけでお話を伺いましたら、岡山のお方で、もう何度も偕楽園に来ていただいているとのことでした。それではと もう少し偕楽園の魅力を知っていただきたいと思いました。


近くの樫の木に絡みついたテイカカズラの実です。この実からタンポポの綿毛のような実が出てくることをお話ししました。

ケンポナシの実がなっているのを見ていただきました。この実は食べられませんが、実のついている枝が太って食べられることをお話ししました。

下手な説明ではお分かりにくいかと思いますので、秋になって落ちていたものをここにアップしました。枝が太ってあたかもクルミの実のようです。この太った枝の先に着いた黒くて真ん丸のものが実です。食べられるのは丸い実ではなくて太った枝です。梨のような、クルミのような味がします。

今まさに臥龍梅にならんとしている梅の古木を見ていただきました。この写真は今年の春で花が咲き始めようとしているときのものですが、現在は緑の葉でおおわれています。
下は同じ梅の木の2011年・8年前の姿です。

右側の幹がまだかなり上を向いています。私が初めてこの梅の木に着目したのは2005年ころでした。その時はもっと幹が上向きでV字形でした。このように梅の木が倒れて地上に横たわっているのを臥竜梅と言うことをご説明しました。
なんだか、梅の木が竜に見えてきたとのご感想をいただきました。
着地した枝が根を出して新しい株になることが期待されています。
 典型的な臥竜梅は宮崎県の湯の宮座論梅という古木で、新しい株がさらに古木となって倒れて次々と新しい株ができて今では80株ほどになっています。この湯の宮座論梅のことを知った私は、この梅の木を始め多くの古木が臥竜梅になってほしいと思い始めました。
 このほかにも偕楽園の魅力を知っていただきたくなり、東門の見晴し亭にご案内しました。

偕楽園の古い絵図面・好文亭四季模様之図を見ていただきました。桃や栗の木、茶畑、桜山などと鶴などを見ていただきました。ちょうどこの時ミスター偕楽園こと吉田雅夫さんが来られました。

畳の間に移り、茶道の心得・巧詐不如拙誠 と水戸八景についてご説明し、弘道館における鍛錬と偕楽園が深い関係があることを一張一弛などからお話ししました。
 ミスター偕楽園
ミスター偕楽園こと吉田雅夫さんからたくさんの偕楽園の魅力などをお話しをいただきました。また大震災以降弱ってしまった梅の木に毎日欠かさず水を運んで、見事に再生した「ミスター偕楽園の梅」を見ていただきました。
それから、ミスター偕楽園お手製のみとちゃんセンスをお客様に差し上げました。

お客様はすでに10回以上もご来園いただいているのですが、今回のご来園をとてもお喜びになられて、次のご来園をお約束いただきました。梅の花咲く偕楽園でお待ちしております。
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偕楽園のマヤラン今年も 心沈むときは

2019年07月20日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など

偕楽園好文亭付近には毎年マヤランが咲きます。今年も咲いています。

南門から左手へ、七曲りの途中です。通路内ですから注意してお通りください。また、掃除のために掃き清められると折れてしまいます。

通路の外側にもありました。好文亭外ではこの3か所を確認しました。
好文亭内は未確認です。7月4日現在ではまだ見つかりませんでした。

マヤランはある種のキノコと共生しているようです。キノコは樹種ごとに種類がありますので、マヤランはこの森の樹木と深いかかわりがあるわけです。マヤランは兵庫県の摩耶山で発見されたのでこの名があるとおり、暖地の植物で、茨城県は北限と思っていましたが、いわき市の寺で発見され、これが北限でしょう。いずれにしてもこちらでは珍しい存在です。
花の時期は2回あって、7月と9月ころのに見ることができます。

七曲りを下るとノカンゾウとヤブカンゾウが隣り合わせでそれぞれ咲いていました。
 ノカンゾウ
 ノカンゾウ

 ヤブカンゾウ
 ヤブカンゾウ

忘れ草 垣もしみみに 植ゑたれど 醜の醜草 なほ恋ひにけり (万葉集巻12 3062)
・・・忘れ草(カンゾウ)を垣根のようにびっしり植えたのに、名前ばかりで酷い草だねえ。少しも効き目がなくて、かえってあの人をますます恋焦がれてしまった。・・・ 
恋の病に効く薬は昔も今もないということですかね。

また
好文亭内には対古軒という間があって、
昔の歌に 世をすてて 山に入る人 山にても なおうきときは いづち行くらん とあるのに対して
斉昭公が 世をすてて 山に入る人 山にても なおうきときは ここに来てまし と詠んだそうです。

恋の病ほか諸事情でこころ沈むときには、寂しい陰の裏山(七曲り)に行くよりは、陽の好文亭から広い園内を眺め、詩歌と茶の道にひたるべしということでしょうか。


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ヤブカンゾウ ノカンゾウ スカシユリ エゴノキ(チシャノキ)と万葉集

2019年07月16日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
 庭のヤブカンゾウ
 庭のノカンゾウ
花期はヤブカンゾウのほうがやや早く6月から咲いています。ノカンゾウは7月に入ってから咲き始めました。
ヤブカンゾウは八重咲で、雄しべが弁化しかかったものが見られます。
カンゾウは万葉集ではわすれぐさとよばれていて、調べたところ5首で歌われていることがわかりました。

 庭のスカシユリ
海岸近くにあるスカシユリです。園芸店にあるスカシユリはこのスカシユリを片親とした交配種と思われます。
万葉集ではユリはさゆりとして出てきますがスカシユリとは別の種類かと思われます。調査不十分ですが10首にユリを見つけました。

 庭のエゴノキ
エゴノキには今年もたくさんの実がつきました。
万葉集ではやまぢさ・ちさと言うのが3首ありエゴノキと思われます。またはチシャノキではないかとも。
 庭のチシャノキの葉

 万葉集については年号令和のことからなにかと話題がおおいので、全4516首をざっと調べたところ、令和で注目の梅を詠んだ歌が121首見つかりました。
一番多いのはハギで143首見つかりました。マツは74首、地名は除いたつもりですが、一部混じっているかもしれません。タケは51首などのほか、偕楽園でよく見かけるサクラ、シダレヤナギ、ツバキ、ツツジ、フジ、クヌギ、クリ、カツラ、カシワ、シイ、カエデ、カシ、スモモ、エノキ、スギ、ヒノキ、カラタチ、アジサイ、カクレミノ、ヤドリギ、ビナンカズラ、テイカカズラ、ヤブコウジ、ヒガンバナ、ハス、ススキ、ヤブラン、ユリ、ヨメナ、クズなどなどたくさん見つかりました。
 万葉集には全部ではおおよそ175種類ちかくの植物が歌われていました。広い公園内を探せば先に挙げたほかにもあるはずです。
 梅、萩、柳、桜、松などを中心に詠まれた情景にふさわしい園内の場所を探してその歌をそれとなく表示するのも楽しいことではないでしょうか。
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市民植木・花まつり始まる

2019年04月04日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など

千波湖畔駐車場隣りで恒例の市民植木・花まつりが始まりました。目を引くのは今年初出店の石屋さんの奇妙な石の数々です。これは木の化石です。

太い流木みたいですが、木の化石の数々です。

どう見ても木そのものです。触ってみると、あ、石でした。 この木の化石が気になる方はぜひ触りに来てください。


青石の大きなつくばいもあります。この水のたまるところは一切手をかけていないで自然にできたものです。

巨大な石灯篭とつくばい、テーブルストーンなど見るだけでも楽しいです。







こういう石をさりげなく庭に置いておけたらなあと思います。
 石の値段は安いものです。なぜ安いかって、それは一生楽しめるものだからです。一生どころか、孫の代になっても少しも減ることがなく、かえって風格がましてくることでしょう。だから石は安いのです。


とはいっても大きいのはちょっととお考えの方には小さい石もご用意してありました。

市民植木・花まつりは5月10日まで開催しています。今年もお楽しみ、親子苔玉教室などがあります。詳しくはこのお店に尋ねてみてください。










果樹、花木から花、山野草まで何でも相談できます。もちろん造園についても。





千波湖畔と偕楽園の四季の原、桜山、本園など都市公園では世界で2番目に広い、広大な園内のいたるところで桜がちょうど見頃に。桜の種類は30種類以上40種類に迫ります。




きれいな陽光、珍しい薄墨桜も。




本園では二季咲桜や十月桜のほかに左近桜や寒緋桜も。













 

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シマサルスベリの紅葉 しおれずに紅葉する気象条件とは

2018年11月30日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など

偕楽園 窈窕梅林のシマサルスベリが紅葉しました。


これは2014年に庭で紅葉した純粋なシマサルスベリの実生苗です。
 長崎のネットの友よりシマサルスベリの種をいただき、庭で実生苗が紅葉したものです。ところが長崎ではシマサルスベリの紅葉を見たことがないと珍しがられたのでした。庭のシマサルスベリが紅葉したのはこの時だけでした。
 今年庭ではサルスベリと交雑したと思われる、葉に厚みのあるほうのシマサルスベリが少しだけ紅葉しました。


 偕楽園のシマサルスベリも交雑したと思われるものです。そのシマサルスベリが紅葉しました。もう落葉も始まっています。


シマサルスベリは暖地性のサルスベリで、気温が零度近くになると葉がしおれて枯れてしまいます。またシマサルスベリが紅葉するためには、気温が限りなく零度近くまで下がる必要があります。
 この矛盾ともいえる、しおれずに紅葉する気温になった時に初めて真っ赤に紅葉します。
交雑したシマサルスベリのほうが葉に厚みがあってしおれにくいので、紅葉する気温条件は純粋なシマサルスベリより少し条件が緩いようです。


そういうわけで、シマサルスベリの紅葉は毎年見られるわけではありません。


偕楽園のシマサルスベリの葉は庭の純粋なシマサルスベリの葉より厚みがあって、サルスベリとシマサルスベリの交雑したものと思われます。
庭にも純粋なシマサルスベリのほかに、偕楽園のシマサルスベリに似て、少し葉が厚めの、サルスベリとの交雑と思われるものがあります。
今年少し紅葉したのはこの交雑のほうでした。
 
2014年の庭の純粋なシマサルスベリです。
純粋なシマサルスベリを紅葉させるには、この時期のより微妙な気温変化が必要です。
もし、その微妙な気温変化があるならば、その年には今年の交雑のシマサルスベリの紅葉以上に美しい純粋なシマサルスベリの紅葉をみることができます。
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偕楽園南門付近の紅葉真っ盛り

2018年11月27日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など

偕楽園の南門から西門にかけての紅葉が真っ盛りです。今週が見頃です。

桜山駐車場からエレベーターに乗って梅桜橋を渡り、公園側のエレベーターのドアが開いて、いざ出ようとするとき、紅葉とはこれほどまぶしいものかと感じます。

池のほとりでは松の緑と楓の紅。

足は自然と紅葉の鮮やかなほうへと向いてしまいます。

池に映る紅葉も

杉森を背景にした紅葉も





紅葉と黄葉と常緑樹の緑と咲き誇るサザンカまでもが、それぞれの個性を発揮しています。

水戸地方には明朝も霜注意報。
朝の冷え込みが一層紅葉を濃くします。
今週の天気予報は行楽日和。
次の日曜日12月2日朝の気温は1度までぐうっと下がる予報。
最高の紅葉は今週でしょう。
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初心者から90歳代まで好きな言葉を楽しく表現 偕楽園で書道教室展

2018年10月23日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など



偕楽園公園センターで安藤沙園書道教室展開催です。10月23日㈫より28日(日)まで。









初心者から90歳代までの、それぞれ好きな言葉を楽しく表現した個性豊かな書道教室展です。








他にもそれぞれの思いを込めた多数の作品がありました。
偕楽園公園センター 10月28日(日)まで。




コスモスが満開で見頃です。







千波湖では水鳥たちが遊んでいます。

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偕楽園の吐玉泉下で自然を満喫 スイレン、ミクリ、イ、ヘラオモダカとネムノ花など

2018年06月15日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など



偕楽園の梅の実落しも終わって、アジサイの他はみるべき花も見当たらない。でも、こんな時こそ偕楽園の自然を満喫してみませんか。
冒頭のスイレンが吐玉泉下の水路に咲いています。陽の入りにくい暗い水面に白がひときわ際立っています。


キツネノボタンも水路の中に咲いています。小さいいがぐりのような実もなっています。
いがぐりのようなといえば次の花も咲いています。


ミクリの雌花のようです。


同じ花穂の上のほうには雄花もあります。


水路のキショウブの群生している中に何本か見つけることができます。
場所は早咲き梅で話題になる偕楽園標柱の近くです。
この付近では花期ではないですが、ミツガシワやアキノタムラソウなども見られます。カキツバタも今年は見落としました。


ミクリの近くにはイ(イグサ)の小さな花も咲いています。


畳表に使われるイグサです。ついでに見てやってください。


目を上げると、水路の上にネムノキの花が咲いています。手を伸ばせば触れる高さに咲いているのがうれしいです。


水路にはヘラオモダカが一株ありますが、今年は咲いていません。


池のほとりにありました。小さくてかわいい花です。

新しく3株植えてありました。もう花が終盤です。
でもちょっと残念なことは、ここにはヒメガマが生えていたのです。水戸近郊ではガマはよく見かけます。でもヒメガマは少ないので残しておいてもらいたかったですね。


ミズバショウは元気にしています。でも春先に刈り取られてしまい、傷ついた花しか見られませんでした。それ以前は雑草として刈り取られて生き残るのも精いっぱいだったのですが、ミスター偕楽園さんの水路清掃奉仕のおかげでどうにか造園屋さんにも認知され始めた矢先でした。まだまだ油断できません。
来年は良い花を咲かせてほしいです。
この対岸、杉森側にはアマナが生えています。毎年花を咲かせていますが、管理対象ではなく、徹底的に除草されてしまいます。

自然豊かな偕楽園吐玉泉下です。公園樹として管理されている樹木だけではなく、自然の草木にも気をまわしていただいて自然を生かした管理をほしいところです。




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アカボシゴマダラを見る ヘラオモダカとオモダカ

2017年09月06日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など

偕楽園の吐玉泉下の水路でオモダカを撮っていたら、アサギマダラのような蝶が飛び回っていました。梅の木にとまったところでようやく撮影しました。
どうやらアカボシゴマダラのようです。アカボシゴマダラは南方系の蝶で北関東では珍しいようです。食草はクワノハエノキであるがエノキの葉も食べるようです。偕楽園公園にはエノキの大木が多いので、いよいよこちらにも生息するのでしょうか。

吐玉泉下の水路です。
この水路にはオモダカの他にもミツガシワ、ミクリ、イ、スイレンのほかトチカガミもあり、上流にはミズバショウも見られるなど水生植物の宝庫です。


今回のお目当てはオモダカです。



水際に小さな花を見つけました。花を拡大して見るとオモダカの仲間のようです。


葉の様子からヘラオモダカのようです。

じつは、年齢は争えず、オモダカの名前はわかっているし、以前田んぼで撮影したのは覚えているのですが、今日は撮影中に名前が出てきませんでした。それからヘラオモダカを見つけても、たしかヘラ・・・とかサジ・・・とかいったと思うだけで、肝心のオモダカが出てきませんでした。そこで公園センターに行き、ヘラオモダカの花を見ていただき、ヘラ何とか、サジ何とかいうはずだけれど、とお聞きしましたところ、図鑑からヘラオモダカを示していただきました。わかっちゃいるけど出てこない症候群でした。



鐘楼の隣のサンゴジュが真っ赤に色づいています。





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マヤラン秋咲き発見 ナガバノハエドクソウか

2017年09月01日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
マヤランは年2回開花するので、秋咲きがもう出てきたのではと七曲り坂に訪ねました。

これは7月に咲いた花に実がついたものです。マヤランには葉はありませんが、花茎と実は葉緑素があるので緑色をしています。

蕾もありました。七曲り坂にはこの1本しか見つかりませんでした。好文亭内にも出てきたのではと思いますが、すでに夕方で入場できません。
ケンポナシの木を撮影しておこうと西梅林に回りました。

薬用植物の資料にするためです。花の写真も欲しいところですが、あいにく持ち合わせがないので顎鬚仙人さんに借用を申し込みましたら快諾してくださいました。感謝です。

このケンポナシのある森で小さな花を見つけました。

ハエドクソウのようです。

イノコヅチのような実がなっていました。ちょっとピンボケですいません。

葉の様子をみるとどうやらナガバノハエドクソウのようです。

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偕楽園のマヤランが咲き始めました

2017年07月08日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園の好文亭でマヤランが咲き始めました。マヤランは兵庫県の摩耶山で初めて発見されました。北関東ではまれにしか見られません。
マヤラン21707070043
マヤラン21707070043 posted by (C)雑草
もうマヤランが咲いているのではないかと、好文亭を訪ねましたら、今週初めに咲いているのが確認されたそうです。さっそく詳細を確認するために昨年咲いた場所付近を探索しました。
マヤラン11707070046
マヤラン11707070046 posted by (C)雑草
マヤラン11707070045
マヤラン11707070045 posted by (C)雑草
植え込みの中に見つけました。まだ開き始めたばかりで初々しいです。ここは昨年も咲いた場所です。

マヤラン31707070047
マヤラン31707070047 posted by (C)雑草

マヤラン31707070048
マヤラン31707070048 posted by (C)雑草
そのすぐ隣にもありました。こちらの場所は初めてですが、昨年の場所と近いです。

マヤラン21707070041
マヤラン21707070041 posted by (C)雑草
マヤラン21707070042
マヤラン21707070042 posted by (C)雑草
待合の手前の通路です。ここは多くのお客様に身近に見ていただけます。
マヤラン41707070116
マヤラン41707070116 posted by (C)雑草
マヤラン41707070117
マヤラン41707070117 posted by (C)雑草

何陋庵の軒下にも初めて出てきました。ここもお客様に見ていただけるのですが、孟宗竹の枝で紛らわしいので、見つかりにくい場所です。

マヤラン51707070055
マヤラン51707070055 posted by (C)雑草
好文亭裏手の七曲り坂にもデモした。これは昨年と同じ場所です。
マヤラン61707070057
マヤラン61707070057 posted by (C)雑草
マヤラン61707070059
マヤラン61707070059 posted by (C)雑草
そのちょっと下の段にも新しく出てきました。
全部で6カ所に出ました。半分の場所が初めてです。まだこれから出てくることもあるので引き続き観察します。

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偕楽園で四つ葉のクローバー

2017年06月15日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
四葉のクローバー170614007400四葉のクローバー170614007400 posted by (C)雑草
四つ葉のクローバーを見つけると幸運が訪れると言われます。今日は偕楽園で四つ葉のクローバーをたくさん見つけた方に出会いました。なんか嬉しそうというか、幸せそうなので思わず声をかけてしまいました。そのうえ手に持ったままで写真まで撮らせていただきました。なんとシークレットネイルサロンのお方でした。
それで四つ葉の見つかった場所はというと、これは今のところシークレットにしておきましょう。ご自分で探し当てて大きな幸せ感を味わっていただきたいと思います。でもどうしても知りたい方はお店に行ったら教えてもらえるかもしれませんね。

フジ@梅桜橋1706140071フジ@梅桜橋1706140071 posted by (C)雑草
梅桜橋近くの藤棚がコンクリート柱にリニュアールされています。工事のために枝を強く剪定したために新しい枝が盛んに伸びています。
フジ接木@梅桜橋1706140072フジ接木@梅桜橋1706140072 posted by (C)雑草
見上げると赤いテープと白いテープが巻かれています。ここに接ぎ木をしたのでしょうか。今度花が咲くのが楽しみです。


無類絞りTA5-190錦性黄葉1706140031tr無類絞りTA5-190錦性黄葉1706140031tr posted by (C)雑草
今年の偕楽園の梅の実販売はすでに6月10日に終わっていますが、中には実がついている梅の木があります。この無類絞りにはもう完熟したかと思われる実がついています。
じつはこの梅の種は播いていただきたいと思っていたので、残っていてうれしくなりました。なぜかというと、この梅の木の品種は無類絞りというとってもきれいな花を咲かせます。さらに、この木は一部の枝が錦性で、葉が黄色です。その枝に着いた実ですから、発芽させて花を咲かせるとさらいきれいな花や葉がつくことが期待されるからです。明日実の状況を見ていただくことになりました。

子規句碑1706140067子規句碑1706140067 posted by (C)雑草
正岡子規の句碑です。
崖急に梅ことごとく斜めなり とありますがちょっと読みにくいですね。そしてこの碑に句に読み込まれた情景の絵が見えますか。梅の木の葉が茂っているので見にくいですが、見えてはいます。葉が落ちるともっとはっきりと見ることができます。

鴨の親子1706140077鴨の親子1706140077 posted by (C)雑草
鴨の親が可愛いヒナを5羽もつれて歩いていました。

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偕楽園公園の花園

2017年05月27日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
1705240087お花畑1705240087お花畑 posted by (C)雑草
偕楽園公園のお花畑はとっても気持ちがいいです。真っ赤なヒナゲシが満開です。

1705240084お花畑1705240084お花畑 posted by (C)雑草
ヒナゲシとヤグルマギクが混じっているさわやかなお花畑です。

1705240085お花畑1705240085お花畑 posted by (C)雑草
白いのはマーガレットのような菊です。

1705240088お花畑1705240088お花畑 posted by (C)雑草
お花畑と広い芝生の向こうに新緑の梅林です。緑のそよ風が心地よく流れてきます。

1705240093お花畑1705240093お花畑 posted by (C)雑草
田鶴鳴梅林と猩々梅林をむすぶ花追い橋。ふたつの花園をつなぐ橋。どちらに行こうか迷い橋。
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偕楽園公園センターで盆栽と水石展 21日(日)まで

2017年05月19日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
1705190080こならアッツザクラ 関敬
1705190080こならアッツザクラ 関敬 posted by (C)雑草
1705190033佐治川石 五葉松 浦部精吾
1705190033佐治川石 五葉松 浦部精吾 posted by (C)雑草
偕楽園公園センタで盆栽と水石展が行われています。
展示されている個々の盆栽や水石も目を見張るものばかりですが、盆栽と掛け軸などと水石を組み合わせて、展示者の深い想いを込めた幽玄の世界を現しているように思われました。
ひとりの展示作品を見ているだけでも満足するほどのものばかりです。以下に一挙に写真をご覧いただきますが、とても作品の想いを現すには至りません。写真をクリックして元画像サイズで見ていただくと、少しだけ雰囲気をおわかりいただけるかもしれませんが、ぜひ展示会にいらっしゃって目の当たりにご鑑賞されることをお勧めいたします。21日(日)までです。

1705190034佐治川石 五葉松 浦部精吾
1705190034佐治川石 五葉松 浦部精吾 posted by (C)雑草
1705190030佐治川石 五葉松 浦部精吾
1705190030佐治川石 五葉松 浦部精吾 posted by (C)雑草

1705190035蛇尾川石 いたどり 澤田晃
1705190035蛇尾川石 いたどり 澤田晃 posted by (C)雑草
1705190038蛇尾川石 いたどり 澤田晃
1705190038蛇尾川石 いたどり 澤田晃 posted by (C)雑草

1705190040佐治川石 蒙古一葉 石渡勇
1705190040佐治川石 蒙古一葉 石渡勇 posted by (C)雑草
1705190041佐治川石 蒙古一葉 石渡勇
1705190041佐治川石 蒙古一葉 石渡勇 posted by (C)雑草
1705190044佐治川石 蒙古一葉 石渡勇
1705190044佐治川石 蒙古一葉 石渡勇 posted by (C)雑草

1705190049八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎
1705190049八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎 posted by (C)雑草
1705190050八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎
1705190050八溝石 ぎぼうし 佐藤健一郎 posted by (C)雑草

1705190051久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉
1705190051久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉 posted by (C)雑草
1705190052久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉
1705190052久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉 posted by (C)雑草
1705190056久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉
1705190056久慈川石(盆景)天目茶碗 佐藤勉 posted by (C)雑草

1705190061佐治川石りょうぶ清水仙里
1705190061佐治川石りょうぶ清水仙里 posted by (C)雑草
1705190062佐治川石りょうぶ清水仙里
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1705190064佐治川石りょうぶ清水仙里
1705190064佐治川石りょうぶ清水仙里 posted by (C)雑草

1705190066好間川石ぎぼうし 高橋幸三
1705190066好間川石ぎぼうし 高橋幸三 posted by (C)雑草
1705190067好間川石ぎぼうし 高橋幸三
1705190067好間川石ぎぼうし 高橋幸三 posted by (C)雑草

1705190072只見川石ぎぼうし 市毛博
1705190072只見川石ぎぼうし 市毛博 posted by (C)雑草
1705190073只見川石ぎぼうし 市毛博
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1705190077只見川石ぎぼうし 市毛博
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1705190076只見川石ぎぼうし 市毛博
1705190076只見川石ぎぼうし 市毛博 posted by (C)雑草

1705190079こならアッツザクラ 関敬
1705190079こならアッツザクラ 関敬 posted by (C)雑草
1705190081こならアッツザクラ 関敬
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1705190083こならアッツザクラ 関敬
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1705190085久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
1705190085久慈川石ぎぼうし 小林渓珂 posted by (C)雑草
1705190088久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
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1705190086久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
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1705190090久慈川石ぎぼうし 小林渓珂
1705190090久慈川石ぎぼうし 小林渓珂 posted by (C)雑草
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新緑の偕楽園公園

2017年05月13日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
1705110047ヒナゲシ他
1705110047ヒナゲシ他 posted by (C)雑草
田鶴鳴梅林のお花畑と芝生。今が一番過ごしやすい時期でしょう。
1705110052ヒナゲシ
1705110052ヒナゲシ posted by (C)雑草
1705110051ヤグルマギク
1705110051ヤグルマギク posted by (C)雑草

1705110083ツツジ@大日本史下
1705110083ツツジ@大日本史下 posted by (C)雑草
ツツジは盛りを過ぎましたが、まだ楽しめます。

1705110088ニセアカシア@東門
1705110088ニセアカシア@東門 posted by (C)雑草

1705110084ニセアカシア@東門
1705110084ニセアカシア@東門 posted by (C)雑草
東門の大木 ニセアカシアは日本に最初に導入されたころの植栽です。見上げると花が咲いています。
1705110085ニセアカシア@東門
1705110085ニセアカシア@東門 posted by (C)雑草


1705110089左近桜とツツジ
1705110089左近桜とツツジ posted by (C)雑草
見晴広場は萩が芽を出し、芝生が緑のジュータンになり、さわやかな風が流れています。左近の桜と松の緑陰で気持ち良いひと時を過ごせます。

1705110090藤棚
1705110090藤棚 posted by (C)雑草
1705110095藤棚
1705110095藤棚 posted by (C)雑草
藤の花が満開です。

1705110109竹林筍
1705110109竹林筍 posted by (C)雑草
竹林の筍が大きくなりました。
1705110112竹林筍
1705110112竹林筍 posted by (C)雑草
好文亭内の竹の間の襖絵を思わせるような光景です。

1705110130竹の秋
1705110130竹の秋 posted by (C)雑草
筍が勢いよく成長しているときは竹の秋でもあります。親竹の葉が黄色くなっています。

1705110131額入りの竹林
1705110131額入りの竹林 posted by (C)雑草
竹林を額縁に入れて見ることができます。これは意外な場所です。

サワフタギ1705110105
サワフタギ1705110105 posted by (C)雑草
サワフタギ1705110106
サワフタギ1705110106 posted by (C)雑草
サワフタギの花が満開です。サワフタギはちょっと気づきにくい場所にあります。

1705120076ベニシダレモミジ@好文亭
1705120076ベニシダレモミジ@好文亭 posted by (C)雑草
好文亭内の美しいもみじはベニシダレモミジでしょうか。

この時期の偕楽園は目立った花はありませんが、あちこちの珍しい花や木を探しながら緑がいっぱいの園内を散策すると、とても心地よいです。
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