庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

紅冬至 虎の尾 白難波など

2019年01月30日 | 水戸の梅

庭の紅冬至
師匠から譲っていただいた紅冬至が開花しています。開花後もかなり赤味がつよいきれいな花です。

蕾の時は本当にかわいいですね。


これは田鶴鳴梅林の紅冬至です。開いてしまうとほとんど赤味を感じません。

蕾の時はうっすらと赤いです。


秋篠宮殿下ご来園記念の紅冬至はまもなく開花です。四季の原に妃殿下の紅千鳥とともにあります。

1月31日追記
秋篠宮ゆかりの紅冬至が咲きました。

1993年3月27日~5月30日に第10回全国都市緑化いばらきフェアが偕楽園拡張部で行われました。この時の4月22日に秋篠宮両殿下は好文亭にご来亭されております。
秋篠宮妃の紅千鳥とともに四季の原に植栽されています。
(追記終わり)




水戸の六名木の虎の尾です。猩々梅林で咲いています。

同じ花の裏側でも開花しています。


水戸の六名木の白難波です。猩々梅林では水戸の六名木を1か所で見ることができます。今は虎の尾と白難波が咲いています。
本園内ではまだです。白難波はまもなく咲くでしょう。
また西門近くでは虎の尾の若木が咲いています。(1月5日に咲き始めを確認)




田鶴鳴梅林の小梅も咲き始めました。開き始めの蕾の白さが印象的です。
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気になる名札 カミガヤツリ 植物園をより魅力的にするためには

2019年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

植物園の名札に気になるものがありました。
温室の水辺にカミガヤツリなる名札がありますが、それらしき植物が見当たりません。


名札プレートの周辺には、カミガヤツリではないシュロガヤツリらしいカヤツリグサがたくさん植えられています。
これではカミガヤツリはこれだと誤認してしまいます。


先日はこの近くで小学低学年と思われる親子連れが写生していました。もしもこのシュロガヤツリをカミガヤツリ・パピルスと間違えて覚えたとしたらとんでもないことです。

私もまだカミガヤツリには出会っていません。先のブログ(11月10日)で書いたとおりです。つまり南高校の「楽しい自然観察」で先生がシュロガヤツリを持ってこられたので、カミガヤツリはもっと細い葉であることに気がついたのでした。
それまではこの植物園のこの名札のまわりにあるものをカミガヤツリとしていました。
https://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/d3b3b78c0ec51f06732849dd560b9293

念のためカミガヤツリについて、偕楽園の書棚の図鑑から、カミガヤツリとシュロガヤツリの写真を撮らせてもらいました。

偕楽園の図書よりカミガヤツリ


偕楽園の図書よりシュロガヤツリ
いずれも大きなカヤツリグサですから、似ている点も多くありますが、二つを並べてみると両者は全く違います。

早速明日にも植物園へお知らせしなければ。







追記20190129
以上のブログを投稿してから床に就いたのですが、床の中で考えました。

~より魅力的な植物園にしたい。~

植物園というのは来園者に植物に興味を持っていただくところですが。
だとすれば、このことは、さらに来園者が興味を持っていただく絶好のチャンスではないだろうか。
現にこの温室ではクイズ形式で植物を見てまわるようなのがあるようです。
とても良い方法と思いますが参加者はどのくらいあるのでしょうか。見たことがありません。

ここでのクイズの例としては
カミガヤツリとシュロガヤツリを並べて植栽し、
紀元前の紙の材料となったのはどちらか?・・・・・カミガヤツリ
さらには英語のペーパーの語源となった言葉は?・・パピルス
また英語のバイブルの語源になった言葉は?・・・・パピルス紙の積出港ベイルートのビブロス(Byblos)
  ちょこっと難しいクイズを出して資料室へ誘う。
現場のクイズによって、さらなる興味を持っていただき、紙から広がる世界にいざいます。

そのための資料が別室に用意してあることをお知らせしてはいかがでしょうか。
資料の例としては、思い付きですが、
紙の作り方・・・古代パピルスのすき方 現代の大量な紙の作り方 和紙の作り方
紙の原料・・・・古代のパピルス 現代のパルプ(材料針葉樹と広葉樹)やミツマタやコウゾなど。
紙から見えてくる世界への広がり・・・原材料の生態、資源の継続再生、環境問題などに関する魅力的な様々な資料など。
・・・すでに植物園にあると思いますが、見てみようという気持ちがわいてくるように。

さらに、これらのことを効果的にする施策として、下記のようなイベントがあったらよいとおもいました。
小中学生はクイズの答えを持参した時は入園料を同伴者ともども無料とする。さらに資料室の資料を見て園内のクイズに答えた方には記念品(パピルス製の紙とか)を差し上げたり、食堂で一品無料とする、次回の無料入場券を差し上げるなど。

寝る前に老人が考えたたわごとであるから捨て置いてくださってよいのですが、でも、常にこのような考えをもってより魅力的で活性化された地域にしようと奮起するお方が現れることを期待しています。

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庭の初雪と梅開花 緋の司 紅冬至 

2019年01月26日 | 庭の花たち

今冬の初雪です。と言っても朝方だけです。

わずかな菜園も白くなりました。

サヤエンドウの鉢にもうっすらと。


庭の紅冬至の一番花が開き始めました。

二番手もまもなくです。このころが一番かわいいですね。


緋の司はもう咲いていました。

緋の司の二番手ももう少しです。こちらも何とかわいいことでしょうか。


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偕楽園で220品種のウメの見本園造り。 品種保存園もまもなく着工

2019年01月24日 | 水戸の梅

偕楽園拡張部でウメの見本園作りが進められています。


手前の大きな台形の土地、その先の小さな台形の土地、右側の三角形の土地の三か所です。


この大きな台形の土地には花梅が植えられます。


その先の小さな台形の土地には枝垂れ梅を。


右側の三角形の土地には実梅を植えるそうです。


植える場所には番号札をつけた杭があります。最終的には220種類を予定しています。そのうち190種類ほどが今日植えられました。

今年は蕾が膨らんでからの移植ですから、きれいな花は望めません。このところ晴天続きで土が乾燥しきっていますので、水をたっぷりと浸み込ませなければなりません。
というわけで花は来シーズン以降になりそうです。


場所は好文橋の下、下流側です。川が見本園の両側を流れています。
左側が旧桜川で、右側が現在の桜川です。

桜川にはコブハクチョウがいました。

ゆうゆうと泳いでいます。

ここから好文亭までの直線距離はおおよそ800mです。
左側の高い森は徳川ミュージアムです。中央の一番奥の森は左が好文亭がある偕楽園本園で、右は常盤神社です。
その右側に市街地の建物が見えます。画面中央の黒っぽいタワーは芸術館です。
手前の大きな橋の陰は好文橋です。
次の橋が梅郷橋です。梅郷橋の右側が四季の原です。
その次が窈窕橋です。梅郷橋と窈窕橋の間の左岸が窈窕梅林です。今最も開花率の高い梅林です。
その先に猩々梅林、田鶴鳴梅林と拡張部が続き、その向こうが偕楽園本園です。


偕楽園本園内の苗木畑です。見本園へ移植後ですが、まだまだたくさんの苗木が残っています。
これらの多くは、もう一つ計画されている品種保存園に移植される予定です。品種保存園は従来から偕楽園と弘道館に植えられているおよそ100種類の品種を将来にわたって存続させるためのものです。品種保存園は数年後になるかもしれません。それまではこの苗木畑です。

ここ数年で偕楽園の品種管理が非常によくなってきたと思います。そして、専用の品種保存園と見本園が具体的に動き出しました。5年後、10年後、そして50年、100年後の偕楽園がまさに梅の偕楽園として多くの人々の誇りの場所、楽しむ場所になってほしいと思います。



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ネットの悪意に満ちた画面「システムが壊れている」 その対処法

2019年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

最近パソコン画面にこんな悪意な画面がよく出ます。
Windowsセキュリテイによって、システムが壊れていることが検出されました。
ファイルはあと222秒で削除されます。とありカウントダウンが進行中です。
必須 下の更新ボタンをクリックして、最新のソフトをインストールしてスキャンし、ファイルが保護されていることを確認してください。

15秒くらいでこの画面に変わりました。
あなたは Windowsドライバを更新していません。
あなたのFileが完全に削除される前にそうしてください。
我々はドライバを更新するまで、あなたがこのページを離れないことを強くお勧めします。

この画面が出るとインターネットの操作ができなくなってしまします。

この画面のアドレスを見ると何とも怪しいアドレスです。


似たような画面が出ることもあります。
Windows 10によって Windowsが古くなり破損していることが検出されました。
ファイルが削除されないように、指示に従ってすぐに修正してください。

いずれの場合もネットの動作が止まってしまいます。唯一OKボタンを押すしかない状態です。
でも、ここで、この怪しい警告に従ってOKボタンを絶対に押してはいけません。


フォト蔵を開いていた時に、この画面が出ました。
なんか本当の警告のようです。もし、本当の警告なら、フォト蔵の画面には何かデータを搾取するようなプログラムがあるのかもしれません。フォト蔵本体画面にはそのようなものがないとしても、広告画面が非常に多く、動画まであって、その中の一つにデータを搾取するような画面が含まれているかもしれませんね。
以前フォト蔵が不調の日は迷惑メールがほとんど来ないことがあったのは偶然の一致ではないと思いました。その時とは違う何かがあるような気がします。

それともこの警告画面は偽物でしょうか。いずれにしてもボタンを押さないと次の動作に入れないことは前の悪意の画面と同じです。

対処方法
このようにネットが止まってしまったときの対処法を聞きました。
キーボードの CTRL と ALT を同時に押しながら、DEL を押すと次の画面がでます。

ここで タスクマネージャーをクリックしますと次の画面に変わります。

これは、現在このパソコンが仕事をしているものの一覧です。
この中から、上記の悪意に満ちた画面が出た仕事をしているものを選択します。
今回は Internet Explorer を選択しました。選択したらタスクの終了ボタンを押します。

タスクマネージャーの一覧からInternet Explorer が消えました。同時に悪意に満ちた画面も消えました。

これで完了ですが、そのあとの注意点として、
もう一度ネット画面を開くと
予期せぬシャットダウンがありました。もとの画面に戻りますか?と聞いてきます。
この時もとの画面に戻ると、また同じ悪意に満ちた画面が出ることがありますので、戻らずに、あらためて開きなおすのが賢明です。

セキュリテイの問題として、このような悪意に満ちた画面を防いでもらいたいところですが、ウィルスではないので対策が難しいようです。そのためセキュリテイ会社が対処していないとか。

このような悪意に満ちた画面はランダムに出るので対策が難しいようです。それで一番出やすいのはというと
Internet Explorerということでした。
次が Microsoft Edgeであり、
一番出にくいのが Google Chrome ということだとの情報をいただきました。
これって高度なネット技術を持っている誰かの陰謀ではないかと思ってしまいました。









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温かな1日でした。 偕楽園の公式開花状況は1月21日現在71本

2019年01月21日 | 水戸の梅
 タンポポ在来種
今朝の水戸気象台の最低気温はプラス0.4度 久々にわずかですがプラスです。偕楽園の寒風の入りにくい陽だまりでタンポポが咲いていました。

念のため総苞を確認すると、在来種でした。
梅も咲き進んだと思いまして、本園内を歩いてみました。
これまで早めに咲いていた梅林中央付近の虎の尾はいかにと訪ねたら咲いていません。

その代わりに隣の梅の木が咲いていました。右側に虎の尾があります。

今年は咲く順番がかなり違います。この木はこれまで、こんなに早くは咲かなかった木です。

 冬至梅
それでもこれまで早咲きであった木はほとんど咲いてきました。これは東門トイレ前の冬至梅です。

偕楽園の公式開花情報では
 1月21日(月)現在71本(約2.7%)の梅が開花しております。とあります。梅まつりまで1か月を切って、梅まつりが始まるときの開花状況が気になるのですが、こればかりは今後のお天気任せです。今のところは本園の八重寒紅などが昨年より少し出遅れているかなとも思えるのですが、まだまだ分かりません。


常盤神社境内の東湖神社の梅も咲いています。


偕楽橋の終わるところ、偕楽園臨時駅が見える場所でも咲き始めました。

千波湖畔のバス駐車場から団体さんがいらっしゃるときに最初に見る梅です。


偕楽園臨時駅は今年も梅まつり期間中の土休日に下り電車が規定時間内はすべて止まります。
ネットのTETSUDO COMに次のように説明されています。
 
 偕楽園臨時駅 開設
JR東日本水戸支社は、「第123回水戸の梅まつり」開催にあわせ、偕楽園臨時駅を開設。開設日は、2019年2月16日(土)~3月31日(日)の土休日(計15日間)。開設時間は各日9:10~15:30で、下り列車のみ停車。停車本数は、特急列車が13本、普通列車が17本(3月16日以降は16本)。同駅改札口付近にて「水戸の梅大使」の出迎えあり。


上り電車は止まりません。

下り電車は特急も普通電車も止まります。9時10分から15時30分まで。

将来のことですが、偕楽園臨時駅が常設駅となって、少なくとも梅まつり期間中とか、桜、ツツジの開花中、また萩祭り期間中は毎日停車するようになってほしいですね。
それには茨城の人気度アップにさらに力をいれなければなりません。
偕楽園の有料化、西門と御成門は締め切るかもとか耳にしますが、その前にすることが山ほどあると思います。

お車の場合は駐車場に入るまでが、大変だとよく言われています。
水戸駅周辺の有料駐車場に駐車して、バスで偕楽園にくるのもよいかもしれません。
あるいは隣の赤塚駅などの駅周辺の駐車場に止めて電車で来るとか。偕楽園駐車場よりは割高にはなりますが、もし駅周辺の駐車場にとめられたら、きっと快適な観梅となることでしょう。






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お年玉付き年賀はがき2019 受信当たり4件 送信当たり3件 いずれも3等

2019年01月20日 | 日記
お年玉付き年賀はがき2019の当選番号が決まりました。
1等  710129
2等    1763
3等  78 42 02

送信は100枚連続番号でしたから、3等は必ず3枚あります。
今年は名簿に番号を記しておきました。

35年前にお交わりいただいた四国にお住いのご夫妻。
もうすぐ60年来にならんとする四国にお住いの家内の恩師。
およそ20年前に私のいた職場に実習に来た当時大卒の青年。
 SMSでメールしたら返事をいただいて、元気そうなのがなによりうれしい。賀状以外では退職後初めて。
今年は西の方角にささやかなお年玉を送ることができました。

賀状をいただいた受信の当選番号は3等が4枚も。いずれも当選番号は78。

中学同級生から 2枚。もう同窓会もままならぬが、小さくてもよいから同窓会を企画せよと先日電話をよこした奴から。
 彼が電話をよこしたのは、こちらが携帯を誤って操作して誤送信してしまったため。これでは当分は縁がきれない。
もう一枚は15年ほど前からの私の植物の師。先にブログしたヒメオニヤブソテツのこと、草木染など今年も南高校での楽しい自然観察でお世話になります。
最後の一枚は家内の弟うとからでした。

 いずれも当選番号78。
78までは頑張れということか。いや、78によいことがあると理解しましょう。3年後が楽しみ。
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1月19日偕楽園の梅の開花54本を確認 開花本数比率1.8%

2019年01月20日 | 水戸の梅

1月19日現在、偕楽園で花が咲いている梅の木が54本あることを確認しました。
見て回った場所は偕楽園の本園、田鶴鳴梅林、猩々梅林、窈窕梅林と四季の原の梅です。このほかにも梅の木は若干あるのですが、大まかには3000本すべてといえる範囲です。
その結果、花が咲いている木の本数割合は
窈窕梅林      15%
猩々梅林       8%
田鶴鳴梅林      1.9%
本園(常磐線の北側) 1%

全体の開花本数比率  1.8%

何と南側の窈窕梅林から順に開花率が高いのでした。ただし四季の原はまだ咲いた木がありませんでした。
窈窕梅林では窈窕橋から中央にある水場付近までの白梅、紅梅がたくさん咲いています。
また田鶴鳴梅林の紅加賀が一輪咲いていました。寒さに弱い花ですが、今のところ極端に寒い朝がないので、初々しい花が咲いています。場所は花追い橋からまっすぐに田鶴内梅林に入り、最初の水場までの丁度中間、左側です。


庭の紅冬至

庭の緋梅
庭の花梅の開花はこれからです。

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1月15日現在偕楽園本園内で見られる梅の花を探梅しよう

2019年01月18日 | 水戸の梅

身近に見られて最も美しい梅の花は虎の尾です。この木は吐玉泉下の鐘楼前の芝生にあります。

広い園内を最短距離で現在咲いている梅の花を見て回ります。

それでは表門から順を追ってご案内します。

冬至梅
まだ冬枯れの梅林と思いきや、見上げると白梅が咲いています。表門外側の左側の冬至梅が数輪咲いています。門の手前で見上げてみてください。

表門をぬけましたらすぐに左に曲がり、さらに左に曲がるとこの階段があります。

この写真は階段の上から振り返って見たものです。
写真の左側の八重冬至の蕾がたくさん白くなっています。開花した花もあります。
写真の右側の梅の木は泰平です。遅咲きでまだまだですが、この泰平の下の小さな高砂枝垂れをご覧ください。

高砂枝垂れ
この木は小さいですが花をたくさんつけています。

次はということでこのまま梅林に入りたいところですが、ここから入ったのでは咲いている木はほとんど見つかりません。
表門に戻って、一ノ木戸を通り、竹林、吐玉泉、日本庭園の池へと下ります。
池を過ぎたら右側に進んでください。広い芝生があります。(その先は西門から、歴史館へ通じています。)
この芝生を一周すると、花がよくついている八重冬至3本と冒頭の写真の虎の尾を見ることができます。

八重冬至
芝生に到着しましたら、芝生を時計回りに一周します。最初に鐘楼の正面のこの八重冬至の花を見つけることができます。


八重冬至
芝生を半周したところの外側の八重冬至が咲いています。


虎の尾
このところで、芝生の内側に冒頭の虎の尾が咲いています。今見られる梅の花では一番美しいと思います。

虎の尾の若木
一般に苗木畑から梅林へデビューして数年の若い木は開花が早い傾向があります。


八重冬至
さらに芝生を周回して鐘楼に近づくと八重冬至が咲いています。

次は池に戻り梅桜橋(エレベータ)の階段の登り口です。

八重寒紅
エレベーター塔を背景に八重寒紅がきれいな花をつけています。

風が穏やかなときは香りも楽しむことができます。


今シーズン一番先に咲きだした八重冬至
南門に向かって進むと、手前の偕楽園と大書した標柱のところの八重冬至がたくさん花をつけています。

ご来園の記念写真によい場所です。

南門を通り抜け、四季の句碑をご鑑賞ください。
 崖急に 梅ことごとく 斜めなり
天気の良い日には、この句の情景と同じように、案内板に斜めの梅の木の影絵をご覧いただけます。

さらに南崖の道を進んでください。
左側の柿の木の大木の下にも冬至梅が咲いています。園路から少し距離があります。

南崖の洞窟の前で、洞窟を背にして、小山の頂上の里見紅が咲き始めています。

里見紅

里見紅

急な階段を登り、東門の手前の八重寒紅です。案内板の後ろ側です。

八重寒紅
「咲いています」の札がかけてあります。この木はたくさんの蕾が咲き始めようとしています。

東門からの大通りを進むと、「咲いています」の札が3本の木にかけられています。

右側に八重寒紅が2本。

少し進むと右側にも八重寒紅が1本。

さらに意外な場所にも八重寒紅が咲いています。

中門トイレ前の八重寒紅です。
近くには垣で囲った倒れ掛かった老木、無類絞があります。

東門からお帰りの時は、南崖橋の橋の下にも八重寒紅らしい花が咲いています。
他にも咲き始めている梅の木があります。さて何本探し当てることができるでしょうか。

また、下の田鶴鳴梅林、猩々梅林、窈窕梅林も見逃せません。健脚でお時間のある方はお立ち寄りください。
逆に、駐車場から水平移動だけでお気軽に入ることができますので、こちらの拡張部だけをご覧になるのもよいことです。
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水戸徳川家の蘭展と錦糸南天、大根むき花、絵手紙展 水戸植物公園が楽しい

2019年01月12日 | 水戸徳川家の蘭展

スワンゴールド ミワ
水戸徳川家14代当主の圀斉(くになり)氏はパフィオペディルムをこよなく愛し、限りなく白を追及して交配されて、多くの品種を作出されました。
毎年この時期に水戸徳川家の蘭展が水戸市植物公園で開催されています。


今年は21種類24鉢が展示されていました。

スワンゴールド ミワ
今回は会場の照明が変わったのか、同じスワンゴールド ミワですが、黄色っぽくなってしまいました。
見た目には真っ白だったのですが。水府提灯が同じ会場に展示されているためかもしれません。
写真ではせっかくの白の美しさを見ていただけないのが残念です。

過去の展示会のブログが下記3回ありますので白いパフィオの魅惑の美しさはこれらを見ていただきたいです。
2015年01月17日 水戸徳川家の蘭展 限りなく白を求めて
 植物園の風景と蘭栽培温室の様子もあります。斑入りのパフィオがすごいです。

2016年01月12日 水戸徳川家の蘭展と錦糸南天展
 同時開催の錦糸南天展 今年も月曜日まで開催中です。

2018年01月09日 水戸植物公園 早春の花祭り 水戸徳川家の蘭展ほか
 同時開催の錦糸南天展、大根むき花保存会実演と展示、絵手紙展、球根ベゴニア展(温室)も今年も開催していました。


この温室は徳川圀斉氏が栽培していたものです。水戸に戦火が及んだ時に、圀斉氏は万一の時も枯れないようにと、危険をもかえりみず蘭の鉢を池に投げ入れたと聞いたことがあります。それほどまでも蘭を愛されていたということです。
その後管理者の変遷がありましたが、今は水戸市植物公園の温室で大切に守られています。栽培温室の様子は上記2015年のブログにあります。


錦糸南天展の逸品です。







大根むき花の実演です。

こんなにもきれいな菊の花が出来上がりました。



こちらはボタンの花です。




昔はご祝儀の席に飾られたそうです。

この紐も大根から作られています。


大根むき花保存会の皆様の傑作です。アヤメの花もあります。


同時開催中の絵手紙展です。

この辛味・・この絡みは楽しいですね。 多くの方と絡み合ってゆきたいですね。


時には干されてしまうこともありますが、それは甘く味付けられるための貴重な経験です。


私も中身を充実させなければ勝負にならないです。


小言を言われて料理されるのもよいか。


おいしい立派な人 参人を友達に作れたらいいですね。


今年もいろいろあるでしょうが、
いいことずくめでどうにも止まらない年になってほしいものです。


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トモエソウにもシモバシラ(初観測)と ヒメオニヤブソテツの発見の経緯

2019年01月08日 | 庭の花たち

小さいながら、トモエソウにシモバシラが。初観測です。初観測の1月4日の最低気温はマイナス4.8度でした。
これまで庭で観測したのは、シモバシラ、セキヤノアキチョウジ、ミカエリソウ、テンニンソウ、カシワバハグマ、ベニバナサルビア、そして昨シーズンはコセンダングサに初観測でした。

昨シーズン発生したコセンダングサです。2017年12月28日です。木陰にあったのでまだ葉がしおれたばかりで、茎は生っぽいものでした。
この日の最低気温はマイナス4.9度でした。
コセンダングサが完全に枯れてしまうと発生しません。


今回初観測したトモエソウにはこれまで発生したことがありません。なぜ今回発生したのか。それは水をたっぷり含んだ土のためと思われます。水が十分にあっても小さなものしか発生しませんでした。やはりトモエソウは発生しにくいようです。


1月7日にトモエソウに2回目の観測です。朝の最低気温はマイナス4.1度でした。

石の上の緑の葉はヒメオニヤブソテツです。
私のブログを見ておられた方が、この私雑草のブログを見てくださり、現地へ行ってくださり、顕微鏡で胞子の数を確認してくださった結果、2か所とも64個であったそうです。その方から私の先生に連絡があったので、先生からご連絡をいただきました。
2019年度の南高校の特別講座「楽しい自然観察」が始まりましたら、授業の中で先生のご指導の下で顕微鏡で胞子を見てみたいと思います。

これで、茨城の海岸のヒメオニヤブソテツは3か所にあることがわかりました。

私が出会ったヒメオニヤブソテツ2か所の発見の経緯を簡単に書き記しておきます。
1 フォト蔵のFeさんが宮城県の海岸のヒメオニヤブソテツをフォト蔵に載せられたときに初めてその存在を知りました。20181129
2 楽しい自然観察でオニヤブソテツは何回か話題に出るもナガバヤブソテツは現物まで見たが、ヒメオニが話題にならなかったので茨城になさそうと思ったが、分布領域範囲内なのでFeさんんへコメントしたところ、20181129
3 Feさんから、茨城にもあるかもしれないとコメントいただきました。20181130
4 12月20日実家から弟夫婦が来て、いつものように海岸へ石拾いに行ったときに、海岸でヒメオニのことを思い出して護岸を歩いて、それらしき株を発見してフォト蔵に乗せ、Feさんの感想を請う。20181220
5 Feさんからヒメオニでよさそう。生えている環境もいかにもヒメオニのある場所とコメントをいただく。20181221
6 先生に電話でヒメオニと思われるものを発見したことをお伝えしたところ、これまで調査されないで、本年2018年に高萩で見つかりヒメオニと確認したとのことでした。また今回の発見場所へ行きたいとのことで案内書を郵送することにしました。20181221
7 Feさんから「シダの先生のご意見を楽しみにしています。」とコメントをいただく。20181221
8 先生に現地案内書とヒメオニの写真を送り、到着したと電話をいただく。20181227
9 1月2日子供らと五浦海岸の六角堂を見に行ったが、休日で入れず。六角堂が見える場所を探して崖の小道でヒメオニらしい株を発見。
先生にメールで伝える。20190102
10 Feさんに写真を見ていただき感想を請う。20190103
11 先生から電話をいただく。小名浜のヒメオニらしい小型の株は、胞子が大きく数が少ないようだ。雑種のアツバオニヤブソテツ(雑草初耳)かもしれないとのこと。とにかく胞子数を確認したいと。サンプルは12月20日のものが欲しい。
私からはサンプルは12月20日のものが手元にあります。五浦海岸の葉の厚みについて、いかにも潮をかぶった12月20日発見のつやがあって厚い感じに対して、つやが少なく厚みが薄い感じで、オニヤブソテツの生育不良のように感じられたが、小株も大株も胞子があるので不思議に思うと伝えました。20190105
12 Feさんより、小型の株はヒメオニのようだ。大型の株は不明でアツバオニヤブソテツもありうる。判断不可の旨コメントいただく。合わせて日本産シダ植物標準図鑑のヒメオニとオニヤブの羽片と胞子の数を教えていただく。20190106
13 Feさんへ先生と会話した内容と庭のオニヤブの羽片数の概略をコメントする。20190106
14 FEさんへ庭のオニヤブの羽片数についてフォト蔵に掲載して内容をコメントする。20190106
15 先生よりどちらもヒメオニヤブソテツであったと電話をいただく。胞子の数は2019年度の授業の中でも確認したい。20190107
16 Feさんへ先生からの電話の内容をコメントする。20190107
どちらもヒメオニヤブソテツとわかりました。と先生から電話をいただきました。
実は私のブログを見ているもう一人の先生がおりました。その方が私のブログをご覧になって、2か所とも現地に顕微鏡をもって行かれて、胞子数64個を確認したということを、私の先生に連絡してくださったとのことでした。
なお五浦海岸のほうはFeさんがコメントされた通りで、ヒメオニヤブソテツとオニヤブソテツが混じっていたそうです。生物の会報に今回の発見の事を記事として載せるが私の名前を書いてもよいかとのことで快諾しました。
Feさんがこの写真を載せてくださったことがきっかけになって発見に至ったことにお礼申し上げます。もう一度茨城にいらっしゃる機会がありましたら、オオウメガサソウなど南限の植物とともにこのヒメオニヤブソテツをぜひ見ていただきたいと思います。ありがとうございました。
17 Feさんからコメントをいただく
五浦海岸のものは両者が混じっていたのですね。
こちらこそ、興味深い情報をいただき楽しかったです。ありがとうございました!
ヒメオニヤブソテツをはじめ、是非、現地を見に行きたいです。茨城に伺う際にはお声がけしたいと思います。20190108
(以上)


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偕楽園の梅の花が26本の木に咲いていました 花弁が見える蕾も含むと33本

2019年01月05日 | 水戸の梅
 八重寒紅
偕楽園の梅の開花状況を見てきました。1月5日現在で、1輪でも花がついている梅の木を23本確認できました。花弁が見えてきた梅の木を加えると33本になりました。
10月から12月までは、狂い咲きの木が10本以上になりましたが、それらの花は寒さに弱くてすでに散ってしまいました。

  虎の尾
どの梅の木も開花シーズンに咲く花です。


梅の花が咲いています。よーく探してね。と書いてあります。

  水心鏡

 冬至梅
まとまって咲き始めた木もあります。

  八重寒紅

  八重冬至


  里見紅

梅の木に桜の枝が出てきました。



枝の割れ目に桜の種が落ちて発芽したのでしょうか。

非常に残念なことですが。

施肥は梅の木の根元から最低1m以上離すことになっていますが。

幹に肥料をかけて、肥料を全部根元に撒いてしまって。
これでは梅の木が弱ってしまい、寿命を縮めます。即刻やり直すべきです。
でもやりっぱなしになることが多い。監督責任を果たしていない。それにつけこんでか、素人が見ても造園屋のやることではないことをやっているのを見受けることがある。
まじめにやっている造園屋さんは多いが、一部の造園屋がこのようなことをすることによって、梅林全体が弱ってしまう。残念どころか腹が立つ。
コメント (2)
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五浦海岸で旨いもの食べて、珍しい草に出会う コモチシダ ヒメオニヤブソテツ ハチジョウススキ

2019年01月03日 | 野草を訪ねて

五浦海岸の六角堂は明治の岡倉天心が思索の場所にと自ら設計。茨城大学管理。

「関東の松島」ともいわれる景勝地の五浦海岸の中でも最もよい景観の中心に建っています。

正月2日目に旨いものを食べたいと、息子娘に連れられて、この五浦海岸へきて海を見ながらアンコウを食べました。昼時で小さな店は満杯。料理に時間がかかりそうなので、ちょいと外をぶらり。

ハチジョウススキ。関東以西に分布する葉の幅が広いハチジョウススキは、北限近くでは冬は枯葉が目立ちます。
それでも寒風が入りにくい崖の上の窪地などで見ることができます。


コモチシダ。東北南部以南に分布するコモチシダもほぼ北限とあって、寒風の入りにくい崖の上の窪地や日当たりのよい南側斜面によく見られます。


この窪地では幼苗がたくさん見られました。

幼いものは動物でも植物でもかわいいですね。

ここでアンコウ鍋ができたと呼び出し電話があり、散策中断。仕方がないですね。食事が目的ですから。
10年ほど前にも来たことあるが、その時は別の客の多い場所の店だったためか味はいまいちであったように記憶しています。今回は小さなお店ですがアンコウ鍋のファンになりそうなおいしい店でした。

食事が終わって、いざ六角堂見物と行ったものの、天心邸は本日休日で中に入ることができません。何とか六角堂が見える場所はないかとうろうろしていて見つかりました。


ハマギクと左上にヒメオニヤブソテツか。
ここ五浦海岸はいたるところにハマギクがあります。中には見事な大株もみかけますが、ここでは育ちにくいのでしょうか小さな株のハマギクです。そしてもうひとつ、左上小さなオニヤブソテツがありました。ハマギク同様に育ちにくいので小さな株なのでしょうか。このような小さいオニヤブソテツには胞子がありません。もしこの小さい株でも胞子があるなら、・・・・それはヒメオニヤブソテツでしょう。


胞子がついていることを願って小さな株のオニヤブソテツに近づきます。こういう気持ちは何事にも勝る至福の時です。


胞子がついていました。

どの小さな株にも胞子がついています。
これはもうヒメオニヤブソテツに間違いないでしょう。

足元には少し大きい葉の株もありました。

もちろんこの少し大きい葉にも胞子がついていました。

眼下を見下ろすと同じような少し大きい葉があります。その下は満潮時には潮が打ち付ける草のない崖と石ころだらけの浜です。ツワブキだけは頑張っていました。

オニヤブソテツの仲間にはヒメオニヤブソテツ、ムニンオニヤブソテツ、オニヤブソテツとナガバヤブソテツの4種類があります。
そのヒメオニヤブソテツは北海道から四国まで分布しているのに、茨城ではようやく2018年に高萩市で発見されただけでした。いわば茨城は空白地帯だったわけです。
そして2018年12月には我が家からそう遠くない海岸で二つ目の自生地を見つけたのが、12月21日のブログ「ヒメオニヤブソテツ自生地か」です。そして年が明けた1月2日に三番目の自生地が、この五浦海岸となりました。
これで、茨城は空白地帯では無いことがはっきりしました。

六角堂はちゃんと見ることができなかったのにこの満足感。

でも子供らは六角堂が諦めきれずにスマホで調べると、岬から六角堂がよく見える場所があるらしい。
その五浦岬公園からの光景が冒頭の写真です。

五浦岬公園にはたくさんのハマギクが植えてありました。花の時期には見事な白い花の向こうに緑の松。その向こうに見える六角堂。白砂青松ならぬ、白花青松もまた絵になりますね。ハマギクの咲いているときにもう一度。ゆっくり散策したいエリアです。


最後はお茶屋でゆっくりくつろいで、ぜんざいをいただいて、これが程よく焼いた大きな餅と餡子です。昼のアンコウを忘れそうな餡子とお茶に舌鼓を打って気持ちよく高速道路を水戸へと向かいました。

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我が家の松竹梅 それぞれの特徴など

2019年01月02日 | 庭の花たち

大王松の実生苗です。徳川ミュージアムの庭にあるサンフランシスコ調印のときに持ち帰ったという記念樹の種から発芽したものです。
日本のアカマツやクロマツの葉は2本が対になっていますが、大王松は3本が一組になっています。
まだ3本一組の本葉はでていませんで、種の中にあった発芽時の葉(子葉)の数は苗によって8本と9本がありました。上の写真は8本です。

一番先に発芽して成長の早い大王松です。発芽時の葉(子葉)の数は9本です。
 すでに中心に本葉らしいのが見えてきましたが、これは初生葉といって、まだ本葉(尋常葉)ではありません。この時期にしか見られない葉です。そのあとで出てくる葉を尋常葉といって品種によって一組が2本または3本一組です。さらに5本のゴヨウマツ、伝説では七葉松も。
松の実生苗は雑菌によって根腐れを起こしやすいので、日当たりよく乾燥気味に管理したほうがよいと思います。

庭にはアカマツがあったのですが、昨年の夏に突然枯れてしまいました。


秋にタケノコが出る寒竹です。右側の葉がいっぱいついているのは親で、左側のまだ皮をかぶっているのが秋に出たタケノコです。
庭にはホテイチクもありますが、地植えのために地下茎がはい回って困ります。庭を水路で区切ると竹は水路は横断しないそうです。また鉢植えならば鉢から出ることはまずありません。鉢のふちまで土を入れておくと鉢の外へまで地下茎を伸ばします。
 竹と笹の違いはタケノコのときにかぶっている皮が成長後にははがれてしまうものを竹というそうです。
これによると孟宗竹は竹。オカメザサも竹。クマザサは笹です。


偕楽園の剪定見学会でいただいた枝に咲いた梅です。萼が緑色なので青軸系の品種です。
庭には白加賀、紅冬至、佐橋紅、緋の司がありますが、まだ咲く様子が見られません。
 
 よく紅梅と白梅と言いますが、梅の伝統的な分類では野梅性、紅梅性、豊後性など大きくは3つにわけることが多いです。
この時の紅梅性は花の色の事ではなく材が赤いもののことです。紅梅性でも白花(雪の曙)があったり、野梅性でも赤花がけっこうあります。 分類の名称では緋梅性と言ったりもします。
 偕楽園では野梅系、スモモ系、アンズ系に分類しています。
これは梅と交雑しやすい3者 梅、スモモ、アンズのどの性質に近いかによっているようです。これは伝統的な分類の野梅性、紅梅性、豊後性とほぼ一致します。ただし紅梅性ではない白難波などがスモモ系に分類されます。


というわけで我が家では松竹梅があるにはあるのですが、松竹梅を生けることができません。



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