庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

今シーズン8度目のシモバシラは法則通りです。

2016年01月22日 | 庭の花たち
今シーズン8度目のシモバシラを観測しました。ちょっと小さめですが法則通りです。
シモバシラtDSCF8381シモバシラtDSCF8381 posted by (C)雑草
法則は「鹿嶋の最低気温が零下になると庭のシモバシラが発生する。」言い換えると「鹿嶋が零下にならないときは霜柱が発生しない。」
今朝の鹿嶋の最低気温はプラス0.6度でした。水戸はマイナス1.9度でした。それで法則通りのシモバシラを観測しました。???言っていることがわかりません。???ついにボケの花が咲いたのかなと思われてしまいそうです。汗汗。
確かにもうひとつの鉢もわずかですがシモバシラを観測しました。
シモバシラcDSCF8380シモバシラcDSCF8380 posted by (C)雑草
法則は「鹿嶋がプラスの時は発生しない。」
今朝の鹿嶋の最低気温はプラス0.6度。
ならば、今朝は発生しないはずではありませんか。
・・・・・
前にも説明しましたが、この法則が考え出されたときは39回も発生して、そのうちほとんどがこの法則内でありました。でも、その時のシモバシラは地植えしかなかったのでした。
つまり、法則は「鹿島がマイナスになると、地植えのシモバシラにシモバシラが発生する。」ということなのでした。
それで、今日は鹿嶋がプラスですから、法則では「発生しない。」なのです。
下は地植えのシモバシラです。
シモバシラj無DSCF8379シモバシラj無DSCF8379 posted by (C)雑草
確かに発生していません。
シモバシラが発生した鉢植えの様子は次のふたつの画面の鉢です。地上から腰から胸の高さくらいの場所に置いてあります。
シモバシラcDSCF8383シモバシラcDSCF8383 posted by (C)雑草
上の画像では向こう側の白い鉢にシモバシラが植えてあります。ほぼ腰高です。
下の画像では手前の黒い鉢にシモバシラが植えてあります。ほぼ胸高です。
シモバシラtDSCF8382シモバシラtDSCF8382 posted by (C)雑草
このように地面近くとちょっとだけ高い場所では霜柱の発生が有りと無しと大きく違うことがわかりました。
これまで8回の発生を鹿嶋の最低気温と対比してみますと以下の通りで1回しか外れていません。その外れの日が特異なひであることもわかってきました。
NO. 日付 鹿嶋の気温 地植え発生有無 鉢植え発生有無 法則に合致 水戸の気温
1 1228 -1.5    発生     発生  発生   ◎    -4.0
2 1230 -0.3    発生     発生  発生   ◎    -3.0
3 0113 -2.0    発生     発生  発生   ◎    -4.4    
4 0114 -1.6    発生     発生  発生   ◎    -3.1
5 0117 +1.6    発生せず   発生  発生   ◎    -1.6
6 0120 -1.3    発生せず   発生  発生せず x    -0.3 寒波襲来初日の特異日
7 0121 -1.4    発生     発生  発生   ◎    -3.1
8 0122 +0.6    発生せず   発生  発生   ◎    -1.9
上記以外では鹿嶋の最低気温がマイナスになったことは今シーズンはありませんでした。
ということはかなりの確度で法則に合致していたと言えます。
また1月22日の外れた日は寒波襲来の初日で特異日であったことは1月20日のブログに書いておきました。

さて、水戸の最低気温とシモバシラ発生の関係をみますと。
・・・とうぜんこちらのほうが相関があるはずです。
地植えのシモバシラが発生した日で、水戸の最低気温が一番高かったのはマイナス3度でした。
「水戸の最低気温がマイナス3度以下なら地植えのシモバシラには霜柱が発生する」と言えば当たっているようです。
でも、高い位置に置いた鉢でシモバシラが発生するときの水戸の最低気温については、
マイナス0.3度以下と仮定すると、発生すべき日数が、何と21回となり大きく外れます。
マイナス1.6度以下と仮定すると、発生すべき日数が、10回となり、かなり実績に近づきます。

ということで、外気温がマイナス1.6度以下ならシモバシラを観察できる可能性がある。
マイナス3度以下なら立派なシモバシラを期待できそうというのが今日の結論です。
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田鶴鳴梅林の珍しい梅花

2016年01月22日 | 偕楽園
1月21日
この橋は花追い橋です。双葉台団地から流れ来る沢渡川の桜川との合流点のすぐ上流にあります。
花追い橋1601210010花追い橋1601210010 posted by (C)雑草
この画像は花追い橋の左岸下流から見上げたものです。
右に行こうか、左に行こか。ここが思案の花追い橋。
橋の左側、沢渡川右岸の猩々梅林には六名木サークルで4名木が咲いているし、早咲きの水心鏡や八重寒紅が満開。塒出錦や緋梅の美しい花も咲いています。さらに足を延ばせば窈窕梅林もかなり咲き進んでいます。梅の木の本数は両梅林を合わせて約190本あまりです。

今日の目的はこの画像の右側の田鶴鳴梅林ですが、やはりちょっとだけは猩々梅林を覗いてみたいですね。
猩々梅林で濃い赤色の花が咲いていました。名札は唐梅。でも吐玉泉下の池のほとりの唐梅とは花色が全く違う謎の名花です。以前はもう1本似た花を咲かせる木がありましたが枯れてしまいました。
唐梅?SY1-014 1601210008唐梅?SY1-014 1601210008 posted by (C)雑草

さて、今日の主目的の田鶴鳴梅林にゆくために、花追い橋を右のほうに引き返します。沢渡川左岸の土手には筑紫紅が咲いています。

田鶴鳴梅林はおおよそ500本超の梅の木があります。なぜか田鶴鳴梅林は開花が進んでいません。中咲き、遅咲きの樹種も多いようですが、同じ早咲き種でもやや遅いように思います。
かつては田んぼと湿地で斉昭公の時代の絵図には鶴が描かれていました。それで田鶴鳴梅林と名付けられたようです。下流には沢渡川が桜川となって、田鶴鳴橋もあります。
田鶴鳴梅林で咲き始めた珍しい梅花です。
鈴鹿の関TA7-060 1601210038鈴鹿の関TA7-060 1601210038 posted by (C)雑草

青竜枝垂TA8-047 1601210033kai青竜枝垂TA8-047 1601210033kai posted by (C)雑草
青竜枝垂TA8-047 1601210026青竜枝垂TA8-047 1601210026 posted by (C)雑草

紅冬至TA8-013 1601210022紅冬至TA8-013 1601210022 posted by (C)雑草

筑紫紅TA6-036 1601210012筑紫紅TA6-036 1601210012 posted by (C)雑草

今日は台湾のお客様にお会いしました。台湾にも梅林があるそうですが、偕楽園の広さ大きさ、種類の多さにおどろいていました。緋梅、唐梅、八重冬至、八重寒紅、虎の尾、月影、月宮殿、酈懸梅、麝香梅などをご紹介しました。
酈懸梅1601210042tr酈懸梅1601210042tr posted by (C)雑草

コメント (4)
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