庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

我が家のシモバシラ発生の不思議な法則

2016年01月13日 | 庭の花たち
今シーズン3度目のシモバシラを観測しました。
シモバシラ1601130015シモバシラ1601130015 posted by (C)雑草
今朝は最低気温が予報ではマイナス2度くらいなので、シモバシラの発生はないのではと思っていたが、朝方になると急に冷えてきました。なぜ
わかるかというと、我が家は通気性がよいので、部屋にいても冷え込み具合がわかるのです。
なんと水戸気象台の記録ではマイナス4.4度です。さっそく庭に出るとシモバシラが発生していました。
いつも最初に確認する場所はシモバシラを地植えにしている場所です。つまり地面すれすれの低い位置です。
シモバシラ1601130001シモバシラ1601130001 posted by (C)雑草
シモバシラはあまり大きくなっていませんでした。
今年は暖冬でムラサキケマンの葉がもうこんなに大きくなっています。
シモバシラ1601130016シモバシラ1601130016 posted by (C)雑草
最初の写真は腰の高さくらいの場所に置いた植木鉢の中です。見る角度を変えるとこんな感じです。
シモバシラ1601130011シモバシラ1601130011 posted by (C)雑草
もう一つの鉢にはやはり大きなシモバシラが発生していました。
シモバシラ1601130006シモバシラ1601130006 posted by (C)雑草
またミカエリソウにも発生していました。ミカエリソウは木本で生きている枝に発生します。
ミカエリソウ1601130009ミカエリソウ1601130009 posted by (C)雑草
ミカエリソウ1601130007ミカエリソウ1601130007 posted by (C)雑草
発生する部位はまだ完全に木質化しないところで、完全に木質化した部位には発生したことがありません。木の幹が凍って割れる凍裂はマイナス30度とかの厳寒の地の針葉樹に発生することがあるようです。ここ水戸では木質化すると割れることはありません。

さて、不思議な法則についてですが、数年前に30回以上もシモバシラが発生したことがありました。水戸気象台の記録と発生日を対比してみましたが、むちゃくちゃ低いマイナス5~7度の日は必ず発生するのですが、マイナス3度より高い日は発生したりしなかったりで相関関係がはっきりしませんでした。
マイナス1~2度の日が続いたあとに、マイナス3度以下になると発生することが多いようでした。それでもやはりムラがありました。
我が家でシモバシラが発生しても気象台の気温が高かったりしました。水戸気象台と我が家は直線距離で3kmほど離れています。また気象台が河川敷近くの高台で、市街地のはずれにあるので、風向きによっては市街地の影響をうけるためと思われました。

そこで、いろいろ各地の気温を調べたところ不思議な関係がわかってきました。それは、何と我が家から50kmも離れた鹿嶋市の記録でした。水戸よりも気温が高くめったにマイナスになることがありません。ところが、鹿嶋市でマイナスを記録した朝は、かなりの頻度で我が家でシモバシラが発生していたのです。にわかには信じられないことですが、はたして今シーズンはどうでしょうか。
シモバシラが発生した日は12月28日、30日そして今日1月13日の3回です。
鹿嶋市の最低気温はマイナス1.5度、マイナス0.3度、マイナス2.0度です。 それ以外の日はすべてプラスです。(最も低いのはプラス0.1度)
というわけで今シーズンの我が家のシモバシラの発生と鹿嶋市の最低気温がマイナスになる日は最初の3回は見事に一致しています。これが私の発見した不思議な法則です。時にはやや外れることもあるでしょうが不思議ですね。
では、何度まで下がったらシモバシラが発生するのか、暖かい日の翌日は発生しにくい、湿度はどうかなど、発生のメカニズムは全くわかりません。
コメント (2)
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