きょうは天気もいいし、引き付けられるように有馬温泉に向かった。
神戸電鉄の鈴蘭台駅から、有馬口で乗り換え、
満開の桜に迎えられるように温泉町に入った。
きょうは桜が第一の目的、
駅のそばの太閤さん、亀乃尾滝を回った後
有馬川にかぶさる桜並木を太閤橋から眺めた。
次に向かったのが、善福寺、
ここには樹齢270年を超える糸桜の古木がある。
空から降り注ぐような桜花に見入った。
温泉街中心の金の湯から坂道を登り寺田町には行った。
温泉寺・温泉神社・極楽寺・念仏寺が集まっている。
いずれも満開の花を纏い、美しく彩られていた。
さらに歩を進めると、有馬ならではのお店が並んでいる。
名物の炭酸せんべい、
細かい細工を施した有馬籠、
愛らしい人形を仕込んだ有馬人形筆、
このあたりは有馬の一番の見所であるので見逃さないでほしい。
それにしても観光客の数が増えている。
受け入れ側の反応は早く、
これまで見たこともなかった店が営業を始めている。
薬局がいつの間にかお菓子屋さんに変わっていた。
坂道ばかり歩いたせいか、のどが渇き
名物の有馬サイダーを飲んだ。
炭酸がかなりきつかったような印象があるが、
きょうはあっさり飲みやすかった。
有馬情緒はやや薄れたかもしれないが、
こうした温泉地は訪れた人たちが育てるもの、
はつらつとした姿を取り戻したこと素直に喜びたい。