TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

道東の温泉巡り

2016-04-14 | 散策

春の足音が聞こえ始めた北海道の旅を愉しんできました。

一応は「ミステリーの旅」ということで、

事前に細かい行き先は分かりませんでしたが、

道東の温泉を軸にした企画であることははっきりしていました。

10日から3泊4日の日程で、一泊目は阿寒湖。

現地に着いたのは夜、早々に食事を済ませて

アイヌコタン(集落)を訪ねました。

古くから伝わる伝統的な踊りが披露され、

最後は観客も舞台に上がり見よう見真似で踊りました。

手の動きが読み取れれば

アイヌの思いがもっと深く読み取れたのでしょうが・・。

 

この時期まだ冷え込みがきつく風呂上りに

外をうろつくのは良くないということなので、

ひとしきり周辺の民芸店などを回った後

冷えた体を湯につけました。

湯が良かったことが一番でしょう、

体がぽかぽかにあったまり心地よい眠りに入りました。

翌朝朝5時頃に目が覚め

マリモで知られる阿寒湖湖畔の散策を愉しみました。

凍りついた湖畔に柔らかい朝の日差し、

白さが輝きを増し、神秘的な光景を描き出していました。

ちなみにこの朝は氷点下2度2分。

2日目の行程は摩周湖から知床。

霧の摩周湖を見たかった気もしますが、

私たちには碧く澄んだ美しい湖面を見せてくれました。

カメラの腕がイマイチなので

そのときの感動をお伝えすることはできず

まことに申し訳ありません。

この後エゾシカやタンチョウなどを車窓に見つつ

知床ウトロ温泉まで足を延ばしました。

夕食はバイキング、たらふく食べたあと湯を愉しみました。

湯の質は文句なし、すぐにあったまる感じで

湯上り後も体のぽかぽかが続いていました。

3日目は網走から十勝へ、

新千歳を目指し帰り支度のようなもの。

海沿いのオシンコシンの滝から流氷館へ。

後寄るところといえばおみやげ物店ばかり。

夕方5時前にはホテル着。

お陰でこの日はホテル周辺をのんびり

エコロジーパークまで足を延ばし

途中迷子になりそうだったがのんびり散策できました。

掘り出し物は十勝川に涼む夕日、

川の中州にはコハクチョウ?が羽を休め

ここで北海道らしさを体感することができました。

掘り出し物だったのは、琥珀色のモール温泉、

「つるつる感のあるマイルドのお湯」との説明だが、

朝日に照らされた茶色っぽい透き通るような湯は

眼を楽しませてくれたしよくあったまった。

ミステリーといっても事前に行く先は読めるし

ほんとにお得なたびでした。