TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

がんばれ!ニッポン!

2012-08-07 | ことば

熱戦を見ているとついつい時間を忘れ夜更かしをしてしまう。

メダルの数はすでに前回を超えており、素直に喜びたい。

秀逸プレー、華麗な演技、とりわけ日本選手の活躍には興奮。

そんなときに聞こえてくるのが、“がんばれニッポン”という大声援。

選手たちにも十分届いているようで、奮起の引き金になっているようだ。

斎藤孝氏の著書に『声を出して読みたい日本語』があるが、

“がんばれニッポン”はこの範疇をはみ出し『叫びたい日本語』といえる。

連日夜更かしが続いているが、選手に送る熱い声援を聞くと眠気も吹き飛んでしまう。

まもなく始まる女子サッカー対フランス戦、、

心地よい響きの応援にに酔いしれたい。

 

 


あそびをせんとや

2012-08-05 | 散策

NHKの大河ドラマ『平清盛』、毎回さわりの場面で流れてくるのが

「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」。

詞もさることながら、あのメロディーは耳に残る。

いろんな解釈ができそうだが、NHKの演出家は、

「どうせ生きるなら夢中になって楽しみながら生きようよ」という意味に捉え、

このドラマのキャッチフレーズでありテーマだと説明している。

この歌は後白河法皇がまとめた梁塵秘抄の載っている。

今夜の放送で紹介されていたが、蓮華王院(三十三間堂)のはす向かいにある

法住寺の前でこの歌の歌碑があった。

このように東山界隈あちこちに清盛のゆかりの地がある。

少し知識をつけてお寺めぐりをすると楽しみは倍増する。

ぜひチャレンジあれ。熱中症には気をつけて・・。

 

 

 


とんかつ武蔵

2012-08-04 | グルメ

久しぶりに『とんかつ武蔵』に行った。

今回は神戸・元町のお店ではなく、暖簾わけの西神そごう店。

定番メニューといえるヘレかつにした。

武蔵には色々懐かしい思い出がある。

最初に店に行ったのは昭和41年、大学2年の冬、

三宮センター街にある淡州堂という陶器屋さんでアルバイトをしている時だった。

貧乏学生にはやや敷居の高い店だったが、思い切って暖簾をくぐった。

店内はどっしりとした雰囲気で、

なんと言ってもポテッとしたトンカツの美味しさは、鮮明に残っている。

センター街がいまのように整備される前で、独立した店舗だった。

その後も吸い寄せられるように時々店を覗いた。

もうひとつの鮮烈な印象は震災直後、

被災した武蔵が兵庫県庁の近くにプレハブの店を出した。

千円札で釣りがくるというリーズナブルな価格で、とんかつ定食を提供した。

昼前から列ができる盛況ぶりで、当時の沈んだ気持ちを和ませてくれた。

おそらく出血サービスだったと思う。

その後も『とんかつ武蔵』には老舗としての風格があったが、

いまの元町の店に移ってからはなぜか往年の勢いが感じられない。

最近は西神店に行くことが多く、

元町店にはここ半年くらいは顔を出していないのでえらそうなことはいえないが・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


とうとうクーラー起動

2012-08-02 | ブログ

神戸の“チベット”とも言われる北区鈴蘭台、

我が家の標高は331メートル。

表六甲の都市部に比べると明らかにしのぎやすい。

ところがここ1週間ほどはかなり気温が上がり、

やや生活のペースを乱している。

クーラーの運転は風呂上りの1時間程度と決めていたが、

昨日はたまらず日中にもスイッチを入れてしまった。

朝夕のウオーキングもやや途絶えがちで、

1万歩を達成できない日もある。

ただ、庭のゴーヤーはこの暑さを待っていたようで

ぐんぐん伸び始めている。

まだ10センチあまりだが、長細い実もつけ始めている。

万願寺唐辛子も大きな実をつけている。

いまはロンドンオリンピックで夜更かしが続いており、

不摂生な日々を送っている。

いまも内村航平の金メダルの美技に見入っている。


大徳寺散策

2012-08-01 | 散策

京都紫野の大徳寺には20か寺を超える塔頭がある。

ほとんどが立派な庭を備えているらしい。

特別公開のときを見て足を運んだが、

今回はいつも公開されている瑞峯院と高桐院を訪ねた。

瑞峯院「独坐庭」は重森三玲の作庭、

彼自身「従来の日本庭園の中に全く出現しなかった構成を試みた。

大いに新感覚を盛ったつもり」というように、異彩を放つ趣がある。

 高桐院の風情もまた格別。木々と苔むす緑、なんとも落ち着く。