井上詩音選手＆遠藤光選手加入内定

ヴァンフォーレ甲府は2023年シーズンの新戦力として、専修大学に在学している4年生DF井上選手とMF遠藤選手の加入内定を発表しました。


◇井上 詩音（いのうえ しおん）選手◇
井上選手は愛知県出身2000年4月25日生まれの現在22歳。ポジションはDF。守山FCでサッカーを始めた井上選手はNagoyaSS時代にU-15日本代表にも選出されるなどその頭角を現すと、2016年に名古屋グランパスU-18に入団。名古屋U-18ではなかなかスタメンの座が掴めずに苦しんだようでしたが、そのもがき苦しんだ経験を経て成長し、その後は専修大学に進学。入学当初専修大学は関東大学サッカーリーグ1部に在籍していましたが、近年の成績不振で2年連続で降格を経験。しかしそのようなチーム状況のなかでも井上選手はチームの守備の中心選手として存在感を示し、ディフェンス力でチームを支えています。

井上選手は184cm・77kgと恵まれた体格を活かしたパワフルなCB。フィジカル面でも当たり負けしない強靭さをみせ、相手にガツガツとぶつかっていきボールを跳ね返すヘディングの強さを発揮。また身体能力がとても高いので、足も速くすぐに相手ボールホルダーに寄っていき圧力をかけることが可能。CBだけではなくサイドバックもこなせる器用さも備えているようですね。写真を見ても筋骨隆々の上半身が見てとれるので、攻守のセットプレーの場面などで強いフィジカルを駆使し良いポジショニングをとって優位に競り合うことができそうです。今シーズンは専修大学の主将を務めておりチームを引っ張っていく積極性をみせているので、いずれはヴァンフォーレも統率するようなたくましい存在になってほしいと思います。あとはフィジカルを活かしたパワフルな守備ができる一方でフィード面に課題があるようなので、大学にいる今年中や開幕前のキャンプなどでその課題にも取り組んでほしいですね。ところで東京Vで活躍し現在は神戸に在籍している井上潮音選手と同姓同名で間違えそうになりますが、名の漢字が詩音と少し違います。詩音選手は潮音選手と違うオリジナリティを持って堂々とプレーしてほしいと思います。井上選手加入内定おめでとうございます。これから我々サポーターとともに新たなヴァンフォーレの歴史を作りましょう！


◇遠藤 光（えんどう ひかる）選手◇
遠藤選手は神奈川県出身2000年6月5日生まれの現在22歳。ポジションはMF。中野島FCでサッカーを始め、2013年に数々のJリーガーを排出している名門クラブである三菱養和ジュニアユースに入団。2015年にはU-15日本代表に選出され、U-15日本代表では井上選手とともに活動しています。2016年にはユースへと昇格。その後2019年からは専修大学に進学します。専修大学ではチームの成績が振るわずに2度のリーグ降格を味わいますが、それでも遠藤選手は持ち前の存在感を発揮して強固な守備形成に尽力。2022年となった今シーズンは副主将として井上主将を支える立場にいます。

遠藤選手は178cm・72kg。鋭い読みを活かしたパスカットや闘争心あふれるディフェンスをみせてチームを引き締め、また他の味方選手に指示を出して守備統率ができるクレバーなタイプの選手。現在はボランチのポジションでチームのバランスを取りながらDFラインのフォローにまわる守備的な役割を組織的に務めることが多いのですが、元々はCBもやっていた経験があるのでボランチの他にも3バックの仕事を柔軟にこなせるようです。また足元の技術も高く、正確なロングフィードで一気にチームの攻撃の流れを変えることもできるためにプレーの視野も広そうですね。現在のヴァンフォーレの在籍選手で見本となる選手は、守備統率をこなしつつ中盤の底の位置で的確にパスを配給できる山本選手が当てはまると思うので、日頃の練習で間近に彼のプレーを見ながら良いところを取り入れて自身のさらなるレベルアップに繋げてほしいと思います。ヴァンフォーレの大卒組はすぐにレギュラーに絡めるチャンスがあると思うので、まずはプロのサッカーのレベルに慣れてもらい、その上でいち早くJリーグデビューができるように日々のトレーニングで監督の信頼をがっちり掴んでほしいですね。また遠藤光選手と検索すると某アイドルの名前が先によく出てきますが、知名度で彼女を押しのけるくらい遠藤選手にはサッカーで有名になってもらいましょう！これからよろしくお願いします！



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