ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

徳島ヴォルティス戦見どころ紹介

2022-09-02 | Weblog
前節金沢相手にホームで2対2で引き分けたヴァンフォーレ。これまで2試合連続スコアレスドローの流れが続いていただけに得点が入ったことは評価できるのですが、勝ち越した後に試合を締められずに追いつかれたことは吉田監督も挙げているようにチームの課題だと思います。4連続引き分けを含む8試合負けなしの状態なのですが、裏を返せば8試合中6試合白星がない状態とも言えるので、本気でJ1参入プレーオフ入りを目指すなら引き分けではなくリスクを冒してがむしゃらに勝ちを狙いに行く強気の姿勢をみせてほしいと思います。


【徳島ヴォルティス】
☆今シーズンの成績:9勝20分け5敗(勝ち点44) 11位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△△△○○
☆注目選手:浜下選手、杉森選手、スアレス選手
☆予想布陣:4-1-2-3
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【ハイライト】2022明治安田生命J2リーグ 第33節 レノファ山口FC vs 徳島ヴォルティス



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:9勝15分け9敗(勝ち点42) 13位
☆ここ最近5試合の試合結果
→○△△△△
☆注目選手:松本選手、長谷川選手、エドゥアルド・マンシャ選手
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
2022.08.27 2022明治安田生命J2リーグ 第33節 vs.ツエーゲン金沢



☆似たような状況の徳島
対戦相手の徳島ヴォルティス。徳島は1年でのJ1復帰を目指しスペイン出身のポヤトス監督のもとで多くの白星を積み重ねたかったのですが、勝ち切れない試合内容が続いて現在J2トップの20引き分けを記録するなど、まさかの11位と伸び悩んでいます。チームは3バックや4バックの使い分けや攻守の素早い切り替えや前からのプレスなど、様々な事態を想定してそれに柔軟に対応できる力を備えてきましたが、主軸はポゼッションサッカーで相手よりもボール支配率が高くなる試合をみせるものの、数多くパスを回しても肝心のフィニッシュまで結び付かないもどかしい場面が目立ちます。それは今シーズンのヴァンフォーレでも当てはまることで、サッカーはボールを長い時間繋いだ方が勝ちとなるのではなく得点が多い方が勝ちとなるスポーツなので、両チームが勝ち切れないという同じ悩みを抱えていてそこからどう抜け出して得点し白星に持っていけるかの課題があると思います。今回はどちらのチームも自分たちが相手よりも先に細かくパスを繋いで中盤の構成力を高めたいと思っているはずなので、中盤の主導権争いが第一に見どころになる試合になりそうですね。

☆両サイドアタッカーのカットインに要注意
徳島は第32節の千葉戦で3バックの3-5-2システムを導入していましたが、ここ最近2試合は4バックの4-1-2-3を軸にして戦って連勝を記録しています。なので今回のフォーメーションは4-1-2-3になると予想されます。攻撃陣はウイングが両翼にいる3トップとなり、浜下選手と西谷選手(杉森選手)がサイドで起点を作ってそこから仕掛けることで徳島は攻撃のリズムを作り出しています。なかでもサイドに送って相手の守備陣の幅を広げたところで、ウイングの選手が中央にカットインしながらシュートを狙っていくパターンが頻繁にみられており、それがとても効果的な攻撃手段となっています。ヴァンフォーレは3バックなのでサイドに陣形が広げられると中央に隙が生まれやすくなるので、その中央の隙を相手に突かれないようにウイングバックも連携した工夫したディフェンスが求められると思います。

☆スアレス選手の威圧感
今シーズンの徳島は堅守が目立ち、失点数は26とJ2トップの少なさを誇ります。その守備の中心にいるのがGKのホセ・アウレリオ・スアレス選手。26歳のスペイン人GKは驚異的な反応のセービングと守備範囲の広さが武器で、これまで数々の決定機を止めるなどチームの失点減に貢献しています。存在感抜群のスアレス選手が最後にいるので、守備陣は安心して自分の仕事に集中することができる良い影響力を与えていると思います。その良い連鎖がチーム内には生まれており、リーグで断トツの失点数の少なさという結果にも表れています。ヴァンフォーレは彼からゴールをこじ開けるためにも、数多くの本数のシュートを打って得点へのチャレンジを行いたいですね。

☆エウシーニョ選手の攻撃参加
清水から4月に徳島に加入したブラジル人DFエウシーニョ選手。途中加入だったためかなかなかチーム戦術に馴染めず、先発途中交代や途中からの試合出場が繰り返される日々でしたが、前節の山口戦では直接FKを叩き込んで先制点を呼び込むと、その後も右サイドバックの位置から持ち前の攻撃力を活かした攻撃参加で次々とチャンスを演出。川崎時代にみせていたような迫力がプレーに戻ってきました。徳島は試合の主導権を握ってもなかなかゴールまでたどり着けないもどかしい状態にいますが、そのモヤモヤする状態を打破してくれる存在がエウシーニョ選手のような後方からの攻撃参加になると思います。ヴァンフォーレにも須貝選手というDFながら神出鬼没な動きで得点に絡める存在がいますが、彼と同じように神出鬼没な動きで攻撃参加するエウシーニョ選手には十分注意したいですね。

☆山田選手に代わるボランチ
ヴァンフォーレはボランチで奮闘していた山田選手が今回累積警告による出場停止で試合には出られません。今シーズンの攻守におけるキーマンになっていただけに、山田選手がいないことはチーム構成上痛手になることは間違いないでしょう。今回彼に代わって誰がボランチの先発を務めるのかが注目されており、個人的にはそこに松本選手を起用してほしいと思っています。今シーズンC大阪から期限付き加入した松本選手。先発が12試合とこれまで完全な主力選手ではありませんが、それでも22試合に出場し3ゴール4アシストと確実に結果を残しています。ポジショニングの不安定さなど若さが故の課題もありますが、攻撃に加わるタイミングの良さやシュート精度などはボランチの選手の中でトップの能力があると思います。今回はボランチのパートナーに石川選手が入ることが濃厚なので、経験豊富なベテランの彼に後方で支えてもらい、攻撃が得意な松本選手が積極果敢に仕掛ける展開を数多く作りたいですね。この徳島戦は松本選手の活躍に期待したいと思います。

☆アンカーの両脇のスペースを狙うべき
徳島の基本フォーメーションは先ほども言ったように4-1-2-3となることが予想されます。ここ最近の試合では連勝できていますが、対戦相手に1アンカーの両脇のスペースを使われるケースが多くあり、そこから何度もピンチも迎えていました。そのエリアの守備時の対応が不安定と感じるので、ヴァンフォーレはここを攻撃の起点にすべきだと思います。そこのポジションが重なるのがシャドーのポジション。今回は長谷川選手と鳥海選手がシャドーに入ることが濃厚ですが、彼らが積極的にそのスペースに入り込むことで相手の守備陣のバランスを崩すことができると思うので、得点を取りに行く仕掛けをシャドーのポジションから数多く見たいですね。

☆エース長谷川選手魂のプレー
いまやチームのエースとして8ゴール3アシストと不動の地位を築いている長谷川選手。しかし最近では白星に繋げられない状況に長谷川選手自身も苦しんでおり、試合終了後に悔しい感情を表に出す機会も増えてきています。悔しさは明日への活力と言われるように、その気持ちがチームを良い方向に変えていくきっかけにもなると個人的には思っていて、彼がチーム状態を上向きに変えていくキーマンだと思います。なかなか得点が生み出せないチームの状況を変えるためにも、まずは長谷川選手にボールを集めることを意識的にしてほしいですね。現在は攻撃の起点が思うように作れておらず、1トップのウィリアン・リラ選手も相手のマークが厳しく前線でボールが収められない状態が続いています。そこで長谷川選手ができるだけ前目の位置でボールをもらい、そこからのアイディアで攻撃を組み立てていくと、チームに仕掛けの ‘狙い’ がハッキリと生まれてくると思います。チーム状態が苦しいときほどエースに頼ることが大切で、その大役をやってのける器量が長谷川選手にはあると思います。この徳島戦ではこれまでの悔しい気持ちが一気に解放されるような思い切ったプレーをしてほしいですね。

☆キーポイントはセットプレー
得点が奪えないチーム状況&同じポゼッション型のスタイルということで、お互いにそれぞれの良さを潰し合ってなかなか得点機が作れない展開が続くことが予想されます。そんな試合展開で重要になってくるのが ‘セットプレー’ 。これまでヴァンフォーレはセットプレーのチャンスをモノにする機会は少なかったのですが、その閉塞感を打開してくれそうな存在がいます。それが8月に途中加入したエドゥアルド・マンシャ選手。彼はDFで大半の時間は後方で仕事をしているのですが、チームがセットプレーのチャンスのときにはゴール前に上がっていきヘディングを狙う準備を行います。これまで数試合現地で実際にプレーを見てきて187cmの上背の高さはもちろんですが、空中戦に入る前のポジショニングや入り方が素晴らしく、その前準備の良さもプラスされ多くの機会で競り勝つことができています。前節の金沢戦でもGKに防がれましたが惜しいヘディングシュートをセットプレーの機会で放っているので、そろそろゴールできそうな雰囲気が漂っています。金髪で目立つ1トップのリラ選手を囮に使って相手DFを引きつけておき、その後方からマンシャ選手が豪快にヘディングを狙うシーンを見たいですね。


…対戦相手の徳島は昨シーズンJ1にいた強豪で、引き分けが多く白星が思うように残せていない状況ですが、最近は連勝中と調子を取り戻しつつあります。しかも敗戦数が ‘5’ とリーグトップの少なさで、負けないチームが出来上がっています。ヴァンフォーレにとってアウェー戦となるので厳しい状況ですが、いかに現在の閉塞感から抜け出せるか、この試合で勝利できればそこから抜け出すきっかけが掴める可能性が高いと思います。今後のチームの飛躍に結びつけるためにもこの試合は引き分けではなく、勝って明日への希望を繋げたいですね。




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