ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ピックアップファジアーノ岡山戦!

2024-10-06 | Weblog

ヴァンフォーレが戦った試合で特に印象に残ったプレーやゴール&応援など、X(旧Twitter)やYouTubeに上げられたヴァンフォーレ関連の記事や動画の投稿を少し緩く紹介していくこのコーナー。なお試合日翌日に更新予定です。

今回の対象試合は10月5日にホームで行われた2024年明治安田J2リーグ第34節ファジアーノ岡山戦です。





先制点となった後半11分のアダイウトン選手のスーパーミドルゴール。始まりは相手のビルドアップをカットしてからでしたが、中山選手が素早く反応し隣にいたアダイウトン選手にボールを預けます。すると中央にカットインしながら思い切って右足を振り抜くと、その強烈な弾道のシュートはニアサイドのクロスバー下部に直撃しゴールに吸い込まれます。相手の名手GKスベンド ブローダーセン選手も反応できないくらいのアダイウトン選手の今シーズン10得点目となるスーパーミドルでヴァンフォーレが先制点を獲得することに成功します。このゴールは岡山のビルドアップミスに鋭く反応した中山選手の嗅覚と、相手守備陣の目線をサイドに引きつけた荒木選手のオーバーラップが得点をお膳立てしましたね。そしてゴールを決めたアダイウトン選手のシュートは言うまでもなく素晴らしかった。チームに勢いが乗るようなゴールでヴァンフォーレが試合を優位に進めていくことになります。





先制点からわずか2分後のアダイウトン選手の2点目となるゴール。最初は前線からの組織的な守備参加に消極的な姿勢だったアダイウトン選手でしたが、大塚監督の大声による指示でそのスイッチが入りインターセプトを試みます。そのタイミングで対峙するポジションの選手にビルドアップのパスが回ってきたので、彼は猪突猛進にパスカットに向かいましたね。そこでボールを絡み取ることに成功したアダイウトン選手はDFラインの裏に抜け出すと独走状態となり、最後は1対1の場面となった相手GKの状態を瞬時に確認し脇の下のスペースを抜いてシュートをゴールに流し込みます。アダイウトン選手はチームトップとなる今シーズン11得点目。このシーンはなんといってもインターセプトが成功した瞬間に勝負が決まったようなもの。岡山の選手はここの位置では相手のプレッシャーが比較的弱いと思って安易にパスを回していたと思います。そこを大塚監督が指示によって締めることで突如としてインターセプトの狙い目と変わりましたね。アダイウトン選手もインターセプトした後にボールが前に来るようにうまくタックルの調整をしていたことも光っていました。相手の混乱に漬け込んだアダイウトン選手はやはり素晴らしい選手ですね。





そしてチーム3得点目となる2試合連続飯田選手のゴールシーン。このシーンは左サイドのエリア付近をアダイウトン選手が仕掛けると、中央に入ってきた中山選手にボールを渡します。中山選手はボールキープしながら周囲の状況を確認すると、ファーサイドでポジショニングをとりパスをもらった飯田選手がダイレクトでシュートを放ちます。冷静にゴール右隅に決めた飯田選手の2試合連続弾となり、試合の行方を決定づける3点目をヴァンフォーレが取ることができました。このシーンの良いところは得点を決めた飯田選手のポジショニング。彼は非常に攻撃的なサイドバックなので、なぜここにいるんだとみんなが驚くようなポジショニングで決定機に絡むことが多く、それがチームの得点に結びついていることはとても良い流れになっていると思います。この1点で勝利に向けてのある程度のセーフティリードを保てたと言えるでしょうね。





試合終了後恒例となっているゴール裏サポとの『輝く夜空』。ラインダンスをしている選手のなかでひときわ目立っているのが三平選手。両隣の選手の背中のユニフォームを掴みながら元気に飛び跳ねます。飯田選手と中山選手もタジタジといったところでしょうか。さんぺーさんのような明るいムードメーカーはチームにとってとても貴重な存在ですね。





マンシャ&ウタカ&三沢&ヘナト選手に加わる陽気なさんぺーさんの写真の構図。久しぶりにこのような表情の選手たちを見たような気がします。残りの試合も選手やサポーターが笑顔になるシーンをたくさん作り出してほしいですね。





アダイウトン選手Jリーグ通算300試合出場達成のセレモニー。奥様とかわいいお子さんがパパの快挙を祝福します。この家族が間近で見ていたパワーも今回アダイウトン選手が活躍した活力の源となっていたと思いますね。





勝利を祝うかのようなスタジアムにかかる鮮やかな虹。この虹のように今回の勝利が将来の希望に繋がる架け橋となれば良いですね。


…以上です。