本日愛媛FC戦！見どころ紹介

ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第21節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにて愛媛FC戦です（18時キックオフ）。


◇中継情報◇
DAZN
エフエム甲府

◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 6月22日 6:00発表
JITリサイクルインクスタジアム（山梨県）
晴れ☀のち雨☔（真夏日）
最高気温：30℃　最低気温：15℃
降水確率
6時～12時：20％
12時～18時：20％
18時～24時：70％


◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府の試合を観に行こう〜スタジアム交通アクセス編2024年修正版〜


◇見どころ紹介◇
【愛媛FC】
☆今シーズンの成績：7勝7分け6敗（勝ち点28） 9位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕△✕○○

☆注目選手
曽田選手∶前節の清水戦でJ2初ゴールを記録しチームの勝利に導いた24歳のFW。
曽根田選手∶大卒からプロデビューし、2017年から2019年までの3シーズンプレーした元ヴァンフォーレ選手。今回は途中出場が濃厚。
松田選手∶2020年シーズンに在籍した元ヴァンフォーレ選手。愛媛のJ2昇格に大きく貢献した攻撃の中心。

☆予想布陣：4-2-3-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：愛媛ＦＣvs清水エスパルス 明治安田Ｊ２リーグ 第20節 2024/6/16



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績：6勝6分け8敗（勝ち点24） 11位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕✕✕△△

☆注目選手
アダイウトン選手∶累積警告による出場停止明け。リフレッシュしキレキレの無双ドリブルが見たい。
木村選手∶2023年の後半戦で選手として大きく成長を遂げた修行の地が愛媛。恩返し弾に期待。
ピーターウタカ選手∶ここ最近公式戦2戦3発と好調。裏抜けのタイミングは味方と日に日に合ってきている。

☆予想布陣：3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：いわきＦＣvsヴァンフォーレ甲府 明治安田Ｊ２リーグ 第20節 2024/6/16



☆3連勝を狙う愛媛と6試合勝利なしのヴァンフォーレ
今回の対戦相手の愛媛。チームを率いて3年目となる石丸監督のもと昨シーズンはJ3で優勝を勝ち取りJ2に復帰。久しぶりのJ2の舞台となった今シーズンも臆することなく挑み、着実に勝ち点をもぎ取る戦いができています。前節では首位を走っていた清水に対して攻撃陣が爆発。新進気鋭の曽田選手にJ2初ゴールが生まれ、浜下選手の目が覚めるような強烈なインパクトのミドルシュートが決まるなど3対0で快勝。連勝を記録しており今回の一戦は3連勝を賭けた試合となります。また天皇杯2回戦ファジアーノ岡山戦では敵地で7ゴールを奪って勝利（7対1）し、控え組の選手も自信をつけて虎視眈々とリーグ戦出場を狙っています。対するヴァンフォーレは6試合白星がない不調な時期を過ごしており順位も13位まで落ちましたが、最近システム変更を決断したことが流れを食い止めるきっかけとなっているようで、2連続引き分けと少しずつですが状態を持ち直している印象を受けます。7試合連続で複数失点が続いていた状況をストップさせて失点数が減少する要因となったのは、今月26日で44歳となる山本選手の豊富な経験。彼が的確な指示を出し守備を統率することで混乱気味だったディフェンス陣に落ち着きを取り戻すことに成功しています。ただしリーグ戦では12試合連続失点中なので、今回はなんとしても無失点に抑える気合いを守備陣にはみせてほしいと思います。

☆アダイウトン選手が復帰
前節累積警告による出場停止処分となっていたアダイウトン選手が今節復帰を果たします。彼の真骨頂でもあるサイドで相手選手をなぎ倒していくようなドリブルは試合数をこなすごとに凄みを増しており、圧倒的なフィジカルの強さを活かした突破力はJ2のなかでも飛び抜けているレベルを誇ります。体のキレも気温が上がっていくにつれて日増しに良くなり、直近出場した試合では3戦連続ゴールを決める好調ぶりをみせています。もちろん先発に起用されるのは確実で、いかに彼が切れ味鋭い仕掛けで愛媛ゴールを脅かすかで試合のイニシアティブをこちら側に引き寄せることができそう。縦への突破の脅威を相手に見せつけながらも、時折中央にカットインする動きを織り交ぜて右足でコントロールショットを狙う姿勢を見せるだけで相手の守備陣に混乱を引き起こせそう。当然彼へのマークは複数人付くことが想定されるので、チームとしては彼に相手選手数人を引き付けてもらい自身を囮に使ってから、その分マークが手薄となる中央や右サイドに素早く展開しゴールを狙う仕掛けにチャレンジしてほしいです。なので中央エリアにいるシャドーのパートナー（鳥海選手）はもちろんのこと、右の大外にいるウイングバックの飯田選手がタイミング良く駆け上がって攻撃参加し、アダイウトン選手のパスに合わせてシュートを放つ積極的なシーンにも期待したいですね。アダイウトン選手の存在感がチームの攻撃のバリエーションを増やす源になってくれると思います。

☆なるべく戻さない
ヴァンフォーレがなかなか勝てなくなる時期の特徴として、アタッキングサードなど敵陣に侵入できても相手の守備のプレッシャーを少しでも感じると、ゴールを狙いに勝負していくのではなくボールを取られまいとセーフティに横パスやバックパスを選択しチームの攻撃を仕切り直す機会が非常に多く見受けられます。それではせっかく敵陣の仕掛けられるエリアに時間をかけて入れてもその努力が報われないし、相手としても危険な位置から自ら離れてくれるので守備としても一呼吸置けてもう一度守備ブロックを冷静に形成し直すことができます。それではいくら攻撃力が高いクラブでも得点を奪うことが難しくなります。一旦戻そうと選手が思う要因としてこちらの最終ラインが相手のプレッシャーのかからない位置まで下がり過ぎているので、とりあえず安全なそこまで戻そうとする心理が働くと思います。そこを敢えてDFラインを高めに設定し攻撃するポジションに合わせるように陣形をコンパクトにすることで、バックパスの逃げ道をなくしエリア付近では勝負しなければいけないという気持ちに追い込むことができます。まあそれは極端な話でときには戻す選択も大切なのですが、攻撃時にはなるべく戻さない攻めの気持ちを選手には持っていてほしいと思います。

☆守りを固められる前に
相手がリードしている試合展開のときには相手は当然時間の経過とともに守備を固めてその点差を守り切ろうとします。そのような状況のときにヴァンフォーレは終盤に積極的に攻勢を仕掛けますが、結局スコアが動くことなく終わってしまうケースが目立っています。こちらは堅守速攻がチームスタイルで攻撃陣も裏のスペースを技術やスピードで狙っていく瞬発性や技巧的な展開が得意なのに対し、肉弾戦で強引に相手の隙間をこじ開けていく展開を苦手にしており、そのタイプの選手が現在アダイウトン選手くらいしか見当たりません。彼は先ほども言ったように強烈なフィジカルで力強くドリブルしていくことができますが、終盤の時間帯には交代している場合が多く90分間の貢献は見込めません。ファビアン ゴンザレス選手が途中から出場したら彼が強引に仕掛けていく中心選手になりますが、その展開に持ち込めていないのも事実だと思います。なので相手が守備を固めてしまう前に終盤同様の仕掛けを行うべき。相手のペースに合わせるのではなく、こちらがガツガツ仕掛けていくような攻撃ペースのメリハリをみせていけば得点チャンスも広がっていきます。ただしすべての時間帯で積極的に動くのは体力的に不可能なので、全体の時間のなかでここの時間帯は全力で攻めていこうとか決まり事を作りチームでその意識を共有していたら、スタミナのペース配分も狂うことなく戦えると思います。

☆ミドルがキーポイント
愛媛は守備を固めてからのカウンター攻撃が得意なチーム。攻守の切り替えをすぐに行い帰陣も早いので隙をあまり見せません。展開的にはヴァンフォーレが素早く攻撃し相手が戻り切る前に速攻を仕掛けられたら理想的ですが、そううまくはいかない機会が多いと思います。そこで愛媛の選手がディフェンスに戻り組織的な守備ブロックを形成しても得点の匂いがする攻撃を仕掛けなければいけません。守備ブロックができた後に有効な手段としてその守備網の外から放つミドルシュートが効果的。幸いにもヴァンフォーレにはミドルが得意な木村選手や佐藤選手などがいるので、彼らが中心となって少し遠目の位置でも狙っていく積極性が今回ゴールを生むと思います。


…愛媛は現在ヴァンフォーレより順位が上のクラブ。今年J2に上がってきたクラブだからとは言っても決して油断せずに自分たちの力を100％出したいところ。また今シーズンリーグ戦のホームゲームではまだ1勝しかしていないので、早急に2勝目や3勝目が迎えられるようにホームのサポーターの力を借りて今回白星を目指したいですね。勝ってみんなで喜びを分かち合いましょう！




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