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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

今日も月が空の上から見守っています

2020-05-01 17:46:08 | 惑星・天体ニュース

  みなさ~~~ん。今、お月様が青空の高いところにいるの気づいていますか?

  夕陽も綺麗ですが、目をぐっと天頂付近に移して頂くと、こんな月がみんなを上から見守ってくれていますよ!

  

   お月様ぁ~~~! 

   今日の日付の間は沈まずに、空をゆっくり移動していくお月様、是非見つけて「誰も、苦しい思いをせずに、この大変な時期を乗り越えられますように!!!」ってお月様にお祈りしませんか。  

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2020年5月の惑星

2020-05-01 10:31:04 | 惑星・天体ニュース

 いやいや、もう5月ですか。子どもたちも急に学校生活から引き剥がされて2ヶ月になるのですね。せっかくなので、子どもたちには、学校以外にもいろいろな学びの機会が与えられるといいですね。

 世の中、学校でなくても、我が家の小さな庭でも花は命の成長や輝きを教え、空を巡る太陽や月、星たちは宇宙の神秘や不思議を教えてくれています。この機会に、そうしたことに目をとめるように、大人たちがちょっとしたきっかけを子どもたちに与えることができると、いいですね。

 私も閉じこもる生活の中で、PCR検査の数に疑問を抱いて厚労省や東京都の統計に目を通すようになって、統計数字をどうみていかなければいけないか凄く勉強になりました。ピアノも弾く時間が増えたことで、だいぶ上達してきました(嘘?)。

 素敵なサイトも見つけました。例えば、JAXAのyoutubeのココ では、国際宇宙ステーションの「きぼう」から4月28日にグァテマラの超小型衛星が放出される様子がライブ配信されましたが、このコロナウィルスの世界中に蔓延する中で他国を誹謗中傷したりする一部の動きとは正反対に、世界の国が手を携えて宇宙開発で協力してきた道のりを示してくれました。正直、挨拶が多いのでじっくりみると大変ですが、最初の部分の日本の「きぼう」の歩みや、宇宙飛行士の由井さんの宇宙飛行士への道のりの話。皆で力を合わせて「夢を叶える」というメッセージには、心が熱くなりました。英語の勉強にもなりますよ。

 自然科学の映像では、高嶋清明さんのサイト に出会い、宇宙から今度は虫になって花の中に潜り込む気分を味わったり。中には虫好きの私でも「うぉ~」とのけぞってしまう動画もありますが、小さな生命の世界をスリリングに体験できて凄いです!!! 

 宇宙へ、そして身近な小さな命の世界へ飛び込める動画を、部屋の中で楽しんだ後には、外で草むらにしゃがみ込んでみたり、宙を仰いでみたり是非してほしいです。

 さて、前置きはこのくらいにして、いつもの「今月の惑星」のご紹介をしましょう。

まずは、前回の3月末から4月にかけての月の巡りを振り返ってみます。正直言って、こんなにお月様に会えなかった巡りは珍しいです。特に夕方の三日月時と、満月を過ぎた後の未明の月が見られずに 寂しすぎました。

   

    さて、皆さん 今はどんな月が何時頃上っているかご存じですか?実は今朝5月1日の5:38が上弦の月の半月でした。でも、5:38には日本ではなく月は地球の反対側にいたので、昨夜の12時過ぎ(0:54)に沈んだ月が半月に近かったと思います。国立天文台のココで、わかりますが、上にコピーした「今日のこよみ」で、今日はもう月が上って来ているのがわかりますね。東から青空の中をほぼ太陽に90度遅れ(この表現分かっ手頂けるかな???)でのぼっています。太陽がまぶしくても、90度離れていると結構眩しくなく見られるので、白いお月さま見つけてみませんか?

           

      昨日の月はちょっと真ん中がへこんでますが、今日はちょっと膨らませて出て来ているはずです。これからしばらくは、昼、夕方、夜と楽しるお月様です。ちょっと探して楽しんで下さいね。

      では、今月の惑星です。

   水星:太陽に近くにいまはいて見られません。それが、下旬になると太陽から離れて見えやすくなります。5月22日には明るい金星が近づいてくるので、金星に「僕のそばにいるのが、水星君だよ」とその頃には 教えてもらえそうです。晴れた日に、できたら双眼鏡も用意して探してみましょう。5月24日には、これにさらに細い細い月が加わって、素敵な景色になりそうです。

   金星:明るいですね。夕方の1番星を西空にみつけたら、それは金星です。近眼の私も眼鏡なくても見つけられます。ギラギラしている感じです(笑)惑星は不思議ですよ、こんなに長く正月あたりから空で輝いていた金星は、これから下旬にかけて みるみる高度を下げて行きます。1番星が、「あれっ?きのうより低い位置にいる」と思うと、さらにどんどん低くなって、太陽の近くで小さく光る水星に並んだと思ったら、その後はもう太陽を追いかけるように沈んでしまいます。6月には見られなくなるので、今の内に金星を見ておいてください。

   惑星の不思議さ!国立天文台の「今日のほしぞら」を使うと、時間毎、日毎、7日毎の惑星の動きをヴァーチャル体験できます。昔の人たちが、どうして惑星が他の恒星と違うと気づいたか、サイトで追体験したら、次は実際に空をみて、自分の目で確かめてみましょう。

   火星:夜中から未明にかけて東の空低くに見えますが、上の暦で分かるように日の出が4:49だと、未明は3時半~4時。とても大変です。トイレに偶然起きたら、見に行ってみましょうか?(笑)5月15日には月がそばに並ぶので、夜中に起きて見るのもよさそうですが・・・。

   木星:夜中過ぎに上ってきて、未明の空では火星より南の空でよく見えるところにいてすぐ分かります。木星は大きいので明るいですよ。5月13日には、夜中ですが、月と木星と次に書く土星が、仲良く上ってきます。夜更かしして、1時とかに2時にみるのはどうでしょうか?

   土星:木星と仲良い姿で並んでいて見つけやすいです。勿論、木星の方がだんぜん明るいので区別はすぐつきます。明るい木星を探して、そのそばの土星を教えてもらいましょう。ただし、見られる時間が夜中から未明4時頃?ということで、わざわざ見ようと思わないと普通の時間で生活していては見られません。

   ということで、特に惑星に興味をもって夜中に起きないとすれば、気軽に楽しめる惑星は、夕方からの金星と水星となりそうです。また5月末まで外出自粛となったら、テレワークをしている方も子どもたちと一緒に夕方、人があまりいない西に開けた場所を探して、ゆっくり2つの惑星の位置の変化を楽しんでみてはどうでしょう。オフィスでは得られない、素敵な夕食前の日々の楽しみになるかも~。金星が、太陽を追うように早く沈むようになりながら、水星に接近。さらに水星より早く沈むようになります。5月24日も、金星、水星、月が近づいて、インスタグラム映えする景色になるはずです!

   では、家にいても楽しめることをみつけて、外出自粛 がんばりましょう! 

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