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作者の亡き父への鎮魂歌と言うべき作品。
義母の入院以来、癌に関して神経質になっています。インターネットや本で調べたり、抗がん剤治療に疑問を感じたり。毎晩インターネットで病気になられたご本人やご家族のblogを読んで参考にしたり、涙したりとちょっとわれながら暗いです。
この本もリアルな闘病生活が書かれていると思い手に取りました。在宅介護との項目があったので。でも具体的な闘病テクニック云々というより、やはり鎮魂歌。病床の父の傍らでさまざまな父を思い出し、父の句集を出すことに思い至り、奔走する様。父の句に触れることにより、より父を理解しようとする作者の思いにうたれる。
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