悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

なかなか読めなくて、、

2009-06-10 20:16:25 | 本 コミック
 今年に入って読書量は激減。忙しくて、本を開いたらバタンキュー(笑)最近読んだのは、
 
 「天使と悪魔」上中下 ダン・ブラウン
  去年イタリアに行ったばかりの親近感から、読んでみる気になった。ダビンチ・コードの轍は踏まず、キリスト教云々は切り離し、単なる娯楽作品として読む。ああ、あそこのことね、あの像の事ねと思いながら、地図を片手に読むには楽しかったし、ストーリー展開も興味深かった。最後には人間の性(さが)をみた思い。

  「上と外」上下 恩田陸
  淡々とした恩田ワールドと思ったら、思いの外、少年少女冒険小説と言った感じ。なぜ、こんな世界があるのかは疑問だが、スリルには引き込まれていく。

  「ジェネラル・ルージュの凱旋」上下 「ナイチンゲールの沈黙」上下 海堂尊
  なんか、映画化される作品ばかり読んでいるみたいで気がひけるけど、本屋さんで急いで本を選ぶとなると、どうしても平積みの本に手が伸びる。「チーム、バチスタ」で活躍した面々、医者田口、厚生省の白鳥、姫宮がここでも活躍。同じ時期の出来事を違う視点から描いており、その点が興味深い。作家海堂尊、どうしても死亡時画像病理診断のシステムを導入させたいんだね。海堂尊の医者としてのアピールを強く感じる。映画は見ていないけれど、ジェネラル役は堺なんとかはイメージ違い。田口先生も竹内結子じゃないでしょう?

  「螺鈿迷宮」上下 海堂尊
  上記の作品のスピンオフ的作品。厚生省の姫宮がなぜ、ジェネラル・ルージュで東城大学付属病院に潜入していたかがわかる作品。ここの登場人物もいずれ、これからの海堂作品に登場する可能性大で楽しみ。余談だけど、このごろ海堂尊先生、朝のワイドショーのコメンテーターとして登場しているんだぁ、、。イメージと違った、、。

  「むかし僕が死んだ家」 東野圭吾
  中野と昔の恋人さやかの二人しか登場しない作品。東野作品のなかでは、そんなに好きではないかも。

  「くちぶえ番長」 重松清
  重松作品は初めて。主人大絶賛で、勧められて読んだが、ありがちな話。主人がほめるとケチを付けたくなる天邪鬼。

  「卒業」重松清
  同じ重松清だが、yumikong、こちらは大絶賛。卒業と言うくくりで、4作品収められている。卒業とは何かからの卒業、同時にそれは出発。くちぶえ番長もそうだったが、必ず誰かの死が、今の自分に影を落としている作品。親友の死から、遺児とのかかわり。死んでいく母、死んでいく父から得るもの。すでに死んでしまった母の思い等等。

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2 コメント

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全然読んでない… (Unknown)
2009-06-12 22:43:14
読書家ですね。
最近はすっかり活字離れで、もっぱら動画配信かコミックの大人買いです。
ダン・ブラウンは読んだけど、「デセプションポイント」が一番面白かったです。
どうもキリスト関係はね…
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Unknown (yumikong)
2009-06-15 10:31:20
 デセプションポイントですか、今度読んでみます。
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