ロンドン最初の夜、食事に出る。ホテルの場所がロンドンアイのカウントダウン花火の会場側。ごった返すのは必須なので、ホテルに帰るためには腕輪が必要との事。ものすごく厳密に部屋番号、人数をチェックされ、腕にはめてもらう。これがないと、もうホテルには帰ってこれないとか。花火は勿論12時。8時には帰るからとタカをくくっていたのが大変なことになる。
これが命綱。
のんきに食事の前に、フォートナム&メイスンに寄る。街中も店内も、クリスマスの飾りつけ。人はとんでもなくごった返している。適当にお土産を確保。日本に帰ってみたら、ぜ~んぜん足りなかったよぉ!
イタリアンのお店は、ドレスコードもあり、とてもしゃれて上品なお店だった。本場イタリア人が経営しているようで、これがまた、ドンコルネオみた~い。美味しかったのだけど、日本人には量がおおすぎだよ。セレクトミス、yumikongのみオーダーしたスープが、、、。出汁とっとんのか?、コンソメいれとんのか?って感じの全く味がなしでして(笑)。
帰りのタクシーを呼んでもらったのだがなかなか来ず。このときに気づくべき? もう、交通規制がされていて、運転手さんによると、ウエストミンスターのホテルなんて行けるかぁって感じだそう。兎に角、交渉して近くまで行ってもらえることに。途中で降ろされ、ビッグベンを目指せとアドバイスを受ける。これが、これが、これが、大混雑に突入してしまう結果に。大回りして、ホテルにもどればよかったものを。
ビッグベンに近づけば近づくほど、もみくちゃ、もみくちゃ。大きな外国人に押されるは踏まれるは。本当に満員電車よりひどい状態で全く身動きが取れない。あと50メートルのところで橋を渡れず(通行止め)、二つ先の橋まで行かなくてはならない。ホテルの腕輪を掲げてここに行かせてと言うと、あっちの人の波に乗れと、あたりを見回せる背の高い人が言ってくれた。もう、4時間も前から場所取りをしている人たち、ビッグベン方向に行きたい人、そっちから来る人のサンドイッチ。主人と娘、娘旦那とyumikongではぐれてしまう。人ごみから抜け出したところで、主人たちは15分も待っていたそう。窒息するか、将棋倒しになるか、死ぬかと思った。10分で通過できるところ、身動きできずに1時間は埋まっていた感じ。
無事でよかった~、一つ間違えば、明石の花火の事故のようになっていたと思う。これはこれで、絶対忘れられないロンドンの大みそかとなったとさ。それにつけても、ロンドンのおまわりさん、管理あかんやろう。
ホテルについて一段落。毎年各国のお正月風景をテレビでやるが、まさにロンドンのそれを目の当たりにすることに。窓からとテレビからと同時鑑賞。