今週の視聴率
(今季ドラマ視聴率、満足度一覧表は
こちら)
今季、残すは
のだめのみ。
僕の歩く道 輝明のみならず、母親里江も含めた自立の回。
ロードレースにチャレンジするという目標にむかい、親兄弟、職場の人たち、亀田さんらの応援を受けながら努力する輝明。
自分が居なくなった後の輝明を心配する里江だが、いざグループホームを勧められると戸惑ってしまう。自分がいなければ、輝明はやっていけないだろうし、自分が元気な間は手元で世話をしてやりたいという親心。一人、輝明を客観的に見ることができる都古はホームを勧めるが、兄一家、妹、職場の皆の理解も進み、そのときになったら考えたらいいという雰囲気に。
レース当日、鳶に気を取られ一時はコースを外れてしまったテルだが、自力で戻ってゴール。大空に舞い上がる鳶と自分を重ね合わせたのか、あるいはゴールした達成感からか、自分自身でグループホーム行きを、自立することを宣言。そのとき里江は「はい」と。彼女の想像の遥か上を行く、輝明の成長振りなのだ。このレースを通じて、彼女自身にも輝明を手元から離す自信が、覚悟が出来たんだね。
障害ってハンディではない。みんなに勇気と優しさを与えるものだということを、あらためて教えてくれたドラマだった。僕生シリーズ最終章といっているけれど、、第4章があってほしいもの。
Dr.コトー診療所 彩香の手術の結果は? 彩香の手術を通して、医者と患者の関係を問う回。
コトーは家族として患者に接しているが、「医者は患者と家族にはなれない。なってはいけない」と鳴海はいう。彼が妻を手術した経験から出るこの言葉は重かった。事実、彩香の手術中、コトーは冷静さを失ってしまうのだ。「この患者が星野彩香であることを忘れろ! 目の前に居るのはただの乳がん患者だ。」我に返ったコトーにより、無事手術は成功。
このときふと現実的に思った。コトーの本当の家族ってどこで何しているのかと。そう思っていたら、コトーは家にTEL。コトーの家族から見たら、志の素晴らしい息子で誇らしい気持ちもあるだろうが、何もそんなに遠くまで行かなくてもという気持ちもあるのではないかと思って。いきなり一般母に戻って視聴(笑)。彼の母(宮本信子、後姿だけで素晴らしい演技)は、「あなたが元気で幸せでさえ居てくれればいい」って。深~い。
島に帰ったコトー。医者とは何かと考えながらも、自分のスタイルで診療を続けていくようだ。
このドラマもいつか次の章を期待したい。「北の国から」のように。コト-先生が田中邦衛みたいになるまで(笑)、武博が淳みたいに大きくなるまで。
余談
2006年オリコン年間ヒットチャート
3位:「青春アミーゴ」 (修二と彰)
4位:「抱いてセニョリータ」 (山下智久)
25位:「フィーバーとフューチャー」 (GYM)
39位:「サヤエンドウ、裸足のシンデレラボーイ」(NEWS)