「日本人として読むべき」

　それは、百田尚樹の「永遠の０」　表題は、息子が言った言葉。

　評判になっているのは知っていたが、零戦の特攻隊の話と聞いて読む気はなかった。どんなに感動的でも、きっと悲しすぎる、理不尽すぎるに決まっている。しかし、息子の勧めとあらば、読まなくちゃ。姉に聞いたら、義兄なんて最初から最後まで泣きッぱなし。でも、絶対に読むべきと。

　yumikong、本は常に持参、ちょっとでも時間があけば手に取る。美容院で涙、マッサージ前の身体温め時には号泣。マッサージでいよいよ最後になってきた。しかし、これは片手間に読んでは申し訳ない気がして、家に帰ってじっくり読んだ。号泣も号泣、声をあげて泣いてしまった。

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　これから読む人にはネタばれになってしまうが、読み終わってなんで？、なんで？なんで？と疑問が残る。

　人命を尊ばない人間、能力のない指揮者に対する百田の矛先は鋭い。自分の立場や意地の為に他人の命を物のように扱う幹部たちに、憤りを感じずにはいられない。過去現在を通して、世の理不尽さは多々あるが、戦争と言う命をかけた状況での理不尽さには、やり切れない思いがつのる。やっぱり読まなかったらよかったと思いながらも、気持ちはどんどん引き込まれてしまう。なぜ、日本が戦争に負けたのかもわかるような気がする。

　祖母の死によって、祖父が血のつながった本当の祖父ではない事を知らされた姉弟が、実の祖父の人となりを調べ始める事から始まる話。その祖父は、絶対に死なない事を信条としており、それを卑怯者と揶揄する仲間もいるゼロ戦パイロットだった。抜群の腕と判断力、人間としても立派な祖父は、絶対に妻子のために生きて帰ると決めていた。しかし最後は生きる可能性を他人に譲り、特攻として散った。その理由が私にとってはなぜなぜなぜなのだ。作者は明確には述べず、読者に考えさせている。自分が教育した者たちが死をんでいくのに、自分だけ生き残ることへの罪悪感？、命を救ってくれた教え子に対する恩返し？、戦争に疲れた？

　いずれにしても、こんな人たちを沢山死なせてしまった戦争ってなんだったのだろう。少なくともなくさずに済んだ命は沢山あったはずなのに。

　「日本人として読むべき」、まさにその通りで、読んで良かった思う本だった。

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　亡くなられた児玉清さんの解説文も素晴らしい。ものすごい読書量とは聞いていたが、「アタ～ック！」と言っているだけじゃなかったんだ！

白菜漬け

　大根、株は、知り合いにおすそ分け。さて、白菜。そうだ、昔、母や義母がやっていたように漬けてみよう。そうしたら保存できる。そうでもしない限り、一人で二株は消費できないよぉ。

それぞれ八つ切りにして天日干し。





その間に必要なものを準備。昆布、ゆず、赤唐辛子、塩。幸い、ゆず以外は常備してある。




庭から適当な大きさの石を持ってきて漬物石に。庭で見たら良い大きさだったけれど、家に入れたらデカイ！　でも、折角洗ったし、これでよし。桶は毎年頂いていた広島菜の物が沢山物置にとってある。捨てられない教がここで役に立つとは（笑）。
　



白菜の向きを変えて、もう少し干て待つことに。





初挑戦、上手く行くのでしょうか？

お野菜たっぷり

　毎年今頃の日曜日、主人は黒豆ツアーと称して、お仲間と丹波に自転車日帰り旅行。小田垣商店で黒豆をゲットしてくる。これ、黒豆を買ってきて妻の正月準備に協力していると思いこんでいるアホな男達の集まり（笑）。遊びたいだけなのは、どこの妻もお見通し！　来週は同じく、正月用のお酒の調達と称して、岡山へ。窓の一枚でも拭け～（笑）！

　そんな日曜日、フィットネスから帰ってきたら、主人のお友達で、ご実家が兼業農家の方が見えた。大きな白菜を二株、大根や株も携えて、玄関たたきまで運んでくださり、さっと、帰って行かれた。前は旅行中に見えて、大量の栗やカボスが三日ほど雨ざらしだったけれど、在宅していて良かった。

　しかし、暫し考え込む。正月は留守だし、今週からほとんど主人は夕飯不要。

イタリアン（４）

　東京で散々美味しいイタリアンを食べてきた。大阪でも。値段に関係なく、美味しく頂きました。と言うより、yumikong、リーズナブルな物でも十分お口に合うのが、いいのか悪いのか（笑）



　



　

ウォーキング

　かなりの体重オーバー。先日の忘年会には二駅をあえて歩いて参加。帰りは電車ですが、、。勿論消費かロリーは摂取カロリーより断然多い。



　一緒に歩いていた娘がイギリスに行ってしまってからおよそ三か月、二回目くらいの早朝ウォーキング（汗）。歩いている時はちっとも体重減らず。でも、歩かなくなったら増えると言う現実（笑）。



　近所の公園もすっかり冬模様。一つ気になったのは９羽くらいいたアヒルちゃんがなんと７羽に減っていた事、、。

テニス忘年会 庵

　神戸散策から始まって、梅田でバイキング、ふぐの忘年会、東京3泊4日の食べ続け。今日は〆、総勢10人のテニス忘年会。主婦の忘年会は早め早め。それこそ、だいたい２5年は顔見知りの仲間たち。飲むほどに声が大きくなり、ハタ迷惑だったのでは!?　自分の意見を聞いてもらおうと思ったら声がかれるよぉ（笑）。お互い知り尽くしている仲だけに、過激に突っ込む、突っ込む、突っ込み会う。ボケ担当はいないのか～（笑）。

イタリアンだよ（３）

　三日目は大阪にも出来たのかなHARBSでランチ。


　大阪にきて右も左もわからない時、積極的な長女に手を引かれ（笑）、出来た今で言うママ友。彼女が東京に転勤してから、yumikongが東京に帰る？（行く？）と声をかけるが、気楽に付き合ってくれる。普通に近況報告、子供たちや主人の事を話すだけなのに、お互い笑いがこみ上げる。これ、東京が長くても、彼女の中に流れる大阪人の血なのか、サービス精神なのか、話術なのか。他の人とも同じような話をお互いしているのに、ほんと、楽しませてくれる。いつも洒落たお土産まで頂いて、恐縮。こちらは、大阪から出た人に好評と聞くので、洒落ても何でもないけど、蓬莱の豚まん。豚まんとは、yumikongも大阪人になれたかなぁ？　偶然、3日イタリアンだけど、気が付いたらイタリアンだったというだけ。みな、美味しゅうございました！

番外 クリスマスツリー

　恵比寿に用事があり、わあツリー、綺麗だ！


　用事を終えて、もっときれいだぁ！





　イタリアンを食べに行った丸ビル１F。



　帰り途、六本木のヒルズで。



　オープン3日目のEXシアターを道路向こうに見ながら西麻布へ帰る。昨日はとっても混んでいて、車が通れなかったのに。ああ、時間が時間だ。




　番外の番外

これが本当のクリスマス！

イタリアンだよ（２）

　東京でいつもの学生時代のお友達と丸ビル35F、リストランテHIROで夕食。千円UP（笑）の窓際席で、価値ある夜景。手前が東京駅丸の内側、線路の向こうが八重洲側。夏にも誘っていただき、秋にもyumikongは実家に帰ったものの連絡できず。今回は厚かましくも、yumikongが日にちを指定して集合。有難い事です。皆さん、お子さんの結婚、出産とおめでたい話が目白押しで、幸せな幸せな方々。それでも愚痴はあるんだよね。


前菜


「岩手がも"とその冷たいコンソメ　下仁田葱のピューレとモスタルダとともに」の写真はなし。でも、yumikong的にはこれが一番美味しかった～！

新鮮な魚介のスープ"ズッパ　ディ　ペッシェ


タラバ蟹と根菜のスパゲッティーニ　柚子の香りとともに



蝦夷鹿のロースト　カチャトラ風


チョコレートづくしの一皿

イタリアンだよ（１）

　実家の母のご機嫌伺いと言う事で東京へ。母と温泉？、都内のホテル？、紆余曲折があったが、結局yumikongの忘年会、女子会三昧の三泊四日と相成る。おかあさん、ゴメンと言う感じ。土曜の6時に羽田着だったので、弟がゴルフ後の付き合いを切り上げて迎えに来てくれた。感謝。母がお寿司を取ったりおつゆを作ったりともてなしてくれ、何しに来たのやら。実家のみんなに気を使わせてしまって、、。と、あっさりとした食事はこの一日。

　まずは、品川のトラットリア・イタリアでランチ。中の一人とはコミュニケーションを取っていたが、その他の人たちとは本当に７、８年ぶり。でも、待ち合わせた駅で、５秒、昔のままのノリ。食事をしながらはむしろ、昔より本音トークで盛り上がる。長年の疑問も解消して、楽しいひと時だったぁ。再会を約して解散。もう一度言う、久しぶりで楽しかった～！　リーズナブルなランチで、ものすごい量。パスタとピザのコースがあり、人数の半分ずつ頼んでシェア。8年間のつもりにつもったお喋りに夢中で、写真は食べかけのパスタだけ（笑）