中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
スズキ、太刀魚、メバル、スルメカ、甲烏賊、アオリイカ、キス 案内

夏河豚が来たぞ!

2024年07月13日 | ブログ
2024/7/13黒鯛&真鯛&夏河豚
梅雨の合間に稼がないと大変なんよ
そーこの時期は、カラスガイが船底に付着してMaintenanceに出さないといけない
1回メンテナンスを行うと数万円かかる
しかも、梅雨時期は一日でカラスガイも大きくなる
フジツボも爆発的に増える。
船のMaintenanceは、惜しみなく掛けないと命に関わる
おろそかにすると、ナンでも無い操業でエンジントラブルや燃料不足にも繋がる
そのために稼がないといけない
連日の真鯛釣は面白いが、商いにはならないWHY?
しかし、黒鯛と夏河豚は商いになるのよ
今年は夏河豚が少ないと思っていたら、なんと現れたんよ
しかもsizeもGOOD size1匹が250gから300g程あるので、活かせればブチEE
真鯛の2倍の値が付く
しかも黒鯛と同じ生命力を維持しているから、この夏時期でも耐える。
真鯛が決して悪いわけでは無い
活かす事ができない魚なんよ
いくらMicro Bubbleを入れても、釣りあげて10分後にはへばる!
これでは真鯛の価値は悪いわけだ
なんぼ、1時間前に釣り上げても、市場では相手にされない
もはや、「活かさないとダメよ」とダメだしされる
夢丸活魚で支持されるには活かし、夢丸〆を全てしないと、「騙した!」と揶揄されてしまう
市場で魚種別1位を取るためには、1匹1匹丁寧に仕上げないと、信用されなくなる
オイラが求める釣の最終目的は、価値ある美味い魚の提供
その魚種の中で一番を得るのがオイラの釣の集大成であり、やっと完結できる
だから大雨でも大時化でも、活かした魚は必死で整えて出荷する
これを継続していると、「夢丸活魚は信用できる」とみられる
包丁研ぎも同じ
たとえSUSの包丁でも、ピッシと切れないとお返ししない
さらに、持参されたら即日完璧に研いで、目の前で試し切りを見せて驚かせる
Demonstrationをしないと、料理人は、指を刃に当てて切れを見定めるが、オイラが研いだ包丁は剃刀と同じ切れ味
剃刀には指を当てないでしょ
以前Frenchの料理人の包丁を研いで渡すと。指で刃をなでた
すると血がだら~と流れた
それからは、初めてに人には全てDemonstrationを見せる
さらに、最近は切れ味の要望や普段の料理なども聞いて研いであげる
ほとんどの人は、てっさなどは切らないので、永切れする刃先に整えてあげる
さらに、自作のタッチアップの砥石もPRESENTすることもある
なぜなら、包丁は毎日研ぐのが当たり前
2,3ヶ月で研ぎに出すのはだめ
自分で修正しながら使用して、時々オイラの店に持参すれば完璧

釣はこの日は夏河豚が現れた!真鯛は1匹だけ
Monsterがまた針を折って逃げた
黒鯛は15kg程
夏河豚と黒鯛は真鯛の2倍の値が付くどちらも活かして保管してからよ!


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