中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
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極上黒鯛飯

2024年07月26日 | ブログ
2024/7/26 半夏を無事すぎた
無き親父が、半夏水をいつも口にしていた
半夏水は恐ろしいが、川が綺麗になり、新しい苔が生え、鮎がブチ太る
半夏水は大洪水を起こすとか!
オイラがまだ3年生位の時だったはず
半夏水は危ないから向こうの岩が見えたら川に行ってもEEと忠告されていた
昔ながら、川と遊び、恵みを受けていた
危ないことや危険回避なども教わったし、魚の特性も全て親父から教わった
今の子供達は、TVやネット配信で知るだけ
自分ではなかなか判断できないかな?

半夏生を過ぎる頃に黒鯛が抜群に美味くなる
オイラの持論だけれど、生きる為に食する栄養価は、生が一番効率よく吸収できると考えている
人間だけが、料理をするのは、古代の人間は獣のように牙や、羽、角、遊泳力、潜水能力、長けた能力は備わらない
従って 獣が狩った死肉を食べていた。
すると、腐敗菌も増える為に人も死肉を食べる為に腸内環境が強靱になってきたが、腐敗菌に負けて死んでいた
そんなとき、火を覚えて、焼いて死肉を食すと腐敗菌に負けない事を覚えた
それが料理の原点
その後、海水から塩が作られて味付けとなる
和食には発酵と熟成、さらに生食文化がある
共通するのが、全て加熱しない料理
これが和食の合理的で栄養価をそのまま蓄える事ができる料理
加熱すると、本来の栄養価の10%も摂取できないと考える
本来、人の手のひらの量で人は生きていけるとか?
従って 刺身は100%の栄養を取れるわけだ
大根のつまももの凄い栄養価がある
刺身を10切れ、大根つまを15cm程生で食せば十分なんよ
そして究極が、旬を向かえる魚を刺身で食すること
これが大事、しかも生命力が強い生き物を摂取すると言う事は、最高の食となる
これがオイラなりの持論
従って、半夏生の黒鯛は生命力も旨さも最高なんよ
この旨さを伝えないとね
取引先の大将が「黒鯛の旨さを知ってもらいたいね」と話していた
その大将は地元食材に拘る、オイラと似た臭いがするのよ
先日は夢丸まで取りに来た
〆方や運搬方法も伝授した
そのあと、試食すると驚いていた
これが適地適食
自分が住んでいる、場所の旬を向かえる、食材を火を入れずに頂く
これぞ究極の食だ
いつか、その店も公開するよ
是非行けば,夢丸黒鯛の旨さがわかるはず。
Ps 今日の朝飯は黒鯛飯!美味すぎるぞ
具材は黒鯛だけ
牛蒡や人参、椎茸は入れずに黒鯛の旨さで炊いた
米はもちろん東城のカルガモ米


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