ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

仕事の流儀、ベンチャービジネスの心意気

2017年03月14日 08時54分57秒 | Weblog

軽井沢は杉がなくカラマツが多いので花粉症がありません。
群馬県から碓氷峠を登ってくると鼻が急に通るので花粉症に苦しむスタッフも大喜びです。

この時期になると、
軽井沢に職場があることのありがたさを感じます。
昔からスギ花粉症私に苦しむ私は軽井沢へ避難していました。
もうすぐ、新緑の素晴らしい季節がやってきます。

毎月、業界紙の原稿を書いているので締め切りが迫ると大変ですが、
最近は開発業務も一段落しており筆も進むようです。

社員が少ないので営業活動がままならず大変なのですが、
軽井沢で仕事をしたいという若い方も増えております。
スタッフも増やしたいところですが、
経営規模の拡大よりも現在の充実した職場、経営環境をさらに充実させることが大切であるとも考えております。
ストレスのない現在の生活と職場環境を大切にしたいと思います。

最近は、
大手企業の経営危機なども発生しており、大会社に勤務していれば安定しているとは云い難い時代ですね、
こんな時代だからこそ、
好きな仕事や得意な知識を生かしながら個々に快適なライフスタイルを構築する事が大切なのです。
職を求める人はこれからも増えてくるはずですが、
生活のための給与をもらうために仕事をするだけでなく、
自ら当事者としてベンチャービジネスに挑む心意気が必要だと感じています。


動物だらけ

2017年03月10日 10時58分23秒 | Weblog

全く一週間が短すぎて困ります。
もう今日は週末ですが・・・・
仕事が忙しいのはうれしいことです。

今朝起きたら雪が舞っていて、気温が低くて驚きました。

「三寒四温」といいますが、
本来は冬の季語のようで、すでにその季節ではないようですが
寒さと暖かさが繰り返しやってきて気温の差が大きい日が続きます。

まだまだ仕事も一段落とは云い難いわけで、
今年も春から全員で本気モードで頑張っています。

最近、夕方に
庭に子供の狐が餌を求めてやってくるようになりました。
名前は「コン太」と名付けて可愛がっています。

家の中には、秋田犬、猫
庭には、キツネ、鹿、キジ、イノシシ、が徘徊しておりまして
人は少ないのに、動物だらけです。


宅配クライシスの課題

2017年03月09日 11時18分35秒 | Weblog

宅配業界が過渡期を迎えているようです。
荷主はアマゾンなどの通販業者ですが、
今後の運賃値上げ交渉などはかなり厳しいやり取りとなるような気がします。
通販業界の業態改善や消費者サービスに直接影響するわけですから大変です。

しかし、不在時の「再配送業務」などの煩雑でコストのかかる作業については
どう考えても価格転嫁が必要となるはずです。
たしかに、現場の配送スタッフの立場に立てばとんでもない時間と労力の無駄ということになります。

よく考えてみれば、
これは、販売する側(通販業界)で配送条件などを予め設定する必要があるように思いますし、
購入する消費者にも「責任」があるようにも思われます。

たしかに、
「クール宅急便」などの生鮮食品などを注文して消費者が緊急の用事で出かけてしまうことや忘れることもあるはずです。
何がしかの課金ルールを決める必要がありますね。

灯油配送ビジネスも同様だと思います。
「時間指定」などがある場合には、再配送同様にコストが掛かる場合が多いわけです。
最近は、「お任せ給油」などで対応している企業もあるわけですが、
消費者との長い取引関係に基づく信頼関係があって可能となるものです。

一般通販も灯油の注文もWEBを利用するケースが増えており
通販業界だけでなく、石油業界でも同様の課題が見えて来るはずです。

国の政策である消費拡大のポイントともなりそうな問題ですから
業界としてもきちんとしたルールを取り決める必要がありそうです。

人手不足の影響が色々なビジネスに影響が出てくる予感です。
今後、「宅配クライシス」の課題は大きな問題として提起されるかもしれません。

さすがにヤマト運輸の「宅急便」
メディア戦略を利用した課題提起でも一歩先を行っていますね。


SSビジネス、業界の本音と課題。

2017年03月08日 10時50分03秒 | Weblog

時代に求められるビジネスモデルとは
売る側だけの都合や既成概念で継続されているモノではないはずです。

SS業界はいま大きな過渡期を迎えています。
これからは、ガソリンを使用しない自動車が急速に普及してきます。
店頭に安い価格を提示し集客した来店したお客様に
「油外商品」を売って経営を成立させようなどという考え方だけではビジネスとして成立しなくなります。

ガソリンを入れなくても(たまに給油するだけで)自動車が動く時代ですから
来店客に対するアプローを中心に販売実績をあげようということ自体に無理があると早く気づくべきなのです。
さりとて、現在ではガソリンを入れなくてはなりませんから、来店の機会は減少してもSSの存在意義はあります。
だから、SS業界は「斜陽産業」とみられてしまう。残念なことです。
そこで、一般業者は利幅の少ない、ガソリンの安値供給はメーカー直売の販社に任せて、
新たな業態を確立する必要があるわけです。

「ガソリンも売っててますよ。」というくらいの心意気が欲しいところです。
リテール部門でなくてはできないビジネスモデルを考えことがポイントです。
元売りや大手商社や大手流通企業などではできないビジネスモデルの創出がポイント。

店頭に限られた燃料油販売数量で、
安値の「仕切り調達」に努力を重ねているだけでもダメですね。
昔は「利はもとにあり」で商売ができましたが、
現代ではネット上に業転価格や市況が出ているわけですから、
よく考えれば、消費者マーケットに「頭隠して、尻隠さず」といった状況なのです。

先日、
ある大手石油販売企業の経営者の方と話した内容ですが、
ある意味、「本音」だと思います。
「売り方(業態)」を変える。
SSビジネスモデルの全面的な意識改革が求められています。

私も全く同感ですが、彼は私の書いた原稿を読んで考えたというわけです。
みんな、考えていることは一緒のようですね。(笑


石油配送センター設置で進む、SS業態改革

2017年03月08日 10時08分26秒 | Weblog

ある程度の経営規模とマーケットがあればという前提ですが、
現在進行している石油ビジネスにおける「配送センター」の設置が、
SSビジネスに新たな業態改革を起こすことになりそうです。

特に地域JA系企業による配送供給体制の強化は、
今後の石油リテールビジネスに大きな効果を発生させるはずです。
これまでの、全農などによる画一手的な手法ではなく、
地域特性を考慮し独立した外販部門による展開が中心となるはずですから注目されます。

エネクス系の「絆ネットワーク」による配送センター設置
「街にひとつ、欲しい安心。」というテーマも今後の石油ビジネスのあるべき姿と方向性を示しています。
https://www.itcenex.com/csr/report/2013/csr_2013_12.pdf#search=%27%E7%B5%86%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF+%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%B9%27


大災害発生時のBCP対策も視野に入れた「配送センター」の設置による
地域への安定供給体制の確立は消費者ニーズの先取りであり、
今シーズンも多くの実績を上げています。

既に、SS店頭におけるガソリンを中心とする燃料油販売だけの時代は終焉しており
石油ビジネスは「次の時代」に向けた動きが顕著となっています。

課題は、単なるシステムの機能だけでなく実務に即した運用などがポイントです。
この部分では単なる「システム屋」の技術だけでなく、
我々にも、これまでの実績とキャリアが求められており
初期導入から将来の拡張性を視野に入れた構築がポイントとなっています。

いよいよ、SS業界にも本格的な業態改革の時代が到来していると実感しています。


軽油ビジネスの成長と申告帳票作成業務の平準化

2017年03月03日 09時06分20秒 | Weblog

最近、SS業界では軽油のビジネス業態に関する注目度が上がっています。
特に、店頭給油以外の配送を伴う外販業務に関する事項が増えていますね
フリート系のように長距離大型トラックの給油もありますが、
大手運送会社はそれぞれ個々に給油施設を持っていますのでSSでの給油は少なく、
インタンクによる納入が中心となっているようです。

課題となっているのは
土木工事や災害復旧などで使用される軽油です。農業用機械への供給体制も問題です。
たしかに、ブルドーザーや重機がSS店頭で計量器から給油しているケースは少ないですね。
重機用燃料は、必要な時に、必要な場所に、必要な量が届かなければエネルギーとしての用をなさないわけですから
配送業務を伴います。

一方、SS業界では
セルフ化が進み、SS数も減少し、人員削減などで配送体制が弱体化しています。

パトロール給油の需要が高まっているのは当然のことですが、
問題は配送コストの適正な価格転嫁だと思うわけです。

石油販売という「業種」にも
「売り方の工夫」すなわち「業態改革」が求められています。
どんなビジネスでも、「業態改革」はこれからのキーとなるはずです。

衣料品ではユニクロ、家電やカメラは量販店、などなど
販売する商品は同じでも、「売り方の工夫」により拡販が可能となり新たな勝ち組が生まれる時代。
石油を販売しているSS業界でも同様なことが起きています。

軽油は税金を伴う商品ですから、
不正行為なども発生しており、軽油税特別徴収義務者(特約店)に課せられた申告帳票の作成業務があります。
申告帳票の作成業務を平準化しなければならないという課題が急浮上しています。


立って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半

2017年03月02日 08時52分21秒 | Weblog

スタッフは新規構築作業で全国各地へ出張で社内は閑散、
広いスペースの社内でサポートスタッフだけが作業を行っています。
社員の少ない企業ですからこんなことは当たり前・

それでも、時々は
軽井沢の静かな森の中でこんなことをしていて一体、飯が食えるのか・・
なんて考えてしまうわけですが、よく考えれば密度の濃いITビジネスをしているわけです。
時々、都内へ出掛けたりすると、「時の流れ」が全く別に感じられますね

それでも、ビジネスソリューションに関しては
自分たちの方が時代を先取りしていると感じる時もあります。

こんなライフスタイルが当たり前になってしまったわけですが、
つい数年前までは、現在のような環境を夢見ていたわけです。

軽井沢の四季を楽しみながらの職住一体型のリゾートライフ。
最先端の流通ソリューション開発と販売。
そして、リゾートライフの両立は誠に優雅だと感じます。

あまりお金にとらわれず仕事ができるから本来は苦しい開発作業も楽しいわけです。
色々あった人生ですが
歳を重ねながらこんな生活ができるとは思いもしませんでした。

「立って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」

さあ、本日は
愛犬の雪丸君をドッグスパへ連れて行ってから
税理士と決算の打ち合わせです。


全国で進む、石油配送センターの設置

2017年03月01日 09時21分44秒 | Weblog

SS業界における「顧客管理データベース」の運用の多用途化が急速に進行しています。
これまで個々に行ってきた油外収益向上に向けたシステムを一元化する為の動きです。

やはり、SS業界としてのニーズの高まりが顕著です。
これまでの配送システムとしての「雪ん子」の機能付加が求められておりまして
現在、使用ユーザー様から頂戴していたご要望を取りまとめた新バージョンの開発を進めています。

年明けから、多くのオファーを頂戴しており
これまでにない忙しさ経験しており、全員フル回転です。
これまで以上に構築作業も省力化しつつサポート体制の強化に努めています。

今年の灯油商戦で予想を上回る成果を出せた企業が多いため
さらに、広域化や配送体制強化を図る企業が増えているわけですが、
最近は、通年の「油外収益」確保のための工夫が進んでおり、灯油以外の商品への対応がキーとなりそうです。

特に、「宅配・配送」を起点とするビジネス展開が注目されます。
これは、SS業界に新たな業態改革をもたらすことになりそうです。

全国各地で元売り販社や商社系ディーラー、さらにJA系企業などが「配送センター」の設置を進めております。
助成金を活用したローリーの増車もあり、今後、この動きがさらに活発化してくることは確実です。