トランプ大統領と安倍首相のゴルフ外交。
スコアがどうだったのかも気になりますが、
トランプ氏はHDCP3で、安倍さんのベストは85程度だということですから、
多分、ゴルフに関してはトランプ氏の勝ちと推測します。
それでも、トランプ氏のハンディは名誉ハンディなのかもしれません。
テレビで見ていたトランプ氏のスウィングは以前のもので、ジャケットを着たままのティーショットでしたが、
基本に忠実そうな曲がらないと思われるスウィングですね、言動と違い意外と固いゴルフだと思われます。
一方、安倍さんのスウィングは、少しアッパー気味です。
昔、ゴルフ好きなアイゼンハワー大統領と安倍さんのお爺さんの岸信介首相がゴルフ外交でプレーした時には、
アイゼンハワーはたしか74の2オーバーで岸首相は99回程度でラウンドしたという記録があるようです。
その時は、会談後に急にゴルフをしようということになったようですが、
既に、アメリカ側ではベンホーガンのクラブを用意していたという話を聞いたことがあります。
昔から、政治や商談とゴルフは大きなつながりがあります。
どんなに偉い人でも棒切れをもって無邪気に一日中原っぱを駆け回れば、素直な子供のころを取り戻せます。
アイゼンハワー大統領はゴルフが大好きで
あのマスターズで有名なオーガスタの17番ホールには、「アイゼンハワーツリー」という松の木が生えていて
彼はいつもティーショットでその樹にボールがあたり邪魔になっていたので、この木を移動すべきだとクラブに提言したようですが、
オーガスタの委員会はその大統領の提言を即座に却下したのだそうです。
アイゼンハワーツリーは数年前に枯れて倒れたようですが、
オーガスタの象徴であったアイゼンハワーツリーの苗木をもとに樹が再生されるようです。
中東からの外国人移民を受け入れないというトランプ大統領の大統領令を却下している裁判所の見解と似ているような気がして面白いですね。
いかにも、アメリカらしいおおらかさが感じられます。
まあ、ゴルフのスコアなんてものはどうでもよくて、
一日、長い時間プレーするわけですから、その人の人間性や考え方まで見えてくるものです。
私もここ数年、スコアなんて付けたことがありません。
いつも同行してくれる社員のK君はビギナーなので几帳面に私のスコアまでつけてくれます。
彼は、初めて2年くらいですが、毎回私や私の友人のプロゴルファーとプレーしているので、
はやくも、ボギーペースで回れるようになりました。
ゴルフというスポーツは、昔はお金持ちがする贅沢なものと思われていたわけですが、
今は、安く、気楽に楽しむことができるわけですから、
もっと身近になってほしいものだと思います。