裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

合成着色料は一切使ってません!

2009年05月19日 | ひとりごと・日記
「食品の裏側」という本の著者「安倍 司」氏の
インタビューを読んでしまった。

前編↓
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/interview/62/

後編↓
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/interview/63/

インタビュー後半にでてくる、
コンビニ弁当ばかりを食わせてた豚の羊水(豚なのに羊水?)
が真っ黒になって、みんな流産か死産だったって話は、
にわかに信じられませんがショッキングでした。

確かに怖いとは思うけど、
怖いからって・・・食わない訳にはいかないよね?

作り手も買手も、面倒だけど、手間を惜しまず努力したり、
賢くなって、「そういうのは減らそうよ・・・」という提案は共感します。

声高らかに表面に書かれた、
「合成着色料は一切使ってません!」という表記は
間違ってはいないけど、それに代わる
「天然着色料」が本当に安全かどうかは疑問。

言ってみれば「石油」だって「天然」だからね。

リキュール(お酒)で有名な「カンパリ」にも使われてるそうですが、
赤色の天然着色料にコチニール色素ってのが、使われてるそうですが、
原料は、「カイガラムシの内臓」だそうです。(怖)

天然着色料の安全性の実験は、ひとつひとつはやっていても、
複合的に摂取した場合の安全性は誰も検証してないそうです。

ま、僕等が「人体実験中」ってことになるようです。

「簡単で便利な世の中」
効率だけが重視され、大量生産、大量消費、
コスト削減、利益重視だけが「良し」とされてきた時代の
ツケが廻ってるのかもしれません。

・・・かたや、食料不足で餓死してる子供達もいる世界。

なんとか食料の生産量を増やす為には、
新しい農薬などがもっと必要なのかもしれませんし、
更に食品を長持ちさせる画期的な保存料などが必要なのかもしれません。

漠然としか考えることが出来ませんが・・・・

僕等は「大いなる矛盾」の中で、生きてるんだよなぁ~

・・・って考えさせられました。

ウラシマタロウ

2009年05月19日 | ひとりごと・日記
基本的に建築の現場監理の仕事がメインですが、
現場がなければ、営業でも見積りでもして、
自分の現場は自分で作らなきゃいけない。

一年ぶりくらいに、見積り~入札の業務を主にしているが、
完全に・・・浦島太郎状態。

昨年まで鉄の値上がりで、一時期はバブル全盛のような勢いのあった
鉄工業界ひいては建設全体に「材料が値上がりしてるので・・・」
という値下げ合戦も下火になったムードはあったが、
今や・・・その鉄業界もジリ貧。

半年以上、現場に居たら気づかなかったが、
「シャバは思っている以上に不景気だった。」のだ。

(怠けてたわけでも・・あるのですが・・・)
結局、土・日曜日も間に合わずにやってた見積り・・
公共事業の入札案件も蓋を開けてみれば、まさに桁違い・・・

総額3億程度の物件で、参加業者の上と下で、
「1億」違い・・・なんて結果も。

「・・・考えられへん!」

当然、最初っから利益度外視の入札金額なのですが、
それでも仕事をとって、資金を回したい、
回さないとやっていけない状態の会社が多い。

「下克上」

・・・戦国時代に例えられくらいカッコイイ勝負ならまだしも、
実力以外の部分で勝負というより、「蜘蛛の糸」にしがみついて、
必至で他の人たちを蹴落としてるようなもの。

もう一度くらい転職(異業種かな?)しないと、
60歳~65歳まで働けないのではないかと思っているが、
つくづくこの業界も「末期だなぁ~。」と思う。

仕事・・・やっても「赤字」 やらなくても「赤字」。
「世の中 右も左も・・・真っ暗闇」を通り越して
・・・「真っ赤々」になってるようですね。

いや~、ついこの前まで、「そのうちなんとかなるでしょう」的、
余裕ぶっこいてたら、厳しい現実に目を覆いたくなりました。

・・・いずれ、干されるのはこちらになりそう。

このまま秋まで、不毛な見積り合戦の戦場で戦わなきゃいけないのか?

・・・でも入札案件があるだけマシですよね?

愚痴っていてもしょうがない! がんばろうっと!