いよいよ、フジロックだ。
例年、地元の夏祭りに参加してた僕のバンドのライブと
日程が被ってしまい行くに行けなかった。
今年はそのライブもないので、是非行きたかったのだが、
一緒に行こうと思ってた実弟が、空き巣の被害にあってしまい、
20万くらい盗られ、それどこじゃなくなってしまった。
さすがに、ひとりで行く勇気もなく、
天候にも恵まれて苗場は最高だろうな~。
「ROCK大好き!!」とか行ってるクセに、
地元でのこんな大きなイベントに、
一度も行ったことないなんて、俺のバカ、ばか、馬鹿~ん。
悔やんでても、仕方がないので、
たまには、今日は建築屋らしい真面目なレポートを1本。
(は~い!ここ試験に出ます 黒板メモするように!)
ロックつながりで、ロックウール(石綿)の話。
今、唐突に石綿(アスベスト)問題が再燃していますが、
そんなに慌てても、もう遅いちゅーの。
吸っちゃってる人は、吸っちゃってるです。
石綿が原因で死ぬより、交通事故で死ぬ確立の方が
ものすごく高いような気がする。
もっと、危険な食べ物や危険な商品の中に暮らしてるような気がします。
言うなれば、マスコミ先行の
「アスベスト・フィーバー」で、少し過剰反応なんじゃないでしょうか?
最近、「うちの会社に、TVで見た石綿の吹きつけと
同じようなものが見えるのだけど、大丈夫かどうか見に来てくれ!」
っていう相談を受けるようになった。
石綿の吹き付け業者などに聞いたりして少し情報を貰ったので、
せっかくだからまとめてみます。
緊急レポート
「石綿(アスベスト)の吹き付けについて」
まずは、環境省の資料(PDF)を読むとわかりますが、
環境省 アスベストについての資料(PDF)
石綿の吹き付けが行われていた時期ってのが特定されています。
昭和30年(1955)~50年(1975)までに竣工された、
主に鉄骨造と鉄筋コンクリート造の建物の
耐火や防湿・断熱に使用されていました。
正確には、昭和50~55年(1980)まで石綿が1%くらい含まれた
吹き付け材料も使用されていたので、
55年以降(築25年以内)の建物であれば、ひとまず安心と言えます。
概ね、30年前以前の建物の石綿吹き付けが問題になっていると
考えてもらえばいいと思われます。
ポイント① 竣工された年を確認する!!
昭和55年(1980)以降ならほぼ大丈夫。
(設計図が残っていればさらに商品名も確認できれば尚、良い)
その後は、ノン・アスベストと言われる人工に作った太い棒状の石綿が
使用されているので、肺に入っても排出されるそうです。
(現在では発ガン性は確認されていない)
見た目では区別しにくいのですが、目安としては、
今のノンアスベストのロックウールはグレー色なのに対して、
ポイント②
青っぽいか茶色をしているモノは、
アスベストの可能性が高い。
古いので変色も考えられますし、青とグレーの区別は少し難しいです。
次に、触ってみたときの区別は、
指でこすってみると、アスベストは繊維質で、繊維が毛立ってる感じで、
ノンアスベストはもっと棒状でポロポロと粒っぽい。
食用のお酢に入れてみると、ノンアスベストの方は溶けだすそうです。
(全部でない)
ポイント③ 触って繊維質で毛ば立っていたら注意。お酢に漬けてみよう。
この3つのポイントで引っかかるものでしたら、
石綿吹き付け材のメーカーに正式に調査依頼を考える必要があります。
調査の費用は8万円程度だそうです。
数十万もかかるようでしたら、便乗商法の可能性有り、
少しオカシイなと思ってください。
ポイント④
木造住宅で、石綿の吹き付けがされていることは、ほとんどありません!!
点検商法などで便乗されるケースが考えられます。お気をつけ下さい!!
訪問して「石綿が使われてるか無料で調査します!」なんてのが来たら
100%悪徳業者と思って下さい!!
(水道や下水配管の無料点検や、白蟻無料点検って来るのもほぼ100%悪徳業者)
アスベストに関わらず、建築の場合、
必ず見積りを違う業者から2社以上取ることが原則です。
(時価なので、比較検討が必要)
どんなに言葉巧みに乗せられても即決してはいけません。
アスベストに関しては、TVニュースで大げさに言うほど
身近な問題ではないので、今日紹介した4つのポイントに
当てはまる例はかなり低いので、冷静に対応しましょう。
公共性の高い建物から順次、調査・除去作業が優先されるのは
仕方がないと思います。
アスベストに関しては、目で見て気がつく
「吹き付け」以外にも屋根や外壁や内装の天井材などに
含まれている商品が沢山ありました。
もっと問題なのは、なかなか気がつかない、
築25年以上前の建物を、解体・処分する時には
十分配慮する必要があるようです。
(2次製品は、木造住宅にも多く使われてました。)
以上! アスベストについてのレポートでした。
例年、地元の夏祭りに参加してた僕のバンドのライブと
日程が被ってしまい行くに行けなかった。
今年はそのライブもないので、是非行きたかったのだが、
一緒に行こうと思ってた実弟が、空き巣の被害にあってしまい、
20万くらい盗られ、それどこじゃなくなってしまった。
さすがに、ひとりで行く勇気もなく、
天候にも恵まれて苗場は最高だろうな~。
「ROCK大好き!!」とか行ってるクセに、
地元でのこんな大きなイベントに、
一度も行ったことないなんて、俺のバカ、ばか、馬鹿~ん。
悔やんでても、仕方がないので、
たまには、今日は建築屋らしい真面目なレポートを1本。
(は~い!ここ試験に出ます 黒板メモするように!)
ロックつながりで、ロックウール(石綿)の話。
今、唐突に石綿(アスベスト)問題が再燃していますが、
そんなに慌てても、もう遅いちゅーの。
吸っちゃってる人は、吸っちゃってるです。
石綿が原因で死ぬより、交通事故で死ぬ確立の方が
ものすごく高いような気がする。
もっと、危険な食べ物や危険な商品の中に暮らしてるような気がします。
言うなれば、マスコミ先行の
「アスベスト・フィーバー」で、少し過剰反応なんじゃないでしょうか?
最近、「うちの会社に、TVで見た石綿の吹きつけと
同じようなものが見えるのだけど、大丈夫かどうか見に来てくれ!」
っていう相談を受けるようになった。
石綿の吹き付け業者などに聞いたりして少し情報を貰ったので、
せっかくだからまとめてみます。
緊急レポート
「石綿(アスベスト)の吹き付けについて」
まずは、環境省の資料(PDF)を読むとわかりますが、
環境省 アスベストについての資料(PDF)
石綿の吹き付けが行われていた時期ってのが特定されています。
昭和30年(1955)~50年(1975)までに竣工された、
主に鉄骨造と鉄筋コンクリート造の建物の
耐火や防湿・断熱に使用されていました。
正確には、昭和50~55年(1980)まで石綿が1%くらい含まれた
吹き付け材料も使用されていたので、
55年以降(築25年以内)の建物であれば、ひとまず安心と言えます。
概ね、30年前以前の建物の石綿吹き付けが問題になっていると
考えてもらえばいいと思われます。
ポイント① 竣工された年を確認する!!
昭和55年(1980)以降ならほぼ大丈夫。
(設計図が残っていればさらに商品名も確認できれば尚、良い)
その後は、ノン・アスベストと言われる人工に作った太い棒状の石綿が
使用されているので、肺に入っても排出されるそうです。
(現在では発ガン性は確認されていない)
見た目では区別しにくいのですが、目安としては、
今のノンアスベストのロックウールはグレー色なのに対して、
ポイント②
青っぽいか茶色をしているモノは、
アスベストの可能性が高い。
古いので変色も考えられますし、青とグレーの区別は少し難しいです。
次に、触ってみたときの区別は、
指でこすってみると、アスベストは繊維質で、繊維が毛立ってる感じで、
ノンアスベストはもっと棒状でポロポロと粒っぽい。
食用のお酢に入れてみると、ノンアスベストの方は溶けだすそうです。
(全部でない)
ポイント③ 触って繊維質で毛ば立っていたら注意。お酢に漬けてみよう。
この3つのポイントで引っかかるものでしたら、
石綿吹き付け材のメーカーに正式に調査依頼を考える必要があります。
調査の費用は8万円程度だそうです。
数十万もかかるようでしたら、便乗商法の可能性有り、
少しオカシイなと思ってください。
ポイント④
木造住宅で、石綿の吹き付けがされていることは、ほとんどありません!!
点検商法などで便乗されるケースが考えられます。お気をつけ下さい!!
訪問して「石綿が使われてるか無料で調査します!」なんてのが来たら
100%悪徳業者と思って下さい!!
(水道や下水配管の無料点検や、白蟻無料点検って来るのもほぼ100%悪徳業者)
アスベストに関わらず、建築の場合、
必ず見積りを違う業者から2社以上取ることが原則です。
(時価なので、比較検討が必要)
どんなに言葉巧みに乗せられても即決してはいけません。
アスベストに関しては、TVニュースで大げさに言うほど
身近な問題ではないので、今日紹介した4つのポイントに
当てはまる例はかなり低いので、冷静に対応しましょう。
公共性の高い建物から順次、調査・除去作業が優先されるのは
仕方がないと思います。
アスベストに関しては、目で見て気がつく
「吹き付け」以外にも屋根や外壁や内装の天井材などに
含まれている商品が沢山ありました。
もっと問題なのは、なかなか気がつかない、
築25年以上前の建物を、解体・処分する時には
十分配慮する必要があるようです。
(2次製品は、木造住宅にも多く使われてました。)
以上! アスベストについてのレポートでした。