友人が毎年セットしてくれる、狭山丘陵(埼玉県・所沢市)の「一本桜お花見の会」。
昨日は午前中の雨も上がり、昼過ぎには青空が広がる絶好のお花見日和となった。
最寄駅(西武鉄道・下山口)からのんびりと30分近く歩き、丘を上り詰めると目的の「一本桜」が目に飛び込んでくる。
いつ見ても、この堂々たる樹形にはほれぼれしてしまう。
今年は開花が早かったようで、既に、花は殆んど散り終えている。
我々の訪れるのを待っていてくれたかのように、わずかに残る花がいとおしいではないか。
花もさることながら、もとよりこの会のメンバーは「花よりだんご」を望むところ。
満開の時期を外していようとも、へこたれはしない。
まだ陽は高いが市街へ戻り、「昼飲み可」の看板を頼りにお店を見つけて開宴となる。
いずれもリタイヤ後の悠々自適のメンバーは、私の他は、元大学教授や重工企業、IT企業で要職を務めた人たち。
みなさん知識・情報は豊富で、写真や旅行の趣味の話から芸者さんの話まで、話題は尽きることない。
次回は、狭山丘陵の自然を友とする友人の「写真集発刊祝」となるかもしれない。