幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

武蔵野うどんの「龍巳うどん」

2024-06-18 | グルメ

狭山丘陵の東の端、八国山のハイキングの帰り、西武新宿線の東村山駅近くの「龍巳うどん」さんで昼食とした。

二度目のはずだが、お店の記憶が頼りなくなっていて、ずいぶん捜した。

 

うどんのサイズ(量)を「L」で表現している。

つけ汁の器は、孟宗竹をくりぬいて作られたお椀を使用している。

この点は従来と変わりなし。

 

天付き肉汁の「L」を頼んだ。

昔は若かったこともあって、「2Lとか3L」を食べていたのだが、今は「L」で十分である。

武蔵野うどんには、「糧(かて)」と呼ばれる茹でた季節の野菜が付いてくるので、薬味といっしょに肉汁に放り込む。

一部では「糧うどん」という表現を見たこともあるが、この「糧」が武蔵野うどんの特徴のひとつでもあろう。

天付きには、小鉢に入ったかき揚げが付いてくる。

肉汁に浸して、味を浸み込ませて食べる。

 

昼の一時半近く、客も一段落しており、ゆでたてのピチピチとしたうどんが出てきたのは何よりであった。

武蔵野うどん(手打ち)には、太かったり平べったかったり、お店によっていろいろである。

ここのうどんは、その断面がほぼ正方形に打たれている。

しっかりとコシがあるうどんを肉汁にどっぷりと浸け、もぐもぐと嚙みしめたのだった。

記憶を裏切らない美味しさであった。



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