como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

好きな歌を好きなように訳してみました その3 18

2015-02-14 21:03:57 | 遊人庵的日常
18
One Direction


I got a heart
And I got a soul
Believe me I will use them both
We made a start
Be it a false one, I know
Baby, I don’t want to feel alone

So kiss me where I lay down
My hands pressed to your cheeks
A long way from the playground

I have loved you since we were 18
Long before we both thought the same thing
To be loved and to be in love
All I could do is say that these arms were made for holding you
I wanna love like you made me feel when we were 18

We took a chance
God knows we tried
Yet all along, I knew we’d be fine

So pour me a drink, oh, love,
Let’s split the night wide open and we’ll see everything
We can livin' love in slow motion, motion, motion

So kiss me where I lay down
My hands pressed to your cheeks
A long way from the playground

I have loved you since we were 18
Long before we both thought the same thing
To be loved and to be in love
And all I could do is say that these arms were made for holding you, oh
And I wanna love like you made me feel when we were 18

When we were 18
Oh, Lord, when we were 18

Kiss me where I lay down
My hands pressed to your cheeks
A long way from the playground

I have loved you since we were 18
Long before we both thought the same thing

To be loved and to be in love
And all I could do is say that these arms were made for holding you
I wanna love like you made me feel when we were 18
I wanna love like you made me feel when we were 18
I wanna love like you made me feel when we were 18





自分なりの訳詞

ぼくはぼくのハートと
情熱を手にいれた
ぼくの生き方を信じてくれ
ふたりは一歩踏み出した
これは嘘かもね、わかってる、けど
ねえ、もう独りでいたくないんだぼくは

さあ、キスしてくれよ
こうして寝転んで、きみの頬を両手で包んでいると
あの校庭から、ずいぶん遠くにきたみたいだ

18歳のときからずっと
きみが好きだった
あのころから二人ずっと
おなじことを考えてたよね
大好きだよ
この想いが届けばいいのに、って
ぼくはただ、きみを抱きしめて
ずっとこうしたかったんだ、って
口にするのがやっとだったけど
あのころの気持ちで、今、きみと愛し合いたい
18歳だったぼくらみたいに

ぼくらはチャンスをつかんだ
頑張り続けてきたんだから
これまでずっとずっと
胸を張っていいはずだよ
これからもきっと大丈夫だから

ねえ、一杯注いでくれよ
乾杯しよう
夜を引き裂いて、大きく開け放って
なにもかもさらけだしたら
あとは愛し合うだけさ
ゆっくり、ゆっくりゆっくりね

さあ、キスしてくれよ
こうして寝転んで、君の頬を両手で包んでいると
あの校庭から、ずいぶん遠くにきたみたいだ

18歳のときからずっと
きみが好きだった
あのころから二人ずっと
おなじことを考えてたよね
大好きだよ
この想いが届けばいいのに、って
ぼくはただ、きみを抱きしめて
もう離さないって、伝えることしかできないけれど
あのころの気持ちで、今、きみと愛し合いたい
18歳だったぼくらみたいに

ぼくらが18歳だった
そうだよ、あの18歳だったころみたいに

キスしてくれよ
寝転がって、きみの頬を両手で包んで
あの校庭から、すごく遠くにいるみたいだね

18歳のときからずっと好きだった
あのころから、ふたりとも
同じことを考えてたよね

この思いが届いたら
愛し合えたら、って
ぼくはただ、きみを抱きしめて
もう離さないっよて、伝えることしかできないけれど
きみと愛し合いたい
あのころの気持ちで
あのころみたいに
18歳だったぼくらみたいに



 はい、去年出ました1Dの新アルバムからお送りします。
 これも今をときめくEd Seeranの作詞作曲で、パッと聞いた時から、ああ素敵な曲だなあと思ってました。でも、なんだろう、妙に直球な歌詞だけど、ほんとに聞いた通りなだけの内容かしらこれ。
…っと思い、じっくり歌詞を読みだすと、読めば読むほど気になることが…。

 サラッと読んだ限りで想像されるのは、高校とかの同級生どうしが、すこし大人になって、同級生の清い関係からリアルな大人の関係にあらためて一歩を踏み出す、というかもうズバリ言ってしまえばいよいよメイクラブにおよぶ、という状況ですね。
 なにも特殊な場面ではないんだけど、これが僕(男)ときみ(女)の関係だと、どうも引っかかるんです、いろいろと。
 たとえば、
I got a heart/And I got a soul/Believe me I will use them both
Be it a false one, I know
We took a chance/God knows we tried/Yet all along, I knew we’d be fine

 ほかにもあるんだけど、ようはせいぜい22,3歳くらいの男女が愛し合うのに、そんな深い覚悟と真剣な決意が必要なんでしょうか、ってことですね。
 英語だと日本語の感覚より愛の告白も濃いのかもしれないですが、でも18歳で学校を出てから5年もたってないんでしょ? 同級生が恋人に移行するのに、そんなに気負うもんかなあ?

…ということで、なんかこんなことばっか言ってまして恐縮なんですけど、この歌も、男の子と女の子の直球なラブソングより男の子同士の愛の告白、カミングアウト、のように読み解いたほうが、歌詞の趣も深くなるように思えます。
 そのように考えると、playgroundという単語は男の子同士のほうが自然になじむし(彼女が運動部の女子マネだったという設定でもなければ)、゛Be it a false one” ‘I know" と何気に掛け合いになってるところなんかもそれ臭いし、Let’s split the night wide open云々のくだりなどは、これってメタファーでしょ、と深読みしたくなるし。

 いや、でも、これはもうホント無責任な思い付きで、そんなことまずないと思いますよ。ないないない。AppleのCEOがカミングアウトした日にLouisがたまたまApple印のTシャツを着てたというだけで、すわっ同時カムアウトか!!と騒然となるような業界ですもん。そうしたことにはとくに気を遣うでしょう。
…でも、そうはいってもゲイ疑惑騒動もある意味狙ってる、みたいな感じはあるよな…。


 で、とりあえずどう聞いて解釈したとしても、揺るがないのは、この絶対的なピュアさ。歌詞もきれいなんだけど、5人の声とか歌い方がほんとにういういしく、なんかもうピュア!としかいいようがなくて、大人としては、かなり心に刺さってしまいます。
あまりにもまっとうにピュアなのも、「ゲイ応援ソングかも…」などと勘繰ってしまうツボかもしれません(いや、勘繰ってるのわたしだけなんですけどね)。

 まあ、ゲイ云々はぜんぜん別の話として、内容はわりと直球で単純です。ただ、それをどう日本語にしたら自然になって、それなりにナチュラルな世界が出せるかというのは、けっこうな頭の体操になりました。
 っていうかこういうアタマのエクササイズがやりたくて、英語に堪能でもなんでもないのに訳詞なんか試みているわけなので、この手の、訳しだいで死ぬほど恥ずかしくもなるというスレスレな世界ほど、やってて楽しいもんなんです。
 とりあえず、Loveは行為としての「愛し合う」と分けたいので、ストレートに「愛してる」とはあえて訳しません(愛してる、とか日常的にそう簡単に口に出すとも思えないし)。
 しょっぱなのI got a heart/And I got a soul/Believe me I will use them both、それからリフレインのAnd all I could do is say that these arms were made for holding you、このあたり難しくて、直訳するとなんか理に落ちたような強張った感じになるんですよ。ここはピュアで素朴な感じを大切にしたかったので、思いっきり意訳してみましたけど、ぜんぜん原文と違うのはご愛嬌で勘弁してくださいね。

 かくれファン人生を歩んできたのにいつのまにかだだ洩れになり、「ワンダイレクションのコンサートとか行くの?」などと面と向かっていわれてしまったりする今日この頃。
行けるわけないじゃないですか。

                 


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