como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

軍師官兵衛 第24回(付・ダウントン・アビー第6回)

2014-06-16 22:23:14 | 過去作倉庫11~14
 今週は純粋につまらなかったです。やっぱり荒木村重の存在って、なんだかんだいって大きかったんですね…ということを実感した回でした。ここんとこしばらく、村重の破滅へのカウントダウン一択で緊張感を作り出していた感があるので、いざ退場してしまうと、なんかもうほんとに翌朝のビールみたい。
 それとねえ…やっぱり大河ドラマにおいて脚本というのは何より大切なんだと思います。ほんとどうしようもないもん、脚本が。やる気というものがまったく感じられないんだもん。
 まあ、脚本が勘違いしたやる気を全開させ、とんでもない自己満足ファンタジーにつっ走るのも考えもんですがね。個人的に、そのような自己満足劇場を見ると蕁麻疹がでてくる体質なので、そっちのほうがマシとはどうしてもいえないのが辛いところなんですよ。
 だから、この「官兵衛」の、まったく感情的なしがらみが積み重なっていかない、その場限りの安直な展開、歴代大河ドラマのセルフコピーに安易にどっぷり浸っている怠惰な空気、そういうものにいいかげんゲンナリしながら、「だからって『平○盛』のほうがマシなんてことはないんだから!」と自分に言い聞かせつつ、毎週がんばってみてるんですけど…。
 今週は、官兵衛幽閉後のPTSD克服と、三木城・御着城・本願寺の戦後処理三題というのがおもなテーマでしたが、ううう……ここまでの24回、ほぼ折り返しに至るまでに、なんの感情的なものも積みあがっていないというのが如実にさらされる回となりました。
 今週はたいした内容でもないので(たいした内容の回なんて無いといえばそれまで)、例によって、かいつまんでちょっと突っ込んでおわりにしたいと思います。

第24回「帰ってきた軍師」 ってあまりにもくだらないサブタイすぎて…

今週の二大悲劇 別所長治と顕如のサヨナラ公演不発弾

…といっても、顕如(眞島秀和)はこれがサヨナラかどうかわかりませんが、サヨナラだとしたらひどい扱いも度を越してると思います。「信長は正新町天皇の仲介で、本願寺法主・顕如と和解した」って数秒で処理。なにこれ。どゆこと。責任者を呼びなさい。
 というか眞島秀和さんに謝れよ。「美しすぎる法主」とさんざんチラ見せで煽っておいて、しばらく番組内遭難していたと思ったら、最後2秒くらいのアップでナレーションかぶせて「示談」ってなんだそれ。
 こんご、秀吉のまわりをチョロチョロして出番があるのかもわかりませんけど、本願寺勢の籠城も信長包囲網もまともに描けなかったのに、このあと見せ場を作れるとも思えず。ほんとにねえ、思いつきで役を増やしては、ロクに使いこなせず、花も実もあるイケメンやベテランを無駄に浪費するのがこのドラマのデフォなんかねえ。こういうのも、スターを湯水のように使い放題だったバブル時代の大河ドラマのバブリー体質ばっかりセルフコピーした感じで、なんともいえない。
 そして三木城籠城戦の結末。これは単純にいってひどい。二年も籠城して頑張ってたというのに、しかもその中には長澤まさみもいたっていうのに(ドラマ違)、ドラマ内でほとんど説明してもらえず、オマケの官兵衛紀行でちょろっと触れた程度。さらにその籠城戦の結末が、本編で扱ってもらえずアバンで処理って、なにそれ。どゆこと。
 開城にあたり、泣き崩れる家臣を集めて声涙共にくだる宣言をする別所長治。一世一代の長台詞もカット、ナレーションかぶせて口パクで、あっというまにご臨終。いくらチョイ役だってこんな目にあう理由はないです。
 これをみてると、なにか「功名が辻」がすごい良くできた大河ドラマだったような気がしてきます(時の流れってすごいですね)。
 三木城の開城を差配した官兵衛は、城主一族を自害させた城に、食べ物と酒肴を差し入れるのです、それで当地では決して評判のよくない信長軍も、なかなかイイところあるんだと、宣伝効果があるはず!などといい、蜂須賀小六とか小一郎に「官兵衛は変わった」「前にもまして鋭い」とかなんとか絶賛されるんですが、そんなもん天才軍師でもなんでもなくても、「天地人」の直江兼続だって思いついてたわ
 とゆーことで、はからずも「功名が辻」とか「天地人」を再評価する結果になってしまいました。過去作リスペクトにみちみちた素晴らしいドラマですねホント(イヤミでいってます)。

寸止め劇場は見飽きた。

 そして官兵衛のプライベートな戦後処理、自分を裏切った御着の小寺政職(片岡鶴太郎)の始末というのがあります。
 御着のバカ殿は、長らく仕えたイエスマン家来の二人組・小河某と江田某に愛想を尽かされ、自らは単身、ガキ連れて逃亡します。このイエスマン二人組(上杉祥三・磯部勉)ですが、最後までほとんど見分けがつかないというか、どっちがどっちでも別にどうでもよかったという、ひどい没個性のコンビでした。大河ドラマの基本をなめていると思うのはこういうとこです。しかも、大河出演歴豊富な名バイプレイヤーのお二人に、どういう仕打ちだったんでしょうかこれは。眞島さんの次に、上杉さんと磯部さんにも謝ってほしいです。
 そしてバカ殿は、ガキ連れて山野をさまよっているところを捕縛され、姫路城に連行されてきます。尾羽打ち枯らしたバカ殿に向かって、積年の恨みをぶつけるお父ちゃん(柴田恭兵)と、官兵衛配下のレッツゴー三匹(濱田岳・速水もこみち・高橋一生)
 このバカ殿をどう始末するかは、最大の被害者である官兵衛の胸一つに託されます。「自害しなさい」と言っても逃げ惑い、熊手や籠などの農具を盾に抵抗しようとするバカ殿。あさまくしも見苦しいざまを見るに耐えず、官兵衛はやおら抜刀すると、ヤッとばかりにその首を…。
 落とさない。寸止め。まあこれはとーぜん予想されたことで、どーでもいいっちゃいいんですけど、こういうの「平清盛」にも何度もあった気がするし、このドラマ内でも信長の高山右近への寸止めとか、なんか、大河枠でこれはもう見飽きた感があります。
 話は全然かわりますが、この間まで地上波の木曜時代劇で「銀二貫」というのをやっておりました。そのプレ最終回で、主人公(林遣都)が、親の仇(風間俊介)に刃を向ける場面があり、そっくりの寸止めだったんだけど、これはもう泣いた泣いた。思い出しても目頭が熱くなります。全9回のドラマでしたけど、そこまでで積みあがってきた主人公の過去の重さとか、それを寸止めの刃で断ち切る想いとか、ほんと胸に迫る名シーンでした。
 比べて、なんだったんでしょうかこちらは。いままで24回のドラマのなかで積みあがってきた感情なんか、なんもないじゃないですか。ただただ目立つのは、鶴太郎さんの一人芝居まがいの個人芸だけ。そりゃ鼻の頭を赤くしたり、怪演って意味じゃめだってるかもしれないけど、「太平記」の北条高時の最期の神演技を思い出してしまうと、こんなとこでなにやってんだかなあ…ってなもんです、正直な話。
「官兵衛」と「銀二貫」を、そもそも比べる筋のもんじゃないのはわかってますけど、つくづく思ってしまったのは「脚本って大事ね…」という、ほんとに素朴なことでした。そこまで8回で人間同士の愛憎、憎しみの闇の深さと愛情のこまやかさをしっかり描けたドラマと、1年スパンのうちの24回までやって人間関係の感情的な屈折が何一つ積みあがらなかったドラマと、その差が如実に、似たようなアングルの寸止めに現れて、なかなか感慨深いものがありましたよ。その差はなにかといったら、脚本力に尽きるんじゃないですか。やっぱり。役者さんに何も罪はないです。
 あと、どーでもいいけど、政職の首を落とせなかった官兵衛を秀吉が「えーんじゃえーんじゃ、それでこそ官兵衛じゃ、ワシの軍師じゃ」とかいって気持ち悪いくらいヨイショし倒し、そんでまた顔とか首とかベタベタベタベタ触るのも、なんなんでしょうね。秀吉ってそーゆーキャラなの?そゆことなの?
 脚本があまりなせいで、役者さんたちがどうにか濃い味をつけようと頑張った結果がこうなるのかもしれませんが…なんか嫌な方向にすすんでるなあ。収拾のつかない個人プレイのてんこ盛り。
 
 それでも主役は良かったですよ。

 まあね、官兵衛の岡田君が明らかに「今週からキャラ変えました」的な。目つきも悪く、ヒゲデビューなんかもして、声色も変えて出てきたのはわかりましたけど、こういうのはあんまり作らなくていいです。作らなくても、45分のおわりのほうには幽閉以前の素のキャラに戻ってましたから(笑)。
「太平記」の真田さんだって、どこかで急にキャラ替えました的なことはなかったわけで、でもトータルでみたらあきらかに(最終回近くの回想シーンなどみるとハッとするくらい)変わってた。それでいいんだと思います。
 べつに、ガラッと人が変わってしまった官兵衛の苦悩の深さ…てなもんは特に感じもしなかったけど、こういう真っさらな好青年が、やむを得ず冷酷さを身に着けていき、目つきなんかも変わっていく兆しは感じられて、それはとても良かったと思います。
それって冷酷さというよりも、虚無感なんですよね。「太平記」の真田さんも、熱い青年からだんだんに変わっていったのは、虚無感を濃くしていく方向だったです。そういう意味で、今週の岡田君のまとう雰囲気にはちょっと引き込まれるものがありましたが…。
だから、それを生かせる脚本力さえあればなー。ほんとにもう。さいご、藤の花を家紋にさだめて、「黒田一家はこれからも力強く生き抜いていくのだ、おー」とか演説するとこなんか、ほんとにもう、この愚鈍な脚本を誰かなんとかしてくれと、アタマ抱えたくなりましたがな。

こんなところでまた来週っ。


そしておもむろに今週のダウントン・アビー

サブタイトルは「通い合う想い」。

 今週はシーズン1のプレ最終回。すごいテンコ盛りの盛り上がりを見せた回でした。あっちもこっちもホレタハレタの花盛り、悪だくみあり、過去の告白あり。
 まず、グランサム伯爵の末娘シビルが、先週から、アイルランド人の運転手の影響で政治に興味を持ち、町の政治集会とか、選挙の開票速報(?)みたいなのに足を運ぶようになります。当時の選挙はあらっぽく、暴動に巻き込まれたシビルは頭をぶつけて失神してしまい、たまたま通りかかったマシューに救出されて、お姫様抱っこで家に連れ帰って貰います。
 これで恋に落ちないほうが変だという展開で、シビルはメロメロに。ただ、この恋の話はいったんお預けで(来シーズンまで?)マシューはとりあえず、メアリー嬢との進展に今週は集中します。
 ついに「もっと二人で会いましょう」などとお嬢様に誘いをかけたマシュー。シビルの事故の一件でふたりはさらに濃厚に接近し、ついに、夜食のサンドイッチを挟んで熱いキッスをかわすまでになります。
 いや、もうこの二人が素直に惚れあって結婚すればなんの問題も起こらず、このドラマもシーズン4からさらに続くまで盛り上がることもないでしょうから、このまま落ち着くってことははないと思いますが…。とりあえず今週は、お互い愛を確認し、マシューはプロポーズまでこぎ着けます。
「マシューにプロポーズされた」とお母さんに打ち明けるメアリー。ですがその心には一抹の不安が…。というのは、例のオスマントルコ腹上死の一件が心の傷になっているんですね。これをマシューに打ち明けてからでないと、というわけです。
 この求婚一件に先立ち、コーラ夫人はバイオレット様に、オスマントルコの腹上死のことを告白しています。あまりのショックに「いや、やめて聞きたくない」と拒絶したバイオレット様も、数日たって気を取り直し、あらためてコーラ夫人を訪問して「あなたに敬意を表する」と言います。「こういうときに何より大切なのは事態を悪化させないこと、あなたは自分の手で遺体を運んで行ったのよ、できないことだわ」と。うう、バイオレット様カッコいいなあ。この人、同じ立場だったら同じことしたよね、多分。高齢とか関係なく(キッパリ)。
 そして強いきずなを結んだ嫁姑は、メアリーとマシューがくっつきそうだという話にことのほか喜色を浮かべるのですが、メアリーが腹上死の件にこだわっていると聞き、バイオレット様は「恋愛小説の読みすぎ」とバッサリ。「誰だって秘密を隠して結婚するものよ」けだし名言(!)それと「(マシューの求婚を受けなかったら)イタリアにいかせて選り好みをしないイタリア人と結婚させるのよ」。すみません爆笑しました。
 ところでメアリーとオスマントルコって、結局さいごまで行ったんだろうか。腹上死するくらいだから、それはことのほかのことで…やっぱし行ったんでしょうね。だったらマシューと結婚しても初夜にバレるよな。いまと違って、そういうことは大問題だと思うので、メアリーが気にするのも解る気はする(でもイタリア人ならきっと気にしないよね)。
 そんで今週は、もう一方の使用人サイドのほうもテンコ盛り展開でした。第1回から引っ張っていた従者ベイツの過去の一端が明かされるんです。
 先週、貯蔵庫のワインを盗んでいるところをベイツに見られたホモの下僕トーマスは、ベイツをワイン泥棒に仕立てて罪を着せようと、またオブライエンと悪だくみをします。どうでもいいけどこの二人の悪だくみってどうしてこう底が浅いんでしょう。トーマスに(ホモとは知らず)メロメロな台所女中のデイジーをだまして偽証させ、執事長のカーソンに、ベイツがワインを盗んだと密告します。でも、カーソンさんベイツさんには大きな借りがあるからね。ほら、お笑い芸人だった過去をばらさずに胸に収めてくれた、という。
 といっても「愛する人の醜聞には耐えられない」といってもんもんと悩んでいるカーソンさん。それを見て「えっベイツさんを愛しているって、どゆこと」みたいなリアクションをするヒューズ家政婦長の素ボケが素敵すぎましたが、この愛する人の醜聞って、メアリーの悪いうわさがロンドンに流れたことだったみたいですね。
 でも、良心がとがめたデイジーが偽証のことを告白し、トーマスとオブライエンはまずい立場に。ところが、ベイツがカーソンに、意外なことを告白します。「わたしはここに来てから一滴たりとも酒を飲んだことが無い。過去の私は酒におぼれて、窃盗で逮捕された前科があるからだ」と!
 ベイツを愛するアンナはこれを聞いて多大なショックをうけるのですが…。別に悪いことしたってわけじゃないのに、これを告白したからには「辞職します」ということになってしまいます。
 さあ来週はいよいよ、ベイツと伯爵の過去があかされるのでしょうか?あと、イーディスがオスマントルコ大使館に送ったリークの手紙の結果は? さらに予告編でコーラ夫人が、もうそうとう煮詰まってる展開がさらに斜め上に吹っ飛ぶようなことを発言してましたが、それもどうなるのか!!!
というか来週シーズン1の最終回なんですが。この混乱をどう収拾付けてくれるんですか??!!

 また来週…。


15 コメント

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そう..ですか... (あおあお)
2014-06-17 00:10:30
「今週は純粋につまらなかったです。やっぱり荒木村重の存在って、なんだかんだいって大きかったんですね…ということを実感した回でした。」

そう..ですか...
つまらなかったですか....
録画してますが、消去しようかな。

いやいや、岡田君ってやっぱりカッコいいから、消音で見ようかな。悪いのは、ツマラン脚本だから、ツマラン台詞を消して見ればいいんだ!

と言うことで、消音で見ます(笑)
早く千利休出てこないかな。荒木村重も、茶人として再登場するのでしょうか?
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全くもって同感 (もも)
2014-06-17 00:49:25
お久しぶりです。
いつも楽しい感想を拝読しています。
上杉氏と磯部氏については、全く持ってその通りです。
2個1の扱いで、いいのか?と、毎度思ってました。
そして、銀二貫。
あちらは少ない話数であんなに感動があったのに、と羨ましい限り。
秀吉のお顔ナデナデは、もはや恒例行事のよう。
でも、官兵衛が嬉しそうだったので、今回は良しとします。
脚本の前川さんって、よほど人の気持ちを描写するのが苦手なんでしょうかねえ。
伏線もなく、いきなりバーン!どうだ!泣けるだろー!が多くて、別な意味で泣けます。
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ずっと拝読しておりました (潤之)
2014-06-17 03:02:30
はじめまして。篤姫レビューからの拝読させてもらっています。篤姫では笑わせてもらっていました(特に後半)。
今は土曜の再放送をながら見または飛ばし見になってしまっています。一つだけ感想を申しますと、主演の方にV6の岡田准一から俳優岡田准一への変化がまだ起こってない(変化の可能性はあると思います)。(スペシャル)大河つながりでは本木雅弘さんの様にです。
最後に、感想ではないですが、中川翔子さん、ミッキー・カーチスさんのゲスト回は大手事務所がゲスト枠を獲得出来たのかもと思います。来月もそういう回があるようです。いつもブログ更新ありがとうこざいます。
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ダウントンアビーさらに混乱 (kiyoko)
2014-06-17 04:50:32
今回のダウントンアビーも盛り上がりましたね~!
私的には、メアリーとマシューがキスした時「ええ~!!」と叫んでしまうくらいビックリしました。
メアリは、ライバル(シビルとか?)が出てくると燃え上がる体質なんだろうか?
来週が見逃せません。しかもコーラにとっても家族にとってもサプライズな喜び事が、思いもかけず事態を複雑にさせてしまう方向に導くって・・・上流階級に生きる人も楽じゃないですよね~。
今年の大河ドラマも(『も』ですよ『も』!)残念な出来上がりで、さらに来年は見る前から絶望している私にとっては、再来年の堺雅人主演、三谷幸喜脚本の「真田幸村」に関して、庵主様がどういった感想を持っていらっしゃるのかお伺いしたいのですが・・・。
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薄幸男優 (SFurrow)
2014-06-17 20:33:40
私も顕如様のセリフが一言もなく怒り心頭です!そういえば「天地人」の秀次の時も、一瞬だけのセリフなし出演だったなぁ。あれに比べたらマシだったかも。
ところで薄幸女優というのはよく言われますが(奥貫薫さんとか木村多江さんとか)私的にご推薦の「薄幸男優ご三家」は、眞島秀和さん・小市漫太郎さん・平田満さんです。もっとも平田さんは最近、貫録がついてきたので、窪田正孝くんに選手交代かな?

ダウントン・アビー、あっという間にプレ最終回。引き続きシーズン2の放映はないんでしょうか? サッカーだの野球だの終わってから、秋頃になるのかなぁ。待ち遠しくて、ついついネットあさりでネタバレしそうだ…
「下僕」⇒「従者」⇒「執事」の階段は、時代劇でいうと「小姓」⇒「側用人」⇒「ご家老」みたいな感じですかね。
メイドたちも、小間使いメイドは奥様お嬢様と毎日接しているけれど、台所のメイドは、呼ばれて会うまで顔も知らないってすごい。
ベイツ氏の謎は、今シーズンでは積み残しのままになりそうな予感(-_-)
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ちんちくりん?? (じゅでぃ・すみす)
2014-06-17 23:23:23
いやあ、今回は、岡田君がなぜかすごーくちんちくりんに見えてしまったのが印象的でした。私だけでしょうか?あ、岡田君、好きですよ。時々、アクセントがぽろっと崩れるところが、なんか、好感持ててね。「姫路」と、ちゃんとネイティブのアクセントで言えるのが、赤松の殿亡き後、彼だけなんで、いい感じです。

小寺の殿を切らなかったのは、うーん、ルパン三世の五右衛門ではないですが、「つまらぬものをこの刀で切りたくないわ」みたいな台詞があったら、納得だったかなあと思ったりもしました。そうですね、ももさんおっしゃるように、この脚本家さんのまずさがあるのかも知れませんね。そういう一言があるだけで、見てるもんの納得度は変わってきますもんね。

そして、皆さんおっしゃってるように、顕如様やあれだけ引っ張ったのに別所長治殿の最後はひどかったですね。まだ台詞があって、子供を抱えていただけ別所殿はましだったのかも知れません。そんな私の今の心配は、毛利家の皆さんの行方です。固有名詞としては毎回「毛利が・・・」と出てきますが、一度も姿を見せず。このまま、過去の人になってしまいはるんでしょうか?鶴見辰吾さん、もっかい見たいです。折角なんやし。
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利休は… (庵主)
2014-06-21 20:13:59
>あおあおさん

コメントありがとうございます。
まあ、つまらないというのも主観ですので…(っていうかこのblog主観以外なにも書いていないんですけど)。
こんな戯言など気にせず見ていただけばいいと思いますけど、主観で言わせていただけば、ほんとにつまんなかったです。
村重を再登場させて使いこなせるとも思えませんし、顕如の扱いひとつみても、利休を使いこなせる見込みもないですが、わたしも、とりあえず登場するか、誰が演じるかは注目したいです。
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銀二貫! (庵主)
2014-06-21 20:20:39
>ももさん

コメントありがとうございます。
感動シーンばっかりコテコテに盛るのは、最近の傾向のようですね。
上杉祥三さん、磯部勉さんのお二方は、大河ドラマだけでなく、幅広くご活躍の個性的なベテランでいらっしゃって、このドラマ的には重鎮といっていい存在ですのに、あまりの扱いのひどさ。
銀二貫、御覧になったのですね。全9話で主人公の人生の物語を、大きな円環を描いて完成させたドラマで、すばらしかったですよね。
かたや、50話使ってもあそこまでの完成ができるのかなあ…と早くも不安になっております。
もはや前川氏が脚本家いてないんじゃないか(OPクレジットの肩書も「脚本」でなく「作」になってますし)と疑わしい今日この頃ですが…どうなんでしょう?
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化けるのだったら… (庵主)
2014-06-21 20:27:49
>潤之さん

ようこそいらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
篤姫ですか…。もはや懐かしいですね。ずっと読んでいただいてありがとうございます。
モックンは、「徳川慶喜」のころにはすでにアイドルでなくいっぱしの俳優として堂々としてたように思いますが、「太平記」のころなんか、今見るとアイドルっぽく、ういういしいですね。
まあ、岡田君もあんまり事務所しばりがキツく、写真NGとか、脚本の設定にも遠慮があるようなうちは、化けようったって無理でしょう。本格的なプロの俳優になりたければ、事務所をやめて移籍するのが手っ取り早いのではないでしょうか。
もはやドラマ内容には大した期待ももてないので、無駄に豪華な大物のカメオ出演なども、その場限りのネタとして楽しみたいと思います。誰がでるのかしら。わくわくww
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楽しみにしてます。 (庵主)
2014-06-21 20:37:33
>kiyokoさん

コメントありがとうございます。
いやあ…この話(ダウントン・アビー)、メアリーとマシューがすなおに結婚すればなんの混乱もなく八方まるく収まったのに、今さら何だって感じでしたね。対抗馬があらわれると燃えるたちのメアリーw あの金持ちのオッサンにも、その気もないのに一瞬燃えてましたからね。そしてマシューのツンデレに弱い体質もw

真田丸ですが、そうですね、わたしも一時、真田太平記の妄想キャストを組んだ位なので、思い入れはあるし、純粋に楽しみです。天下の三谷氏なので、多少視聴率がわるかろうと、NHKが口を入れて無難なつまらない話に変えちゃうってこともないと思いますし、三谷流で(良くも悪くも)突っ走っていただきたいです。
再来年の(自分まわりの)状況が許せば、クルマを駆っていっぱい史跡めぐりにもいきたいと思ってます。なにより近場なので。 
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